◇今年最初の紅葉狩り

Part-2 栂池自然園  2006. 10. 4 (水)


 部屋の窓から白馬三山がくっきりと見えている。 その山並みが朝日に輝き、鮮やかな色に染められ、とても美しい。 奥方様、「山って美しいもんだね〜。」 こんなに鮮やかなアルプスを見るのは初体験かな? 真っ青な青空もまぶしい。 今日はなんだか良い事が起こりそうだ。



 7時30分、食堂でおいしい朝食をいただく。 「なんだかいつものバイキングの朝食より、たくさん食べたようだね〜。」 と奥方様。 バイキングが大好きな奥方様はいつも 「今日は昼食抜きだからね〜。」 と、これでもか〜と言うくらい食べるのにね〜。 なのにそれ以上?

 食堂の窓から見ると、あんなに美しかった山のそのほとんどを雲が隠してしまったようだ。 今日は午後から天気は下り坂らしい。 これは早めに登った方が無難かな? と急いでチェックアウト。

 8時過ぎに乗り込んだゴンドラはやがて雲の中へ・・・。 視界が全く閉ざされてしまった。 オイオイ、それはないだろう? 今度はロープウェーに乗り換え。 両方で全長5.3Km、標高差約1000mを26分で運んでくれる。 やがて雲も晴れ、ロープウェーからは眼下に美しく色付いた木々が見え始めた。 黄色く色付いた木々が中心だが、これは素晴らしい紅葉ではないか。 栂池山荘の売店でおにぎりとパンをゲット。 いざ、栂池自然園のハイキングへGo!

 まずはパノラマスライドショーをご覧ください。戻る時は「戻る」を押してください。

 自然園へ一歩足を踏み入れた途端、なんじゃ〜この景観は・・・。 山の頂上付近にはガスがかかっているものの、見事な紅葉が迎えてくれている。 錦織り成すとはこう言う情景を言うのだろう。 なんだか鮮やかな赤い色が多いいように感じる。 故により素晴らしい紅葉に見えるのだろう。 千畳敷カールの岩山と紅葉の風景もいいけれど、樹木が生い茂った大きな山が、いろいろな色に染められた紅葉もまたいいもんだよね〜。

 正直なところ、栂池自然園を少し見くびっていたようだ。 ここまで素晴らしいところとは思っていなかった。 期待が小さかった分、それだけ感動も大きいと言うことだろう。


 まずはミズバショウ湿原。 枯れ始めている大きな葉っぱ。 これって水芭蕉では? 後で聞くところによると、水芭蕉は花が終わると葉だけがどんどん大きく育つそうな。 これは花の咲く時期に一度来て見たいものだよね〜。 「これなら何も尾瀬まで行かなくてもいいじゃん。」 と奥方様。 それはそれでまた違うとは思いますがね〜・・・。

 手をかざすと冷たい空気が感じられる風穴を通り、ワタスゲ湿原へ。 少し移動するたびに、ガスに煙った山の姿、湿原に現れる地塘や草紅葉、そして美しく紅葉した木々の表情が違って見えるから不思議だよね〜。




 行程では約35分とあるが、相変わらずゆっくりゆっくりと・・・。 さてどれくらい時間が経ったのだろう。 そんなことどうでもいいじゃん。 ここまでは高低差もほとんどなく、木道がきっちりと整備されており、快適なハイキングを楽しめる。 その上この景観、そしてこの空気、雰囲気、開放感・・・、なんと居心地が良いところなんだろう。


 雲の流れが速く、少しの時間青空も顔を覗かせてくれた。 その瞬間の素晴らしいこと・・・。 「日が差してきたよ。 早く早く!」 そんなにせかされても、デジカメはシャッターを押すのに時間がかかるのですよ〜・・・。 あ〜、忙しい。

 楠川を渡ると木道もなくなり、本格的は山道へと様相が一変する。 かなりきつい登りもあり、ハイキングの域を超え、登山の領域となる。 視界も少し悪くなり、森の中を歩くこと30分、いやそれ以上かかったかな? パンフレットには25分とあるが・・・。 ようやく到着しました、浮島湿原。 奥方様には少々きつかったかな?


 この先、展望湿原まではこんな登りが40分続くそうな。 そこまで登るとより景観も開け、白馬雪渓も見ることができるそうな。 しかしこの天気である。 その保証はない。 それに二人とももはや体力の限界? ならばここで引き換えすのが賢明だろう。

 そこでこの浮島湿原を一周することにした。 ところどころの空で雲がきれ、青空も覗きだしている。 山の姿がくっきりと見え、その山が見事に色付き、とても素晴らしい。 ほんのひと時だが、その向こうにガレ場の山が見えてきた。 白馬? それとも蓮華岳? 展望湿原まで登ればそれらが見えるんだろうね〜。


 見事な草紅葉、そしてその中の地塘がまた良い雰囲気。 その地塘に真っ赤に色付いた木々がが映し出される様を、言葉もなくうっとりと眺める二人・・・。 これだけでもここまで登ってきたかいがあろうと言うものだよね〜。




 ところがいきなりガスがかかりだし、瞬く間に視界を奪ってしまった。 これはどうも本格的な雲が覆ってきたようだ。 今まではすぐに晴れてくれたんだけどね〜。 これで今日はもうおしまいかな?




