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◇帝釈峡 三瓶山 温泉津温泉 2003. 5. 29〜30 (木〜金)
久し振りに奥方様が連休である。 週に二日の休みはあるが大体は月曜日と金曜日で、以前のように連休ではない。
天気が良ければ何処かへ行こうか・・・ と話していたが、入梅が近いらしく天気予報が思わしくない。 しかし、週間予報が毎日猫の目のように変わり、直前になって雨の予報が二日ほどずれ、木曜、金曜に晴れマーク。 ならば新緑か紅葉の時期に走ってみたかった奥出雲へ行ってみよう。
美作の道の駅彩菜茶屋では7時過ぎだと言うのに早くも店開き。 新鮮で安い花や野菜などが売られている。 おばはんは早速何か買っている。 桜餅? こんなに朝の早くから〜?
美作インターチェンジから東城インターチェンジまで中国道を利用。 緑いっぱいの山の中の快適なドライブ。 だが通行量は極端に少ない。
道の駅遊YOUさろん東城での男性二人の会話。 「***へ行きようたが〜。」 「ソリャ〜おめえ〜、オエリャ〜センノォ〜・・・。」 やはりここは広島県なんだ〜。
緑の森と青い空の中、15分ほどで帝釈峡の駐車場に到着。 案内板を見ているとおじいさんに自転車での散策を勧められた。 道の駅で道草を食ったおかげで予定時間を一時間以上もオーバー。 早くも9時30分。 雄橋まで歩けば往復1時間ほどだが、少しでも取り戻そうと、いや楽をしようと二人で1000円を奮発。 貸し自転車屋さんに行ってみると・・・。 ナニ〜? 先ほどのおじいさんじゃん。 これはマイッタ〜。
溢れんばかりの美しい緑のシャワーを体いっぱいに浴びながらのんびりとペダルをこぐ。 アップダウンは無く快適に走れる。 空気はひんやりとしていてやはりおいしい。 昨年の秋に行った奥入瀬渓流を思い出させてくれる。
程なく雄橋に到着。 自然に出来たとは信じられない見事なアーチを描いた本物の橋のようだ。 これは青の洞門のように誰かがノミで彫ったのではなかろうか? 三脚を立てカメラを構えた先客二組の夫婦以外人影は無い。それにも増してこの緑の輝きは・・・。
このままUターンをするにはあまりにももったいない。 この際、後で回る予定の神竜湖まで走ってみよう。 だが、少しばかり坂道が出てきた。 ついには自転車を押して登らねばならない。
今度は下り坂。 あれ〜、後ろを走っていた奥方様の姿が無いよ〜。 楽なはずなのに怖がりの彼女は降りて押している。 これは無理だな〜。 そこで山女の養殖場がある断魚渓で引き返すことにした。 だが久し振りのサイクリング。 十分に森林浴も楽しめたし、ここで引き返すのが正解?
どこまでも続く緑の森、淡い雲が浮かぶ青い空、絶好のドライブ日和である。 日差しは強いが緑色の風はさわやかだ。 ポピーなどかわいい花が道路沿いに咲き、スポーツ施設や温泉などが設けられたスコラ高原を抜けると神竜湖。 緑を映し、神秘的な素敵な青に変身した湖に架かった真っ赤な橋がスポットライトを浴びている。 ここの写真はそのまま絵葉書になりそうだ。 
素晴らしく整備された国道を北へ。 通行量は極端に少ない。 周りは緑色しか見えない。 どこまで続いているの〜? もう十分だよう・・・。 所々で道路際に赤い花をつけた木。 辛抱たまらずついに車を止めた。 なにか桜の葉に似ているが・・・。
道の駅奥出雲おろちループに到着。 だが去年走った時にはここまでの間にループ橋が見られたはず・・・。 取りあえずうどんの軽い昼食。
先ほどの花の事を聞くとうつぎと言う花で自生力が強く、花粉が飛び落ちたところで簡単に育ち、赤と白の花があり最近増えてきているそうな。 そう言えば、少し遠くに白い花も見えていたような〜?
