旅 日 記
旭川&釧路 ロングステイ
旭山動物園 2009年9月16日(水)
旭川へ到着する少し前、大雪連峰に初冠雪のニュースが流れていた。 やはりそれだけ寒いのだろう。 覚悟はしていたが、昨日、一昨日と寒さはほとんど感じない。 いや、かえって少し暑いくらいだ。
一昨日も美瑛を走っていると窓全開でちょうど良い。 ばあさんなど暑い、暑いと言っている。 ならばエアコンでも入れようか? いや、事実駐車していた直後に一度だけエアコンを入れたことがある。
昨日は雨模様の天気予報。 なのに曇り空から青空も覗いてきた。 どこか出かければよかったね〜、と言っていた矢先の午後2時過ぎ、今度はどしゃ降りの雨。 これが北海道仕様のお天気か?
今日は曇り空だが、雨は降らないようだから旭山動物園に出かけよう、と8時30分に出発。 マンションからは20分くらいのところ。 開園は9時30分だが、たくさんある駐車場の中、足の悪いばあさんのためには正面の駐車場に停める必要がある。 収容台数50台らしい。
到着すると早くも入場口には長蛇の列。 やはり聞きしに勝る人気らしい。 入場して早速車椅子を借り、ばあさんを乗せて少し急な坂を下る。
まずはフラミンゴのお出迎え。 この動物園は小高い丘にあり、園内は坂道が多い、いや、坂道ばかりと言っても過言ではない。 園内を走るシルバーシャトルバスで頂上付近まで乗り、そこから下ると良いと教えてもらった。
そんなに広くない園内だし、特に珍しい動物がいるわけでもない。 言わば 「たかが動物園」 なのだ。 しかしテレビで見ていた通り、見せ方に工夫をしてあるのが人気の所以だろう。
しかし、そこは自由奔放な動物のこと。 いつでもその工夫が生かされるとは限らない。 彼らのご機嫌次第なのだ。 運が良ければ見ることができる・・・と言う程度だと思っていた方が無難なのかも知れない。
入場口には 「もぐもぐタイム」 と言う、動物たちに餌を与える時間が掲示してある。 しかしそれを見ようと思えば随分前から並ばなければならず、車椅子のばあさんには少し酷なことになる。
事実、ほっきょくぐま館では長蛇の列で入れた時にはその時間は終わっていた。 アザラシ館ではたくさんの人で何も見えず、ペンギン館でもせっかくのトンネルの上を優雅に泳ぐペンギンたちの姿は、しばらく待っても見ることは出来なかった。
今日はあまり運が良くなかったらしい。 それでも何とか見ようと思えばじっくりと時間をかけ、または何箇所かに照準を合わせて並ぶ必要があるのかも知れない。 となると何度も訪れることが必要になる。 そうか、そのために入場者が多くなるのか・・・ん?
ここまで人気となり、大成功を収めた旭山動物園だが、これからは観客席を設けるとか、いかに見やすい環境作りをするかが鍵となるのだろう。
だがばあさんは
「面白かったで〜。」
そう言ってもらえば車椅子を押して歩いた苦労も報われる? 明日は筋肉痛・・・かな?
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