◇黒部渓谷 2000. 11. 4 (土)
突然、おかんが 「良い天気だから、この前行けなかった黒部渓谷へ行こう。」 と言い出した。 それも日帰りだとォ〜。 「高速道路で行けば十分だよ。」 と言えば、「我が家に高速道路は無い。」 と、おっしゃる。 この鬼ばばあ〜。
当然のことのように、今までよほどのことが無い限り高速道路を走らせてもらったことは無い。 我が家では女王様に逆らうことは出来ないのである。 そうとなると、やはり夜中に出発するしかないか〜。 まして明日は土曜日。 急いで少しばかり眠り、日付が変わらないうちに出発。 ヤレヤレ。
深夜の国道8号線をひた走り、到着した宇奈月の空には、まだ星が輝いていた。 かなり寒い。 少し仮眠して切符を買い、また少し眠る。
7時32分発の始発トロッコ電車は、やはり満員。 欅平まで1時間20分。 黄色く色付いた山と山の間を流れる黒部川を、いくつもの鉄橋を渡り、トンネルをくぐってオモチャのようなかわいい電車がゴトゴトとさかのぼって行く。
深く切れ込んだ渓谷。 見上げる高い山。 下を流れる清流。 それに加え、今が盛りの紅葉。 そして到着した欅平は、ピンと張り詰めた空気とまぶしいばかりの日の光に溢れていた。
もみじの真っ赤な葉を通して光が輝いて見える。 いろいろな形と色をした葉っぱを眺め、そして踏みしめて、狭い歩道をゆっくりと散歩。 木々の間から垣間見えている見上げるばかりの山は、ほぼ垂直の壁のように立ちはだかり、ここは谷底だと実感させてくれる。 ほどなく猿飛狭。 清流をわたる風が何とも心地良い。 奥鐘橋から人喰岩にも周り、再びトロッコ電車に乗り込んだ。
宇奈月周辺は大渋滞。 駐車場に入れない車が溢れている。 魚津市内でお魚の昼食。 富山からは国道41号線を南下。 高山から飛騨せせらぎ街道へ回る。 この道は素晴らしく、快適に走れる。 残念ながら夕闇が迫り、美しく紅葉した山々が良く見られなかった。 あと1時間早ければと悔やまれる。 この道はきっと、また走る機会があるだろう。
道の駅パスカル清美を過ぎ、有料の坂本トンネルを抜け、しばらく走ると郡上八幡である。 当然ながら帰宅は深夜。 ようやる・・・。
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