◇能登 PART-2 能登半島一周 2000. 9. 20 〜 21 (水〜木)
予想通り本日も快晴。 北に向かって出発。 断崖の急な歩道を下りた巌門から出ている遊覧船の船長さんは、二人だけの乗客を快く迎えてくれ、朝のさわやかな空気と穏やかで澄んだ海、変化に富んだ能登金剛をたっぷりと味わわせてくれた。
世界一長いベンチに座って一休み。 ヤセの断崖で肝を冷やし、義経の船隠しを見物。 輪島の朝市には何とか間に合った。 特に買いたいものも無く、冷やかし気分で雰囲気を楽しみ、輪島の町も少しお散歩。 さてどうする?
まだお昼前だし、このまま帰るにはあまりにも天気が良すぎる。 ならば、少しばかり海でも見に行こうと、なお北を目指すことに・・・。
間も無く千枚田。 のんびりとした日本の昔話に出てきそうな田んぼの風景のすぐ先には、美しく輝いているスカイブルーの空とマリンブルーの日本海。 その両者が 「こっちへおいで〜。」 と誘惑している。 こんな誘惑には特に弱い二人である。 エーイ、ままよ〜。 もう少し行っちゃえ〜・・・。 この調子では、今日の帰りは夜中になりそうだ。
なにも障害物が無く、海のすぐ際を走る曽々木海岸の快適な道。 穏やかで真っ青な海。 その先にはくっきりと水平線。 もうたまらない。 こうなれば半島を一周するほか無いではないか。 覚悟を決めるとなお一層、青い空、青い海がいとおしくさえなってくる。
少し山道に差し掛かった。 このあたりに禄剛崎があるはずだが・・・? だが、早くも下り坂も終わり。 どうやら標識を見落としたらしい。 まあいいっかぁ〜。
バイキングの朝食を食べ過ぎたせいで空腹感がなく、その上快適なドライブ。 え〜、もう2時? 珠洲市の喫茶店に入り、軽い食事。
海に浮かんだ軍艦のように見える見附島。 軍艦島とも言うらしい。 鐘の音が波間に響く恋路海岸。 そして、九十九湾の高い割にはつまらない遊覧船に乗ってブツブツ言っているうちに、早くも4時。 我々は少し、能登半島を甘く見ていたらしい。
まだまだ先は遠い。 このまま帰るには疲労と距離がありすぎる。 取りあえず氷見までは走ろうと宿を確保。 能登有料道路を利用し急いだが、到着は陽もとっぷりと暮れた6時半。 ああ、疲れた〜。 しかし、さすがは魚の本場である。 満足、満足・・・。
次の日も晴れ。 なんと運の良いことか。 何がなんでも今日は帰らねば・・・。 だが、敦賀に向かって来た道を帰るのは、なんとも芸が無い。 高岡から庄川沿いに国道156号線を南下する。
荘川の緑色をした不思議な川の流れを楽しみながら、のんびりとドライブ。 カーブの多い登りに車の流れはよくない。
相倉合掌集落を見学。 こういう建物とか神社仏閣には二人ともあまり興味は無い。 やはり山や川や海、それとそこに咲く花だろ? やはり自然が一番だ。 ざっと一回りして軽い昼食。
白川郷は丘の上から眺め、御母衣湖からひるがの高原。 郡上八幡の狭い町の中を迷いながらウロウロ。 地元のドライバーには少し迷惑だった? 古い喫茶店でコーヒーブレイクの後、一路帰りを急いだ。
ほんの一泊、出来れば日帰りのつもりがとんだ結果になってしまった。 自覚症状は全く無いが、これでも立派な病み上りの身である。 明日から仕事の奥方様にも少しばかりきつかったかもしれない。 いや待てよ。 隣でほとんど寝ていただけ?
知らない道を走ることは、また、違った空気が感じられ良いものである。 この調子で日本国中、いろんなところを走れたら・・・。
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