旅 日 記
旭川&釧路 ロングステイ
旭川から釧路へ 2009年10月4日(日)
今日はいよいよ旭川を離れて釧路へ移動する。 当初この時期、雪で各峠が通れないこともあるかと心配していたが、どうやら杞憂に終わったようだ。 何分冬用タイヤなどの持ち合わせもなく、また雪道などここ何年も走っていない。 地元の人に聞けば、
「雪は10月末ごろっしょ。」
と何を心配しているの? と怪訝そうな顔をされた。
さて、どの道を行く? 美幌峠を通って屈斜路湖、摩周湖? いや、前回と同じように足寄から阿寒湖? しかしばあさんは観光より少しでも早く釧路に到着したいそうな。 まあ、泊まるところがどんなところかわからず、お片づけも・・・となると、もっともと言えばもっともなこと。
そこで再び国道273号線で糠平湖から士幌、そして国道274号線で本別、白糠を経由して釧路まで走ることにした。
出発は6時。 いよいよ旭川ともお別れである。 たった3週間だったのに、なんだか少し寂しい?
7時過ぎ、層雲峡到着。 さすがに先日よりは色付きもよくなり、えも言われぬ紅葉・・・。 これは素晴らしい。
旭岳から始まり、銀泉台、大雪高原、十勝岳、そして10月1日の層雲峡と大満足だったのに、本日、このダメ押しの一打でノックアウト? 旭川に滞在したのが大正解だったと改めて実感。
しばらく走ると見えてきた大雪連峰には雪が・・・。 そうか、一昨日、昨日の雨は山では雪だったのか。 旭岳、黒岳はどんな様子なのだろう。 こうなればロープウェイでもう一度登ってみたい気もするが・・・。
国道273号線の白樺並木の黄葉も葉を落とし、強い風に木の葉が舞っている。 冬はもうそこまで来ているようだ。
糠平湖の紅葉も少しは進んだかな? それより青空に映える水の色・・・こんなに美しいところだったの? 馬子にも衣装・・・いやお日様の威力は甚大なり・・・と言うことのようだ。
本別町では道路沿いに一面黄色い畑。 またキガラシだろうと良く見てみると、なに? ひまわり? 少し背が低いから違う品種かな? 北海道は紅葉や牧場だけではなく、手を変え品を変え、いろいろと楽しませてくれるところのようだ。
午後2時、5年振りの釧路へ。 一晩泊まっただけだが、なんだか懐かしい気がする。
釧路の滞在先は 「みなと21」 と言うウィークリーマンション。 管理人さんは日曜日でお休みのところをわざわざ出向いてくださった。 延長は可能と言うので、とりあえず一週間の契約。 ツインの部屋で 39900円と預かり金が20000円。 光熱費は自己負担で退去後清算をするそうだ。
このマンションは部屋へ入るのに鍵を4回使わなければならない。 まず玄関、そしてエレベーター、各階にはもう一回ドアがあり、そして部屋を開ける。 外部からの侵入を防ぐにはこれだけのことをしなければならないのだろう。
部屋には調理用品、食器など全て揃っていて、食材などを用意すればすぐに生活できる。 持ち込んだのは炊飯器だけで今回持ってきたオーブントースターも車の中。 ただ、洗濯は一階のコインランドリーを利用しなければならない。
幣舞橋に近く、また向かいには釧路フィッシャーマンズワーフMOOがあり、町のほぼ中心と言うところかな? 3階の部屋は騒音も聞こえず、とても静かで一安心。 さすがに釧路は寒く、早速ストーブのお世話になる。 しかし、これでも今年は暖かいそうだ。
早速お買い物に。 大型スーパーまでは10〜15分ほど。 大きな町で大都会のように思えるが、人口は18万人だそうな。 それだけ町に余裕が感じられる。 魚がおいしいところだし、炉辺やお寿司などなど・・・これもまた楽しみである。
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