◇ひるがの高原 荘川桜 2001. 5. 2 (水)
我々は今までにまだ水芭蕉を見たことが無い。 当然見てみたい。 水芭蕉と言えば尾瀬だが・・・。 若いころからとても行きたかった。 が、現在ならともかく、関西からは遠くて行きにくく、機会に恵まれなかった。
だが、水芭蕉は尾瀬だけではないらしい。 恥ずかしながら、最近までこんなにそこここで見られるとは知らなかった。 ならば見に行こうではないか。
ひるがの高原の朝は少し冷え込み、霧雨が降っている。 わくわくする気持ちをやや抑えつつ、木で作られた歩道を歩く。 静かな高原の沼地に咲く水芭蕉の白い花は、思っていたより大きくて可憐だが、たくましさも感じられ、何か誇らしげに輝き、それが群生している。 映像とか写真で見ていた通り、いや、それ以上に美しく、気品があり、素晴らしくきれいな花ではないか。
先日もテレビで紹介されていた芝桜を見に行ったがそれほどでもなく、この1月の水仙のこともあり、プロが工夫して撮影したテレビの画面には 「もうだまされないぞ。」 と、思っていた矢先であったのだが・・・。 満足顔の二人・・・。 気分良く、次は荘川桜へ。
御母衣湖畔の荘川桜は、残念ながら今年は花がほとんどついておらず、寂しげで哀れさえ感じる。 雪が多く、そのため食料が無かった鹿が新芽を食べてしまったらしい。 湖の底に沈む運命からたくましく生き延びた生命力を持ってしても、自然の力には及ばなかったということか。 自然とはかくもきびしく、残酷なものなのか・・・。
しかし、国道沿いにはところどころで山桜が満開。 周りの山々には残雪も見られるが、それ以上に新緑が芽吹き始めている。 やはり自然の営みはたくましい。
萩町の白川郷合掌集落にも立ち寄り、一路金沢へ。 目的はもちろんいき魚亭でのお寿司の昼食。 敦賀では連休に帰ってくる次男夫婦と酒を酌み交わすべく、魚の調達。 これも楽しみである。
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