旅 日 記

浄土ヶ浜

2009年8月9日

 立秋を過ぎてもこの梅雨空。気象台では今年、東北地方の梅雨明けを発表しないと決めたそうだ。天気予報でも当分の間、好天は望めそうにない。

 なのに昨日、次男の家族がお見舞いがてら遊びに来てくれた。なに? 夏休みが9日間? その内4泊5日、付き合ってくれる? この秋田で孫と過ごせるとは・・・なんと幸せなことよ。

 今回もばあさんのご要望は多岐にわたる。その第一弾の竿燈祭りは何とか好天に恵まれた。なに? 次はうに丼? そこで早速、彼の車で揃って宮古市までひとっ走り。約3時間半のドライブである。昨日は少し渋滞にもはまったと言うし、大丈夫かな? もっとも我々とは違い、運転手は二人だけど・・・。

 魚菜市場の食堂で食べたうに丼。満足そうに笑顔がこぼれんばかりのばあさん。私はおいしいお刺身に舌鼓。そりゃ〜孫といっしょの食事だもの・・・。

 ついでに浄土ヶ浜へ寄り道する。確か駐車場からは10〜15分歩く必要があったが、足が悪いことを告げると近くの駐車場まで行かせていただけた。ただし一方通行道路の入り口でチェックされ、申込用紙に記入する必要がある。

 前回は青空が広がる秋だったが・・・なんだか雰囲気が違う? それもそのはず、なんと海水浴場になっているではないか。いかに夏とは言えこの雲り空、その上岩手県、泳ぐには寒くない? それでも結構賑わってるじゃん。

 その時には水際を乱舞していたウミネコが今日は子供を中心とした海水浴客に占領され、遠くの岩陰を寂しそうに飛び回っていた。なんだか少しばかり拍子抜け? やはり海は晴れた日でなくっちゃ〜。ヨットが優雅に通り過ぎて行った。

 水辺で遊ぶ孫たちを眺めるばあさんの優しい目・・・。いや、それは私も一緒かな?

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