◇大山 境港 2001. 10. 31 (水)
おばはんが隣のおばあさんを誘って大山へ行くと言う。 おばあさんと言っても70歳を過ぎたところでまだまだ元気だ。 今までも花見など何度か一緒のことがある。 出発は早朝5時。
中国自動車道の吉川インターチェンジを過ぎると、ところどころで濃い霧。 だが、通行量も少なく8時半には蒜山高原の道の駅風の家に到着。 さすが女二人のこと。 早速朝市や、土産物などの買い物に夢中。 オイオイ、まだまだ今日は始まったばかりだぞ〜。
予報では良い天気のはずだが、結構雲が多い。 二度目の蒜山高原をのんびりとドライブ。 20頭ほどのジャージー牛が、目の前で草を食んでいる。
鬼女台からは、セピア色の山側と薄墨色した谷側とのもう一つはっきりしない眺め。 前回は緑が多く、なかなかのものだったが・・・。 少し拍子抜け? 大山の紅葉はこんなものなの?
鏡ヶ成では朝日を浴びてススキが揺れている。 朝露が光を受け、キラキラと美しい。 新小屋峠まで足を伸ばしてみるが・・・? 三脚を立てファインダーを覗いている人がいる。 おばあさんは 「あんたらはあんまり美しいものを見過ぎと違う?」 どうやら我々は、先日の磐梯、日光の旅をまだ引きずっているらしい。
前回は通行止めで通れなかった大山環状道路を高原の雰囲気を楽しみながら枡水高原へ。 銀色に輝くススキが風に揺れている。 登りに差し掛かり、奥大山まで行くとようやく紅葉も美しくなりだした。 黄色に色付いたブナ林が作る長いトンネル。 木漏れ日がキラキラと優しく降り注ぎ、とても良い感じだ。
ほどなく鍵掛峠。 駐車場に入りきれない車が道路に溢れている。 見上げれば、これは絶景。 枡水高原から見た大山とは全く異なる山がすぐ目の前に・・・。 何か迫ってくるようで、これは圧倒される。
女性的で、いわゆる伯耆富士と呼ばれている山と同じ山とはとうてい思えない。 男性的で荒々しく、迫力満点。 山の形も三角形と台形で全く違う。 そこに周りの紅葉が調和して、素晴らしい景観を作り上げている。
カメラの三脚がズラリと並び、絵を描いている人もいる。 表と裏の姿や爆裂の様子が磐梯山と似ているが、こちらのほうが近くに見えることでもあり、スケールが大きく思える。 頂上付近にかかった雲は、ジッと見つめて待つ多くの人の思いをあざ笑うかのように、意地悪く動こうとはしてくれない。
ゴロゴロと石ばかりで水が全く流れていない二ノ沢から一ノ沢にかけては、横から大山を見ることになるが、荒涼とした山から穏やかな山へと変わってゆく様子が良くわかり、興味深い。
枡水高原から大山道路を経て境港へ急ぐ。 到着はちょうどお昼時。 今日もお食事処峰は二組待ちである。 小柄で小食のおばあさんだが、おいしいと言って月御膳をペロリ。 これには我が家のおばはんもビックリ。
腹ごなしに海辺の公園をお散歩。 境港さかなセンターでお土産もゲット。 OUランドでゆっくり汗を流し、すし若鳥取店でお寿司の夕食。 我が家の定番になりそうなフルコース。
鳥取7時の出発だが、智頭を経て作用から中国道、近畿道、第二阪奈道路を利用すると10時には帰り着いていた。
我々の神風ドライブに付き合わされたおばあさんだが、お疲れだっただろう。 少しばかり心配である。
大山へは2006年5月8日に再訪。 その模様はデジカメ散歩のスライドショーでご覧ください。 
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