◇富士五湖 2001. 2. 27 (火)
長男が沼津へ転勤して8年ほどになる。 その間 「おいしい回転寿司屋があるから、一度食べにおいで。」 と言ってくれていたのだが、遠いこともあり行かなかった。 ところが、3月20日付けで明石への転勤が決まったとの連絡。
これは一度行っておかなければ後悔する。 なんと言う卑しい根性か? 情けないのもほどがある?
何とでも言ってくれ〜。 どう思われようがかまわない。 とにかくおいしい寿司が食べたいのだ〜。 これは女王様のお言葉です。 念のため・・・。
国道1号線と深夜無料のバイパスをひた走り、静岡市に入り夜が明ける。 富士市から国道139号線を北上。 十数年前まではよく新幹線を利用して上京していた。 その度にいつも思っていたのだが、車内から見える美しい富士山には全く似つかわしくない工場の排煙。 今日もあいも変わらず立ちのぼっている。 何とかならないものか?
天気はまずまずなのに、富士山はなんだかぼんやりとしか見えない。 これは富士山が嘆き悲しんでいるのでは? いや、ただの春霞か? 絶景ポイントを探してウロウロ。 だが、なかなか雲が取れず、今日はご機嫌が悪そうだ。
朝霧高原に到着。 空もだいぶ晴れてきた。 風も弱く、寒さはあまり感じない。 まず、道の駅朝霧高原で休憩とお土産の物色。 やっとその全貌を現してくれた富士山は、やはり大きく、威厳を感じさせてくれる。
富士国際花園でベゴニアガーデンとふくろうのショウを見物。 女王様は、大きな温室にところ狭しと咲く華やかなベゴニアが大変お気に入りの様子。 花びらが円を描くように浮かべてある池、天井から吊り下げた溢れんばかりの花かごなど、なかなか興味深い。 その花の間を飛び交うふくろう。 かなり訓練がなされていると感心させられる。
次は本栖湖からの富士山。 鏡のような湖面とはいかず、残念ながら逆さ富士は見られなかったが、五千円札を出して比べて見る。
国道300号線を身延に向かって少しだけ走り、トンネルを出たところからの南アルプスを眺めにちょっと寄り道。 雪を被った山々が連なり、とても美しい。
精進湖の周辺は、まだ雪が多く残っている。 ここから見て初めて子抱き富士の意味が理解できた。 世の中、見てみないとわからない事も多い。 湖畔の旅館の食堂でわかさぎの天丼の昼食。
続いて西湖へ。 しかし、なんだかおかしい。 なんと道を間違え、甲府へ向かっている。 上九一色村役場まで行ってしまい、30分以上ロス。 ヤレヤレ・・・。
青木が原樹海を右に見て、改めて西湖に向かう。 湖畔の喫茶店でケーキ付のコーヒーブレイク。 気を取り直して再出発。
湖畔にホテルが立ち並ぶ河口湖。 ここまでに富士山のすそ野の見える範囲が徐々に少なくなり、とうとう半分くらいになってしまった。 日も西に傾きかけ、色も濃くなったようだ。
きれいな湧き水の忍野八海から山中湖へ。 富士山はシルエットに向かって、だんだん変化している。 太陽は、ついに山に隠れてしまい、御殿場から一路沼津を目指す。
周りが薄暗くなりかけたころ長男と落ち合い、まず大家さんにご挨拶。 これからお世話になるのならともかく・・・。 今まで一度もお伺いもせず、なんと言う親か。 少し反省。
長男の車で回転寿司を食べに行く。 運転をしなくて良いので落ち着いて飲めるのがうれしい。 ネタはまずまずだが・・・。 魚はやはり日本海か・・・? だが、初めて我が息子から接待を受けるのは、やはり幸せな気持ち。 また、楽しくておいしい。 その上、冷えたビールが寝不足の体を気持ち良く酔わせてくれる。
おかんは遅くまで、久し振りに会った息子と積もる話をしていたようだが、私は知らない。 爆睡。
富士五湖へは2007年3月26日に再訪。 その模様はデジカメ散歩のスライドショーでご覧ください。 
|