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◇信州紅葉巡り Part-2 松川渓谷 小布施 2004. 10. 19 (火)


 曇り空ながら雲は案外高そうだ。 この分だと天気は何とかもちそうか? せめて午前中だけでも降らなければ良いが・・・。 と言うことで7時からのバイキングの朝食後、すぐに飛び出した。

 思いの外狭い山道だが、通る車もほとんど無く、美しく色付いた山々を愛でながら須坂を目指す。 

 車を停める回数がだんだん多くなってきた。 ほんの20数Kmの道のりに2時間近く掛かる始末。 この県道はかなり良い感じ。 だが北信五岳は霞んでほとんど見えない。 これが晴れていれば・・・。 


 山田温泉から松川渓谷へ。 間もなく八滝の展望台。 紅葉の最盛期には少し早い? それでもこの見事な眺め! 10数台の駐車スペースだが、ちょうどうまく回転しているのか、そんなに混雑はしていない。 だが休日となると・・・?


 続いて雷滝。 ここでも何とか停められた。 だが観光バスも多く、かなりの車である。 駐車場から急な階段をゆっくり歩いて10分あまり。 奥方様、昨日は少し足が痛かったらしいが、朝風呂も含めて三度、ゆっくりと暖めたおかげで随分楽になったそうな。 その上荒れた手もスベスベ・・・と喜んでいる。


 豪快に流れ落ちる滝の裏側の通路を通り、少し下からほぼ全容を見ることが出来る。 そんなに落差は無いが、轟音を立てて落ちる様はかなりの迫力! 裏見の滝とも言うらしい。 


 さて奥方様のこの旅の目的の一つでもある小布施を目指そう。 道路際にはたわわに実ったリンゴ畑。 手を伸ばせば取れそうだが・・・。 弘前でもこんな光景だったが、こちらのほうが何だかくすんで見える? やはり空気とか車の量の違いかな?

 奥方様は栗が大好物である。 秋になると丹波へ焼き栗や栗のお菓子を求めて行くのだが、今年はまだその機会がない。 そのせいもあるのだろう。 どうしても小布施を訪れたかったようだ。

 小布施と言えば岩松院の天井絵だろう。 到着した境内には中野小学校4年生が静かに整列中。 社会見学らしい。 体操服姿がとても可愛い。 その上お行儀が良く、一般客と一緒だが、特に違和感が無い。 ここまで歩いてきたんだとォ〜。 まあ、隣町だけど・・・。

 それに引き換え我が家のおばはん。 近所の農家のおばさんが売っている野菜や果物を早速に物色し始めた。 そんなことをするために来たんじゃなかろうが・・・。

 そんな言葉には耳も貸さず、残り少ないリンゴに気もそぞろ。 「お金を払っておくから、帰りまで預かっておいて・・・。」 だとォ〜。 少しはまじめに見学をしている小学生を見習え!

 葛飾北斎が晩年に描いたと言う八方睨み鳳凰図も素晴らしいものだが、それを取り囲む欄間の見事さ! 事細かな細工に驚かされる。


 ことのついでにフローラルガーデンおぶせにも。 そんなに広くない庭にはそこそこの花が植えられ、まあまあの雰囲気。 だが入場料300円を取るのならもう少し? 


 さて栗、栗、栗! まずは栗の木テラスでお茶する? だが時間は1時を過ぎている。 モンブランといっしょに軽い食事。 奥方様、これが大層お気に入り。 今までに食べたどこのモンブランよりおいしいのだとォ〜。 私にはその味はわかりませんが・・・。 サント・アンのY.Oさんに言いつけてやろう!

 隣の席には我々と同じくらいの上品そうなご夫婦。 そのお二人の前にも紅茶とコーヒー、そしてモンブラン。 ところが奥様が食べ終わると、手をつけられていないご主人のお皿と交換している。 まるで我が家のビデオテープを見ているようだ。 私だけではないのだ〜。 ちょっと一安心? でも、なんだか身につまされる・・・。

 後はお土産屋さんを二軒まわってなんだかんだとお買い物。 観光バスが行き交い、かなりの観光客。 小布施に対する我々の認識が少しばかり甘かったようだ。 今にも泣き出しそうであった空から、とうとう雨が落ちてきた。

 奥方様にこの旅をこのコースだと決定付けさせたものがある。 それは上田まで足を伸ばしてのマツタケ料理! なんと欲張りなこと・・・。 だが時間が中途半端になり、その上、栗の木テラスで軽く昼食をとってしまった。 そこで夕方4時に予約を入れる。 まる光園。 一人6300円。

 高速道路を上田菅平ICまで利用。 時間はたっぷりとある。 ならば角間渓谷まで紅葉見物に行く?


 狭い山道の突き当たりに一軒の温泉宿だけ。 深い森の中だがたいして見るべきものもなく、この雨の中、歩いて散策することもできない。 文字通りただの時間つぶしになってしまった。



 さあ、マツタケ料理だ!

 丹波あたりのマツタケ山は最低でも一万円。 それがここでは6300円。 が、やはり鍋は牛肉ではなく鳥肉。 マツタケと言えば牛肉のすき焼きだ・・・と思っていた私には、ちょっとばかり肩透かしを食らったようだ。

 しかしさっぱりしたものがお好みの奥方様にはそれがちょうど良かったらしく、大満足のご様子。 結構ボリュウムがあり、全てを食べきれない。 あまった天婦羅をどうする?

 「すみませ〜ん。 何か入れ物ありませ〜ん?」 これで明日、マツタケの天婦羅が食べられる?

 降り続いている雨はますます強くなってきたようだ。 さて安全運転で帰るとしましょうか・・・。

 上田菅平インターチェンジから高速道路を利用、11時過ぎ帰着。 全走行距離1198Km。