旅 日 記
旭川&釧路 ロングステイ
遠軽町 太陽の丘 コスモス園 2009年9月25日(金)
19日(土曜日)のこと、夕方のニュースを見ていると遠軽町の太陽の丘で1000万本のコスモスが見ごろだそうな。 なに? 1000万本?
「誰が数えたん?」
とばあさん。 ところが良く考えてみると18日に能取湖へ行った時に遠軽町は通ってるじゃん。
「なにで調べとかへんかったんや!」
「そんなん言うたかて知らんがな。 ガイドブックにも載ってへんし、ネット、隅から隅まで見られへんわ!」
そう言えば遠軽町に入って後ろを走っていたレンタカーが左へ回ったので、どこへ行くのかな? と思っていたんだけど・・・。 さてはコスモスを見に行ったのかな? 私は一路サロマ湖を目指して直進したのである。 まあ、今更言っても仕方がない。 諦めましょう。
ところが我が家の欲張りばあさん、
「もう一回走ったらええやん。」
おいおい、マジで?
そして昨夜のこと。
「明日は天気が良さそうやで。 コスモス見に行こか。」
え〜、やっぱり行くの? 仕方がない、お供させていただきましょう。
建設中の紋別自動車道が最初に途切れ、国道273号線から次のインターチェンジに入ろうとしたとき、先日よりは沿道の紅葉も少しは進んでいるのを見たばあさん、
「このまま国道を走ろ。 時間はそんな変わらへんやろ?」
ところがしばらく走ると浮島トンネルが現れた。 長いトンネルである。 これではせっかくの紅葉も見られず、意味ないじゃん。 そこで気がつけば良かったのに1時間近く走ってから、これは少しおかしい?・・・と改めて地図を見てみると・・・。
なに? まだ国道273号線? そう言えば先日走ったのは高速道路から先、国道333号線だったっけ。 この道はどこへ行くの? なに? 紋別? ここまでくると引き返すのも・・・。 ならば紋別から回り道か? でも何キロあるんだろう・・・。 トホホ・・・。
どうしようか・・・と考えながら走っているうちに見えてきたのが道の駅たきのうえ。 美しい芝桜のポスターがあちらこちらにはってある。 見ごろは5月の連休あたりだそうな。 是非一度見たいと思っていたが、こんなところにあるんだ〜。 しかしそれだけでこんな遠くまでは来られない?
これは大失敗である。 紋別回りより、やはり戻った方が良いかな?・・・と頭を巡らしていると言うのに、ばあさんはいろいろとのんきにお土産品を買い求め、お決まりのソフトクリームまで舐めている。
「このピンクのソフトクリームな、芝桜ソフトて言うんやて〜。 これおいしいで〜。」
なんのことやら・・・ここまで来たのはばあさんのため?
地図では道道306号線で遠軽町の近く、丸瀬布まで行ける。 でもどんな道? 聞いてみると、
「少しわかり辛いかも知れませんが、舗装もしてあるし、大丈夫でしょう。」
ならば行っちゃえ〜。
ところがこれが立派な道道で山越えだが全線ゆったりとした2車線だし、新しいトンネルも・・・これはそこらの国道より立派ではないか。 走る車もほとんどなく迷わずに到着。 北海道の道はすごいの一言である。 奈良なら県道なんて狭くてわかり辛く、他府県の人にお勧めすることなど絶対にできない。
結局太陽の丘えんがる公園に到着したのは10時40分になっていた。 7時過ぎに出発したから9時には着く予定だったのに・・・。 我々の旅行ではいつもどちらかが何か失敗をやらかすが、今回もやっちゃいました。 以後気をつけよ。
さて、コスモスだが、さすがに広い。 これなら 1000万本はある? 青空の下、ほぼ満開のコスモスを眺めながらバスで一周。 バスと言っても小型の貨物に座席をつけただけである。 これで上まで運び、帰りは次のバスに乗ってもよし、歩いて下りるもよし。 なるほど・・・。
そんな手作りの感じが良いではないか。 清楚なコスモスの花にはお似合いであろう。 暖かくて優しいお日様を浴びながら1時間ほど、のんびり、ほっこり。 さすが北海道!

もう一度サロマ湖まで足をのばしてみた。 日本で3番目に大きな湖、曇り空ながらその存在感はさすがである。
昼食はサロマ湖畔にある道の駅愛ランド湧別でホタテづくしのランチ、1500円。 さすがサロマ湖の名産品である。 おいしくいただき大満足。
ところがばあさん、なに? ホタテバーガー? 昼食を食べた後なのに? 北勝水産まで足を伸ばし、 350円のバーガーをほおばり、満足そう・・・。 なに? 別腹? おいおい。
途中にあったサロマ湖展望台へ行ってみるか? 地道を走ること15分ほど。 熊が出たとの立て看板。 マジかよ〜。 駐車場から展望台へは階段を登らねばならず、ばあさんを車に待たせて登ってみる。 さすがにサロマ湖は大きい。 日本で3番目に納得。
下る道でキタキツネと遭遇。 おいおい、そんなににらむなよ〜。 だがせっかく2頭もいたのに離れ離れ。 これではツーショットの写真が撮れない。 もう少し空気を読んでよ〜・・・。
君の足は黒くない? 火傷? そんなことないっか・・・。 でもなんだか個性的・・・。
帰りは北見市へ回り、国道39号線へ。 今回のドライブでは峠の紅葉も期待していたが、石北峠はもう一つ・・・かな? 層雲峡を通ったのは夕暮れ近くになっていた。 気になっていた紅葉の見ごろはもう少し先になりそうだ。
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