◇四国一周 PART-1 足摺岬まで 2001. 1. 29 (月)
宿毛のダルマ夕日が見たくて四国一周の旅を計画。 出発はまたも深夜。 しかし、奥方様の様子がおかしい。 体調が悪そうだ。 明石海峡大橋を渡る前に、「やめようか?」 と、聞いたが 「どうしても行く。」 と言う。 少し迷ったが海を越えた。 もう行くしかない。
深夜の国道は車が少ない。 特に徳島を過ぎると極端に少なくなる。 うっすらと白みかけたころ、室戸岬に到着。 あまり寒さは感じない。 かすかないびきをかいてよく寝たせいか、奥方様は元気そうだ。 一安心。 いろいろな形をした大きな岩が立ち並ぶ海岸に出て日の出を待つ。 穏やかな大きな海の水平線と少し多めの雲の間から、柔らかな光とともに、やや遠慮がちにお日様が顔をのぞかせた。
国道55号線は海沿いを走っているのに防波堤が続き、海を眺めながらのドライブ・・・とはなかなかならない。 少し残念。
安芸が近くなり、〈歓迎 阪神タイガース〉 のノボリ。 そうか、2月1日からキャンプインか。 そこで・・・。 ちょっと高台にある安芸市営球場をのぞいてみることにィ〜・・・。
プロ野球のチームが使うには少し小さくなァ〜いィ〜? ここに何千人ものファンが詰め掛けるのォ〜? 信じられなァ〜いィ〜・・・。
高知と言えばやはり桂浜。 そこで、砂浜が美しい海岸をのんびりとお散歩。 風もなく、日差しが暖かく、とても良い気持ち・・・。
春野町の海岸線を快適にドライブ。 ポカポカと、早くも春が来たようだ。 窓を開けるととても心地良い風。 やがて横波黒潮ライン。 壮大な太平洋を眺めながら登って行く。 へェ〜、高校野球で有名な明徳義塾は、こんなへんぴなところにあるんだ〜・・・。
道の駅須崎で休憩と昼食。 入野松原の美しい砂浜。 工事中の安並水車の里は、ただいま整備の最終段階?
四万十川は川沿いをさかのぼる。 あれが沈下橋か〜。 近くで草取りをしているおじさんは車で渡れるという。 ならば行ってみよう。 だがこれは恐ろしい。 ソロリ・・・ ソロリ・・・。 あ〜こわ〜・・・。
大岐海岸の美しい砂浜をのんびりとお散歩。 静かで大きい青い海。 遠くまで長く続いている砂浜と松林。 日本は広く、また、美しい。
足摺スカイラインに差し掛かる。 だが、また奥方様の元気がなくなった。 急いで宿にチェックイン。 体温計を借りて計ると38度を超えている。 「医者は?」 と聞くと、「いらない。」 との返事。 以前から彼女は熱に強いのは確かだが・・・。 持参の薬を飲み横になる。
「わあ、きれい。」 と、力のない声。 大きなガラス窓を通して赤く染まった雲の下から、キラキラと輝く水平線に美しいダルマ夕日が沈んでゆく。 だが、なぜかわびしい・・・。
夕食には一口も箸をつけない。 明日は高知回りか松山回りのどちらが速いかと考えた。 明石での決断が悔やまれる。 足摺岬はあまりにも遠い・・・。
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