 残り半分の湿原めぐりは霧の中。 しかしこんなに素晴らしい紅葉を見ながらハイキングできたのだから、満足、満足。 ならばこのまま引き返そう。

 なにぶん狭い山道。 帰り道はたくさんの登ってくる人たちとすれ違うたびに待たされる。 奥方様に 「登り優先だよ。」 と言ったら 「車と同じだね。」 う〜ん、良くわかっていらっしゃる・・・。

 楠川まで戻り、その冷たくて美しい水が流れる川原へおり、真っ赤な紅葉を見ながらのおにぎりとパンの昼食。 これもまた結構なもので・・・。 「ここで温かいコーヒーがあれば言うことないね〜。」 と奥方様。 う〜ん、今度は何とか小さなバーナーでも持ってくるように考えましょうかね〜。



 あとはワタスゲ湿原とミズバショウ湿原を、別ルートで最後の紅葉をたっぷりと楽しみながら、相変わらずゆっくりゆっくりと・・・。 栂池山荘に立ち寄り、温かいコーヒーで一休み。 なに? コーヒーより山葡萄のソフトクリーム? ようやる・・・。 

 駐車場へ戻ってきたのが2時少し前。 さて帰るとしましょうか・・・。 なに? どこかで温泉に入りたい? ここにも温泉があるけどね〜。 どうせ北陸道へ回るつもりだから、姫川温泉かな? 道の駅小谷へ行けば、何か情報もあるだろう。

 ところが道の駅小谷は水曜日がお休みだって。 その上寄った姫川温泉は古ぼけた旅館が2軒だけ? そして廃業した旅館が朽ち果て、崩落の危険があるため通行止め? なんじゃ〜そりゃ〜・・・。

 駅で聞けば・・・と行ってみたら、なに? 無人駅? オイオイ・・・。 そこで駅前の郵便局へ。 たった一人の局員さんは、一人のおばあさん相手にのんびりとお仕事中。 仕方なくそのおばあさんに聞いてみた。 ならばこの先の国富が良い・・・というので行ってみると、これはまた新しくて立派な旅館、いやホテルじゃん。 入浴料1000円。 入浴客の姿もなく、大きなお風呂で貸切入浴させていただきました。 まあ、3時過ぎだものね〜。

 ヒスイ峡の標識を見て回り道。 ヒスイ海岸には行ったことがあるけど・・・。 突然現れた大きな岩山にびっくり。 これはすごいところだよね〜。 車で通過しただけだけど、その雰囲気は十分に感じ取ることができましたよ〜。 




 奥方様次のご注文。 なに? 北陸道なら富山でおりてお寿司の夕食? まあ、ちょうどそれくらいの時間だろうから結構ですがね〜。 糸魚川インターチェンジ、4時40分。 有磯海パーキングエリアで休憩し、富山インターチェンジ6時前。 ちょうど通勤割引で通行料1100円。 ラッキー。 活さかな亭でお寿司の夕食。 なに? 1年半ぶり? サービス券が無効になっているじゃん。

 こうなれば帰りも深夜割引か? 奥方様は明日も休みをとっていることだし、夜中になっても大丈夫だろ? と言う訳で、とりあえず金沢までは国道を走ることにした。 金沢8時20分。 だがまだ時間が早過ぎる。

 ならばと小松バイパスを利用し、加賀インターチェンジからようやく9時40分に北陸道へ・・・。 途端に雨が落ちてきた。 秋雨前線をかいくぐって、我々はちょうど良い時期に出かけたようだ。 賤ヶ岳サービスエリアで仮眠を取り、彦根インターチェンジ、0時05分。 通行料2400円。 深夜2時に無事帰宅。 二日間の全走行距離988Km。

 今回いくら得をした、いや倹約したかと言うと・・・。

 八日市IC〜駒ヶ根IC 通行料  5300円 → 3700円 1600円  深夜割引
 千畳敷 バス、ロープウェー    3800円 → 3420円  760円 インターネット割引 二人分
 栂池パノラマウェー 自然園入場料 3300円 → 2900円  800円  前売りチケット(ホテルで購入可) 二人分
 糸魚川IC〜富山IC 通行料   2150円 → 1100円 1050円  通勤割引
 富山IC〜彦根IC 通行料    5800円 → 2400円 3400円  加賀IC〜彦根ICを利用 深夜割引

 合計 7610円。 まあ、その分帰りが2〜3時間遅くはなったけどね〜。 これでまだ 「ケチケチドライブ」 の副題は変えなくても良い?



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