旅 日 記


弘前城の桜 最後のみちのく?


合戦場の枝垂桜 2012年4月26日(木)


 早いもので郡山も今日でお別れである。 しかし天気が下り坂で午後からは雨の予報。 明日は水沢温泉へ移動する。

 当初は三春の滝桜とその周辺にたくさんある桜のいくつかを回る予定だったが、この天気では・・・。 滝桜は昨日見て満足したことだし・・・ならばもういいっか。

 だが私にはそれら多くの桜のうち一つだけ見たい桜がある。 それは合戦場の枝垂桜。 三春滝桜から回る予定をしていた。 しかし、まだ咲き始めたところらしいが・・・。

 だが最後の日だし・・・どんな桜か駄目元で行ってみるか。 とは言え三春から行けば混雑するかな? そこで二本松から往復することにした。


 二本松インターチェンジから国道459号線で1時間足らず。 道中桜も多く見られる。 しかし、標高が上がるにつれ蕾の木が多くなってきた。

 10時前、到着した合戦場の枝垂桜は国道沿いにあった。 一昨日咲き始めたと言うが、やはり標高が高いのか? ほんに咲き始めたところのように見える。 きのうの暖かさはなんだったの?

 まだ訪れる人も少なく、ガードマンや出店のお方も手持ち無沙汰にしている。 周りの風景とも相まってとても静かで落ち着いた里山の一本桜。 雰囲気は十分にある。 これが満開になるともっとボリューム感が出るのだろう。

 ところが奥まで歩いてみると雰囲気が一変。 菜の花の上に立派な枝垂桜。 こちらから見るともう3〜4分咲きくらいに見える。 これはこれで良い感じ・・・。 また丘の上にある駐車場からも見ることができ、これもまたいいじゃん。

 桜の見ごろに出会うのは至難の業。 しかし我々は今回、いろいろ見せていただけただけでも幸運なこと。 ここ福島にはたくさんの桜があり、ホテルには「福島の枝垂桜 花番付」 なるものが張り出されていた。 その数、なんと100本。

 その内私が見たものは・・・なに? 前回訪れたものも含めて今日見た合戦場の枝垂桜が5本目? たったの? これは話にならない。 福島の桜恐るべし。 これは尻尾を巻いて退散するしかなさそうだ。


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