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◇天草 南九州 PART−5 都井岬 日南海岸 2004. 2. 19 (木)
この旅もいよいよ最終日。 天気は下り坂らしく、鹿児島では雨になるらしい。 だがこれから向かう宮崎は、日中一杯は持ちそうだというが・・・。
串間から都井岬へ。 雲は多いが天気はそんなに悪くない。 都井岬が近くなり、国道に10頭ほどの猿の軍団。 車が通っても逃げようともしない。 毛繕いをしているもの、取っ組み合いをしているもの、怖い顔で威嚇をしているもの・・・。 佐多岬で見た小猿は可愛かったが、ここまでになると何だか恐ろしい。
都井岬に入るとやたらに馬の糞。 その割には馬の姿は見られない。 枯れた芝生の丘の上に二頭ばかり。 この岬も高台で、遥か下の海は覆われた厚い雲を映し、なんだか冴えない色じゃん。
灯台の駐車場に到着。 今夜乗るフェリーの予約の電話をしていると、いつの間にか目の前に三頭の馬。 物静かで音もなく、いつ現れたのさえわからなかった。 その上何が気に入ったのか、こちらに向かってくるではないか。 ついには車を舐め始め、鼻息でガラスが曇る。 すぐ近くで見るとつぶらな瞳がとても可愛い。
怖がりのおばはん、キャ〜キャ〜。 馬はおとなしいから大丈夫だよ〜。 だがかく言う私もドアを開ける勇気は無い。 随分気に入られたらしく、なかなか離れようとしてくれない。 やむを得ず車を移動。 ヤレヤレ。
見てみるとボディーやガラスに舐められた跡がクッキリ。 これは記念に当分車を洗うのを止そう。 これ自慢になるかな〜?
あらためて灯台へ。 レンガ造りの階段の先に大きな白い灯台。 あたりにはソテツが植えられ、とても落ち着いた雰囲気。 内部は螺旋状の階段で目が回りそう。 大きなレンズに驚かされ、そこからの眺めは雄大そのものだが、曇り空がその魅力を半減させている。
御崎神社の小さな鳥居の先には、自生しているたくさんのソテツが見られる。 奥方様は都井岬観光ホテルでお土産を物色。 ホテルの前ではグランドゴルフの大会? 休業し、廃墟となっているホテルらしき建物が二軒。 その姿は何とも物悲しい。 
国道を南郷へ向かうが、車の通行量より道路工事の数のほうがなんだか多そう。 美しい海岸でサーフィンを楽しむたくさんの若者たち。 幸島が近くなりまた猿も現れた。 道の駅南郷でマンゴーのソフトクリーム。 一口舐めさせてもらったが・・・。 二口目はもう結構デ〜ス。
西部ライオンズのキャンプ地、南郷から鵜戸神宮へ。 観光バスについて走っていると駐車場に到着。 しかし神社の近くにもう一つあるはずだが・・・。 だがここは運動がてら歩くとしようではないか・・・と思ったのが甘かった。 これはかなり遠い。 それも急な階段。 おかげで汗びっしょり。 当然帰りも歩かなければならない。 トホホ・・・。
海沿いの参道と岸壁の洞窟に建てられた神社。 こんな所を見つけるのさえ難しそうなのに、よく建てたものだと感心させられる。 参拝客はかなり多い。
運玉投げに挑戦。 男は左手で投げて入れば願い事はかなうらしい。 一つ入ったぞー! 
どうせ子供騙しだろうが、この際である。 どちらも行っちゃえ〜。 と言うことで共通入場券を購入。 まずはサンメッセ日南。
急な斜面。 これは歩くわけには行かない。 なるほど、よく出来ていて園内観光のカートが用意されている。 二人乗り30分700円。 五人乗りなら900円。
当然我々は二人乗り。 しかしこれはマシンも古く、馬力が無い。 ウ〜ウ〜とやっと登って行く感じ。 やはり五人乗りのほうが馬力はありそう。 その上バックの仕方を聞いてこなかったよ〜。 ウロウロ、ウロウロ。
通り合わせた人に教えられ・・・。 フウ〜。 この時期見所はモアイ像と上からの景色くらい。 やっぱり・・・。 
今日の昼食だが・・・。 売店でのホットドックに似たアメリカンドッグ一個。 これっておやつじゃん。 しかしおかげさまでこの旅行では体重が増えていないぞ〜。 毎晩ビールとおいしい食事をしているのですがね〜。
ところで昨日の国民宿舎のフロントの女の子が、「いらっしゃいませ↑」 と語尾を上げて言うのがなんとなく可愛かった。 普通は 「いらっしゃいませ↓」 と語尾を下げるのでは? このサンメッセでも若い女の子が語尾を上げて言う。 少しまねをしてみると、可愛い笑顔。 おばはん、一言。 「ええかげんにし〜や〜」 ほかにも 「ありがとうございました↑」 も語尾が上がる。 何だか不思議な気分。
次はサボテンハーブ園。 まずはカーレーターと別料金のモノレールで展望台へ。 若者に負けじと大きな音の鐘を鳴らして折り返し、たくさんのアロエやサボテンの間を歩いて下る。 しかしサボテンは長崎鼻パーキングガーデンで見たほうがまとまっている感じ。 まあ、どちらも最初からそんなに期待していなかったことだし、まあこんなもんでしょう。 
後は日南海岸名物のフェニックスの並木と掘切峠、鬼の洗濯岩を見て宮崎市内へ。 
女王様最後のご命令。 「ケーキ屋を探せ! この旅行ではまだ当っていないじゃん。」 執事としてはこれは予想の範囲である。 当然出発前に調べておいた。 だが何せ初めての土地。 まして目印の大淀川が曲がって流れている。 そうなると方向感覚すらおぼつかない。 人に聞いてもなかなかわからず、結局一時間近くかかってしまった。 「知らない町でケーキを買えと言うのなら、カーナビを買って下さいよ。 女王さま〜。」 天気予報通り、小雨が落ちてきた。
やっと見つけたサントノ−レ。 だが時間が無い。 急いで買っていざフェリー乗り場へ。 6時40分到着。 ヤレヤレ、間に合った。 フウ〜。
大阪行きフェリー、マリンエキスプレスは7時10分発。 二等寝台は12人部屋だが、同室は子供連れの家族が一組だけ。 部屋で食べるわけにも行かず、ロビーで食べようと・・・。
だが、いかにも慌てていたのだろう。 ケーキナイフもスプーンも忘れている。 仕方なく手づかみで・・・。 これではケーキもかわいそう。
ところでそのケーキはおいしかったの? どうだったの? ナニ〜、わからへん? なんのこっちゃ〜!
一風呂浴びてベッドへ。 やはり大きな船はエンジン音もあまり気にならず、ゆっくりと眠ることが出来、おかげで楽をさせてもらった。 しかし奥方様、この静かさで船酔い? 困ったお方であることよ・・・。
2月20日の金曜日、8時半には帰り着いていた。 帰りは豪華にフェリーに乗せてもらったことでもあり、全走行距離1800Km。
今回も楽しい旅で大満足。 ありがたいことであり、幸せを感じている。
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