このマークをクリックすると、スライドショーをご覧いただけます。 写真をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。
◇北海道 四日目 阿寒湖へ 2004.7.7(水)
今日も朝から雨。 それもしっかり降っている。 木曜日、晴れの予定であった稚内も今朝の予報では曇りと悪くなり、当分晴れる気配は無い。 一番の目的地の礼文島には是非晴れた日に訪れたい。 ならば北を目指すのは後回しにしよう。 阿寒湖から釧路へ回り、知床から北上することに予定を変更。
国道38号線はかなりの通行量だが、大雪湖から国道273号線に入ると極端に少なくなった。 その上降っていた雨もあがり、道路も乾いている。 少しのことでこんなに変わるの? 遠くに雪を被った山が見えている。 あれが大雪連峰だろうか?

この上ない新緑がどこまでも続き、道路際には草花が可憐に咲き、大きなフキの葉っぱも・・・。 これらが押し付けがましくなく、ごく自然なのがうれしい。
長い直線道路も多く、電柱や電線、信号などの雰囲気を壊す何者も無く、気分は最高である。 奥方様は、「電柱がじゃまだといっていた意味がようやくわかった。」 と・・・。 そうだろ! そうだろ!

道端に鹿を発見。 それも二頭。 こんなに簡単に動物にも出会える・・・、北海道とは懐も大きい? 奥方様は 「こうなれば次は熊に出会いたい。」 だと〜。 オ〜イ、それは困るだろ?

長いトンネルを抜けると三国峠に到着。 曇り空ながら視界は良好。 でっかい北海道を感じさせてくれる風景である。

下り始めると斜面にルピナスの大群。 ここで見られるとは思わなかったよ〜。 感激! とてもカラフルで美しい。 それから先にはところどころで小さな群落が続いている。 
「北海道へ着いてから毎日毎日、こんなに新緑ばかりを見ているのに、ひとつも飽きないね〜。 こんな新緑ならこの先ずっと続いても大丈夫だが、これが紅葉して真っ赤や黄色の風景がこれだけ続けば、目が疲れるだろうかね〜?」 と奥方様。 どうやら秋にも来るつもりらしい。
それに加えこの気温。 20度前後の快適さ。 その上この天気にもかかわらず、湿気が全く感じられない。 こちらに来て汗をかいたことが無い。 今朝のテレビは大阪の温度が連日35度と報じている。 もうそんなところで生活できない。 どうする? もう帰りたくないよ〜。 いや帰れないよ〜。
糠平湖を過ぎるとやがて平野が広がり、今度は牧場やジャガイモ畑。 一面の緑とジャガイモの花がとても美しい。 とにかく広い。 牧草ロールが転がり時折牛も見られる。

ジャガイモの花はピンクばかりではなく白い花も現れた。 ピンクと白がきれいに植えられとても良い感じ。 また程よく色付いた麦畑のベージュ色が適当なアクセントとなり、素晴らしい雰囲気だ。
道の駅スタンプラリーが催されていて、これまでに何箇所か寄って来た。 そこで少し遠回りだが、道の駅ピア21しほろまで行くことにした。
ジャガバターが売られている。 そのジャガイモがとても大きい。 おじさんがたっぷりとバターを塗ってくれ、ついでにパンを買い、これが今日の昼食となってしまった。 白い花は男爵、ピンクはメークインだとおじさんが教えてくれる。 人なつっこく、とても優しい。

ここまで来たからには、ナイタイ高原牧場へ行ってみよう。 とにかく広くて度胆を抜かれる。 牧場に入ってもう随分走っているぞ〜。
グルッと360度、緑の丘が続き、所々で牛さんたちが草を食んでいる。 いや寝そべっている牛さんも・・・。 楽しく遊んでいるようにも見える。 だがこの広さ! パラパラいるとしか見えない。 人口密度、いや牛口密度はかなり低い?
突然霧がかかりだした。 真っ白な世界へ迷い込んだ子羊の気分。 オ〜イ、どこまで走れば良いの〜? ようやく何かが見えてきた。 建物らしい。 奥方様、レストハウスでお土産のお買い物。 だがまだ物足りないらしく、何かウロウロしている。 迷っているようだ。
今日もダメだぞ〜。 ソフトクリーム! だが、辛抱しきれないらしい。 「半分食べてくれる?」 まあここまで来て、その味を確かめられないのも可哀想だし・・・。 許すとするか〜。
あまり好物でもなく、いつもは一口舐めるだけで十分なのだが、仕方なく半分以上を食べる羽目に・・・。 かなり濃厚でおいしい。 この場所で食べたから・・・だけでは無さそうで、やはり違うのだろう。 
少し道草を食いすぎたようだ。 阿寒湖へ急ごう。 通行量も少なく、いくらでも飛ばせそうだが、ここは注意して新聞配送のトラックの後を追走。 これがかなりのスピードで走ってくれる。 まわりはまだまだ牧場や畑が続き、やがて足寄湖が見えてきた。
国道241号線から道道664号線へ入り、ラワンぶき鑑賞ほ場へ。 ラワンとは地名らしい。 螺湾と表示してある。
これまで走ってきた道路際には、どこにでもふきの葉っぱを見ることが出来た。 その少し大きなものだろうと思っていたのだが、見て驚いた。 これはでかい。 大人の背の高さより大きい。 これが北海道サイズと言うのか?
やがて道路は砂利道になり、しばらく我慢をさせられる羽目に・・・。 ようやく開放され、オンネトーに到着。
なんと美しい水の色! 雄阿寒岳、雌阿寒岳も何とか姿を現してくれ、とても静かで良い雰囲気。 大きなキャンバスに絵を描いている人がいる。 でも何故だか変。 書いているのはキガラシ畑。 お〜い、それはどこだ?
ここでもキタキツネと遭遇。 でも何だかやつれてかわいそう。 後で聞いた話だが、この時期キタキツネは毛も抜け、やせてガリガリになるそうな。 一層精悍な顔つきになり何だか怖いくらい。 冬を生き抜くため、秋からはふっくらとなるそうな。 

阿寒湖はまずアイヌコタンのお店でお土産の物色。 それから宿探し。 安さにつられ、阿寒ビューホテルに決定。 かなり大きなホテルである。 一泊二食、一人8550円。

それから遊覧船に乗りマリモ見物。 マリモができる過程をお勉強。 たくさんのマリモや大きなマリモに驚かされる。
遊覧船は美しい新緑の中を進んでいる。 周りの山は雲に覆われ、今にも雨が落ちてきそうな空模様になってきた。 だが、さぞかし紅葉は素晴らしかろう・・・と充分感じさせてくれる風景である。 「見てみたいね〜。」 奥方様、ポツリ・・・。 
さてホテルの食事だが・・・。 夕食も朝食もバイキング。 やはり値段が値段。 おいしいものを食べられる訳無いじゃん!
|