このマークをクリックすると、スライドショーをご覧いただけます。 写真をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。

◇氷見 なぎさドライブウェイ 2003. 7. 17 (木)


 間も無く夏休みが始まろうというのに、今年の梅雨はまだ当分明ける気配がない。 雨量はさほど多くはないが、曇り空が多く、ジメジメとうっとうしい日が続いている。 仕事柄奥方様は日照時間が少なく、稲作を始め農作物の生育が少し気がかりらしい。 おかげで蒸し暑い日は少なく、割と過ごしやすいのは助かっているが・・・。

 17日〜18日の奥方様の連休に、もし梅雨が明け天気が良ければ、昨年から無料開放された霧が峰ビーナスラインから美ヶ原高原にでも行こう・・・と話していたのだが、この様子では?

 15日、帰ってきたおばはんが 「どこか魚を食べに行こう。」 と言い出した。 その訳は近鉄百貨店の地下で魚を見ていると無性においしい魚が食べたくなったとのこと。 誠に単純である。 おいしい魚ならやはり氷見か?

 しかし氷見往復だけでは面白くない。 インターネットの天気予報を見ると、17日の美ヶ原は午前中は晴れ。 ならば松本近辺で一泊すれば帰りに糸魚川から氷見をまわって帰ることが出来る。

 どちらにせよ夜中の0時に出発ときめ、9時に眠りにつく。 11時過ぎ起きだし、天気予報をチェック。 なに? 美ヶ原は終日曇りと悪化? 見晴らしの悪い高原に行っても仕方が無い。 そちらはまたのお楽しみにとっておくとして、今回は親不知まで足を延ばしてみよう。 久し振りの夜行運転には少しばかり不安を覚えるが・・・。

 いつもの通り道の駅で仮眠をとりながら国道を走る。 国道8号線は小松バイパスが完成しており、白み始めた曇り空の下、金沢まで快走。 富山市内に入っても雲が厚く、立山連峰の雄姿が見られない。 この道は数回走っているが、いまだに見えたことが無い。 観光ポスターのような素晴らしい眺めを一度見てみたいものだ。

 ヒスイ海岸は黒い玉砂利の浜が長く続いている。 この中にヒスイの原石が含まれているらしいが、簡単に見つけられるわけも無く、3〜4ヶ月ほど前から我が家の住人になったメダカたちへのお土産に小さな石を拾い集める。 海は比較的穏やかで潮風がとてもさわやかだ。

 9時を少し過ぎ、親不知ピアパークに到着。 親不知は40年ほど前長岡へ出張の際、乗った特急の車内放送の案内で聴いたかすかな思い出があり、一度来てみたかった。 このあたりは二度ばかり深夜、高速道路で通過している。 だが険しい地形には違いないが、取り立ててみるべき景色でもない。 ならばあの車内放送はJR(当時は国鉄)の、「こんな険しいところに鉄道を作りました。」 と言う自慢話であったのか?

 現在では高速道路が海の上を走り、JRの線路はあまり目立たない。 昔はいざ知らず現在では当たり前の光景である。 ここ数十年の間の土木技術の進歩は驚愕に値する。 あと少し糸魚川方面に走ると国道8号線まで海の上を走っているのを見届けてUターン。


 氷見の民宿に昼食の予約をいれ、来た道を引き返す。 魚津の蜃気楼ロードを走ろうと県道へ。 だが地図を見ていたおばはんに任せたのがまずかった。 入善町で迷ってしまい、現れた標識の行き先は、なに? 糸魚川? だいぶましになったと思っていたが、地図音痴、方向音痴は相変わらずのようだ。

 その上肝心の蜃気楼ロードへの曲がり角を行き過ぎ、そこで始めて以前にも迷いながら走ったことがあったな〜・・・と思い出す始末。 結局何をしていたの〜? 真っ直ぐ走っていれば、もう氷見の近くまで行っているころだよ。 トホホ・・・。

 上空は何とか晴れているが、立山連峰にかかった厚い雲は取れず。 これでは雨晴海岸の景観もその値打ちが無いじゃん。 しかし氷見でのおいしい魚料理には大満足。

 立ち寄ったフィッシャーマンズワーフ海鮮館で、テレビの旅番組や情報番組でおなじみのバカボンのパパに似たおじさんを発見。 「ダメだと言うのに撮りに来るので困ったものだ。」 とおっしゃる。 「しっかりギャラを貰ってね。」 これは余計なお世話であったかな?


 羽咋を目指して山越えをする。 二度目の千里浜なぎさドライブウェイだが、やはり最高の気分だ。 天気もまずまず、波は穏やかだし海風は心地良い。 その分、日差しがまぶしいよ〜。


 前回は9月で比較的静かであったが、間も無く夏本番。 観光バスが連なって走っている。 通行帯がロープで区切られ、波しぶきを立てて走ることが出来なくしてある。 テントを張っている若者のグループや小学生の団体も泳いでいるが、まだまだ水は冷たそうだ。


 確かカモメの群れがいたはずだが・・・。 ようやく見つけた2羽のカモメにおばはんはパンを与えようと向かった。 だがすぐに飛び立たれる。 当たり前じゃん。


 仕方なく撒いて戻ってくるとどこから来たのか二十羽ほど集まってきた。 中にはカラスも混じり争奪戦が始まる。 ついには大きな鳥? トンビも参戦。 しかし残念ながらもう与えるものは何も無くなっってしまった。 おばはん、しょんぼり。 

 売店になっている小屋の裏を通り先へ進もうとするが、10mほどの間砂が掘り起こされている。 大丈夫だろう・・・と突っ込んだがコースが悪かった。 前にも後ろにも動かない。 前輪の下の砂を取り除き、親切な人と奥方様の後押しに助けられ何とか脱出。 ヤレヤレ。 なめてかかってはいけない。 スーツ姿の人、ありがとう。

 おばはんの次の目的・・・、金沢と言えば回転寿司のいき魚亭。 昼食においしい魚料理をたらふく食べたが、お寿司は別らしい。 腹ごなしには立ち寄り温泉だと、砂と汗を流すべく寄った今浜のバーデン千里浜は、月一回の定休日。 なんじゃ〜そりゃ〜。 仕方ないと金沢へ向かう。

 金沢でのもう一つの目的。 それは板屋のおまんじゅう、菰かぶりである。 以前阪急百貨店の北陸の物産展で1時間以上並ばなければならず、時間の無かった我々は買うことが出来なかった。 奥方様は、「金沢へ行ったときには・・・。」 と、ずっと思っていたらしい。

 わかりにくい所で人にも聞き、ようやくたどり着けた。 だがガイドブックによれば6時閉店のはずが、まだ5時20分過ぎだというのに早くも店じまい。 スカイプラザの地下の出店へ回るように教えられ、ようやくゲット。 奥方様は文句を言ってサービスのお菓子を貰ってきた。 さすが大阪のおばちゃん、ようやる。

 野々市温泉美人の湯でさっぱりとし、お寿司の夕食。 満足そうな奥方様の寝顔を横目に帰りを急ぐ。

 それにしても、今日の走行距離が900Kmを超えている。 高速道路にも乗らず、日帰りとしては今までの最高記録? おばはんは、「その元気ならまだまだいける。」 ん?・・・???・・・。 おだてておいて、まだこき使うつもりらしい。 この鬼ばばあ!・・・。