◇小浜〜舞鶴 桜巡り 2006. 4. 10 (月)
先月の29日のこと。 舞鶴のたかた荘の女将さんからの電話。 “今年もいさざの踊り食いを始めましたので、お越しください。” いさざとはシロウオのこと。 その翌日、産経新聞にたかた荘の社長が漁をされている写真とその内容を紹介している記事。 それとこれは後で知ったのだが、NHKにも生出演をされていたらしい。 ぼちぼち桜のシーズン。 花見を兼ねて出かけてみますか?
長期予報によると、今年の桜の開花は早いとの予想だったが、私は疑っていた。 こんなに寒いのにそんな訳は無かろうと・・・。 その通り、早かったのは関東だけで、ここ近畿をはじめ全国的にはそうでもなかったようだ。 しかし、これで平年並みであろうか?
その桜もようやく満開を迎えた。 さあ、出かけよう。 ところが奥方様の休日である10日には天気が崩れるとの予報。 なんじゃ〜そりゃ〜。 8日〜9日の週末は絶好のお花見日和だったのに・・・。 仕方がない。 やめようよ〜・・・。
ところが奥方様、どうしても行きたい雰囲気。 インターネットの天気予報とにらめっこ。 近畿北部の雨の降り出しは朝の9時過ぎ? ならばそれまでに花見を済ます? ヨ〜シ、最悪雨でも女将さんに会いに行くか?・・・と話がまとまったのが夜の9時30分。 こんな遅くに電話するのもね〜。 まあ、いいかぁ〜。 もしダメならホテルマーレのバイキングでもいいじゃん。
そこで5時に出発。 まずは小浜を目指す。 走りなれた道。 時間の計算も狂いはない。 8時、妙祐寺到着。 曇り空ながらまだ雨は降っていない。 美しい満開の枝垂桜が出迎えてくれた。 少しピークは過ぎている? それでもさすがに優雅な雰囲気。 まだ訪れている人も無く、静かな山里の風景と共にほっこりとした気分。


ついでに小浜公園にも立ち寄る。 海辺の公園には300本あると言うソメイヨシノがほぼ満開。 犬を連れてお散歩している人が3人だけ。 隣の小浜ロッジの部屋からなら、桜の花に手が届きそう・・・。

さて舞鶴へ急ごう。 しかし9時少し前にとうとう雨が降り出した。 最近の天気予報はどうしてこうも正確なの? 仕方がない。 とりあえず女将さんに電話。 昼食の予約を入れる。
まずは引き揚げ記念館方面へ。 海上自衛隊近辺の道路沿いには見事な桜並木が続いている。 “桜の花が咲いたら美しいだろうね〜。 是非見てみたいね〜。” いや、これはこの道を走る度に交わしていた我々夫婦の会話。 その夢がようやくかなったという次第。
ところがこの雨。 それとまだ5分から7分咲き位だろうか。 長く続く桜並木の向こうには静かな海が広がり、見え隠れしている北海道行きフェリーの大きな船体を見るにつけ、いつものことながら旅情を感じざるを得ない。
次は瑠璃寺へ。 吉田の枝垂桜で有名なところ。 一昨日、昨日の週末は大変だったようだ。 駐車場は終日満車。 周辺の道路も大混雑だったそうな。 しかし今日はその駐車場にも数台の車しか停まっていない。 なに? ホテルマーレのマイクロバス? ホテルマーレはたかた荘が経営しておられる。 駐車場からお寺までの200mたらずの距離を歩いていると十数人のお年寄りの集団。 と言うことはまさか・・・。
雨も忘れるほどの見事な枝垂桜が二本。 ちょうど今が満開、そして見頃である。 これだけの枝垂桜はそう見られるものでは無い。 雨もまた風情があり、静かだし、なかなかいいものじゃん。 これは良いものを見せていただきました。

ところが帰り道、今度はたくさんの団体さんとすれ違い。 駐車場には2台の観光バス。 お〜、この時間差。 良かったよね〜。 ラッキー!
舞鶴港とれとれセンターで少し時間をつぶし、11時30分、たかた荘到着。 そのまさかが大当たり。 広間では彼のお年寄りのグループの食事が始まっており、間もなくカラオケの声も・・・。
わざわざ小部屋を用意してくださっていた。 食堂でよかったんだけど・・・。 仲居さんも相変わらず親切丁寧に歓待してくださる。 なに? 吉田の枝垂桜を見たことがない? まあ、地元の人はそう言うものでしょうかね〜。
さあ、いさざだが・・・。 私は随分昔、どこでだかは忘れたが食べたことがある。 生きて泳いでいるシロウオをタレにつけてそのままいただくのだが、やはり我が家のおばはん、目を白黒させている。 少し食べて、“もういいわ〜・・・。” だって。 まあ、残酷と言えば残酷だけど・・・。
まだ元気に泳いでいるいさざを、火をつけたばかりの釜飯の釜の中へ入れろとのご命令。 それぐらい自分でやりなさいよ〜。 なに? かわいそう? オイオイ・・・。 後ほど、出来上がった釜の蓋を空けた仲居さん、“あれ? こんなにたくさんのいさざが入っていました?” いやはや・・・。
その生きたいさざを熱々の白いごはんの上に乗せ、海苔とワサビ、それとタレをかけてかき混ぜて食べると、これがとてもうまい。 おばはん、“これはいける!” だって。 あとは天婦羅やおすましなど、全ていさざが入った料理を堪能。 いさざ料理初体験のおばはんでしたが、珍しい食べ物に満足されました?
帰りはお決まりのコース。 篠山のお菓子の里丹波、そして三田のサント・アンへ寄り道し、夕刻帰宅。 走行距離、397Km。
そうそう、その帰り道、4時過ぎの夕暮れが近くなった頃、久し振りに大阪府四条畷市にある飯盛霊園の桜を見によりました。 ただ、トイレがしたかっただけ? いやいや、ここも桜のトンネルが素敵ですよ〜。 
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