旅 日 記


一年計画の尾瀬ヶ原


草津温泉から軽井沢へ 2007年6月6日(水)


 今日も良い天気である。爽やかな風に誘われて、もう一度湯畑までお散歩。温泉卵と温泉饅頭を買い、ベンチでいただく。なかなかおいしいじゃん。

 今日はこれからばあさんたってのご希望である軽井沢を目指す。軽井沢ブランドと言えばやはり女性に大人気だから? では何を買いたいの? なに? ケーキとソフトクリーム、そして蜂蜜とジャムだそうな。ん? そんなの軽井沢には全く関係ないし、またどこでも買えるじゃん。

 新緑がまぶしい静かな高原の中、有料道路鬼押ハイウェーを快適にドライブ。ほどなく到着した鬼押出し園では浅間山の噴火の凄まじさを実感。浅間山にかかった雲が何とか取り払われたが、見通しはあまり良くない。ツツジやイワカガミなどの花も咲いていた。


 次は白糸の滝。富士山の白糸の滝ほどではないが、新緑の中流れ落ちている様はなかなかの風情である。
ワイド写真

 間もなく北軽井沢に差し掛かる。深い森の中に旧三笠ホテルが建ち、別荘も見られるが、ただ新緑が美しかっただけ?

 町営旧軽井沢駐車場に車を停め、いよいよ軽井沢のメーンストリートを散策。ばあさん、まずはミカドコーヒー店で買ったモカのソフトクリームを舐めながらのそぞろ歩き。なんだか楽しそう。


 ところが蜂蜜は何と2500円だそうな。いつも行っている愛東マーガレットステーションでは同じ種類、そして同じくらいの大きさの蜂蜜が1400円だと驚いている。またほんに小さなビンに入ったジャムは525円。やはりこれが軽井沢ブランドと言うこと?

 「結構うろうろしたし、ちょっとしんどいわ。ケーキとお茶でもせぇへん?」 

 そこで観光会館で教えてもらったケーキ屋さんへ行くと・・・なに? 今日、喫茶はお休み? そこで目の前の喫茶とケーキの看板がかかったお店へ。え〜? コーヒーが840円? ケーキセットは1500円? まあ、雰囲気はそこそこだけど・・・座ってしまったから帰る訳にもいかないじゃん。

 そんなこんなで尻尾を巻いて早々に退散させていただきました。ここ軽井沢は我々貧乏人夫婦が来るところでは無さそうです。これは失礼いたしました。


 さて、小諸インターチェンジから高速道路で帰るとしますか。ところが小諸が近くなったところでビーナスラインの標識がでてきた。時間はまだ1時30分。ならば新緑の中のドライブでも楽しむか? ところが肝心のビーナスラインへの次の標識が出てこない。どう走れば良いの? え〜い、こうなれば一度走ってみたかった麦草峠へ行っちゃえ〜。

 佐久市から国号141号線を南下、そして国道299号線へ。これがヘヤピンカーブが連続するとてもタフな道。見晴らしなどほとんどなく、ただただ走るだけ? もっとも新緑は見事でしたが・・・。

 ようやく白駒池に到着。なに? 駐車料金がいるの? その上白駒池までは15分以上歩かなければならないそうな。

 「そんなんしんどいわ。歩くんはもうええ。待ってるさかい行ってきぃ。」

 とばあさん。だが1時間近く待たせるのもお気の毒? いや、私とてしんどいのは同じかな? ならばと通過するとほどなく麦草峠。標高は2127mだそうな。なるほど、これではこのように急な上りとカーブが連続した訳である。これは納得。と言うことはこの先も?

 今度はひたすら下りのカーブが続くタフな道。ようやく茅野、そして諏訪インターチェンジから高速道路へ。結局時間がかかっただけのくたびれもうけになってしまった。


 そんなこんなで帰り着いたのは9時30分になっていた。小諸から高速道路を利用していれば7時半には着いていた? まあ、その分料金は2000円ほど助かりましたが・・・。なに? 高いガソリン代を考えると・・・? ばあさん一言。

 「アホちゃう?」

 全走行距離、1255Km。あ〜疲れた・・・。


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