出発すると間も無く展望台。 これではっきりと思い出せた。 ならばもう一度確かめてみようとUターン。 その時は桜の時期で新緑には程遠く墨絵の世界であり、新緑や紅葉はどんなに素晴らしかろうと・・・。
その結果は思った通りでとても素敵な緑の世界だが、木々が葉をつけたせいで周りの景色も変えてしまっているらしい。 全く違った様子に見せるほどの新緑であり、自然の営みの底力を見せられたような気がする。 
仁多町から県道を利用。 長男がくれたこのパソコンには全国の道路地図を組み込んでくれたおかげで、この県道もパソコンが教えてくれた。 ほとんど迷わず志都美に到着。 ポピーのお花畑があるはずだが・・・。 やっと見つけた。 だが残念ながらまだちらほらと咲いているだけじゃん。
程なく三瓶山。 女性的な優しい山が連なり、周りすべてが緑一色。 美しい穏やかな山裾に広がる草原にたくさんの牛がのんびり寝そべり、とても優雅な良い雰囲気。 三瓶山を一周する約17Kmのドライブへ。 体も心も 緑に染まりそう。
見る角度でいろいろな姿をみせてくれる三瓶山。 そして、その草原にのんびり寝そべってみたくなるようで、牛達もこんな気持ちなのだろうか。 うらやましくも優雅にキャンバスに向かっている人が見られる。 
県道30号線で石見銀山を目指すはずが、うかつにも40号線と勘違いしてしまった。 狭い山道とおまけにずいぶん遠回りじゃん。 結局石見銀山には行けず。 トホホ・・・。

大田市から西へ向かう。 やがて目の前に大きな日本海。 日の光に輝きキラキラとまるでダイヤモンドが散らばっているようだ。 奥方様思わず、ステキ〜!
鳴き砂の琴ヶ浜にも寄ってみる。 細かくて美しい砂浜が続いているが、歩いても何も音がしない。 先客のグループにもっと波打ち際に行くように教えられる。
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ。 割と大きな音がするじゃん! これは初体験。 少しすり足で歩くと良いようだ。 鳴き砂はやはり波に洗われ、美しくなった砂でなければ鳴かないのだろう。
今日の宿に決めた温泉津温泉には少しガッカリ。 ほんに田舎の小さな温泉で、古いこじんまりとした旅館。 窓を開けると隣の屋根? 温泉も思ったほどでなく、料理も・・・? まあ、こんなものかな〜? 湯量も少ないらしい。
前から気にかかっていたこの地方に広く見られるピカピカとオレンジ色や真っ黒に光る石州瓦のことを聞いてみると、釉薬と焼く温度が違うらしい。 石州とは石見の国の別称とは知らなかった。
ならばなぜ温泉津温泉だったのか? 以前山口へ行ったとき萩から浜田までは走ったが、浜田からは高速道路を利用した。 若狭から出雲までは走っているが、ちょうどその間が抜けている。 これでおおかた山陰の日本海沿いは走ったことになる。 ただそれだけのことだが・・・。 ショウムナ〜・・・。
金曜日も天気が良いはずであったのに台風4号が接近中のため朝から雨。 今日は大山を一周する予定だったがこれでは・・・。 どうも大山とは相性がよくない。 秋に行ったときはまずまずの天気だったが、あと二回はいずれも雨。 仕方が無い。 鳥取でお昼にお寿司を食べて早めに帰ろう。
やはり山陰もここまで来ると美しい砂浜が続いている。 海水浴にはさぞ最適なことであろう。 だが出雲市内を抜けるのに時間がかかり、宍道インターチェンジから山陰道を利用する羽目になってしまった。 ただし、もちろん渋滞ばかりの理由ではなく、土産物店や道の駅などでゆっくりしすぎたからなのだが・・・。
またもサービスエリアに寄り道。 早くもお昼近くになっているが、朝食を食べ過ぎたせいか空腹感が全く無い。 設置されているパンフレットに誘われ、腹ごなしに ”玉造温泉ゆうゆ”で一風呂。 結局すし若鳥取店到着が3時になってしまった。 おいしいお寿司に満足し、あとはどこにも寄らず8時半には帰り着き、家でお茶ずけの夕食。 まあ〜、珍しい?
それにしても道の駅キララ多岐ではびわのソフトクリーム。 サービスエリアで柿のソフトクリーム。 道の駅大栄ではスイカのソフトクリーム。 こんなおばはんにはもう付き合いきれない。
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