◇伊勢神宮初詣と伊勢志摩ドライブ 2007. 1. 16 (火)
年が明け、早くも半月が過ぎた昨日の夕方、「ねえ、初詣に行こうよ。」 と奥方様。 そう言えば長いこと行っていないよね〜、初詣。 いつ以来かな?
若い頃にはそれなりの年中行事ではあった。 毎年とは言わねども、春日大社とか橿原神宮へお参りしていたが、歳とともにあの雑踏が苦痛になり、足が遠のいてしまっている。 最も二人とも神様、仏様には全くご縁がなく、信仰心も、そして興味も持ち合わせていない。
ここ2年間での5度にわたる入院はそのせいかな? ならば今年は健康をお願いしてのお参りも良いかもしれない。
「どこへ行く? 久し振りにお伊勢さんか?」 「うん、行きたい。 伊勢なんていつ以来? 赤福も食べたいし・・・。」 「赤福などどこでも買えるだろ?」 「あのお店で食べるから、よりおいしいと言うものよ。 お昼は何を食べるの?」
おいおい、それじゃ〜、初詣か観光旅行かわからないじゃん。 まあ、我々夫婦が行く初詣ならこんなものでしょう。 なに? バチが当たる? う〜ん、そうかも・・・。
伊勢志摩へは若かりし頃から、そして子供が小さな頃からことあるごとに訪れ、その回数は数え切れない。 いわばホームグランドと言うところ。 内宮、外宮はもちろんのこと、二見が浦、そして鳥羽からパールライン沿いに今浦、石鏡、相差、鵜方、大王崎から御座へ、賢島から奥志摩、五ケ所湾の相賀浦まで。 あげくには国道260号線のすごい山道を紀伊長島まで走ったこともある。 今ではどうなっているのだろうか? 時間があればまた巡ってみるか?
通勤割引を利用したため、9時過ぎに内宮前に到着。 2時間ちょっとのドライブだ。 伊勢自動車道が出来たおかげで早くなったものだよね〜。 通行料金、1900円が半額の950円。 16日ともなれば内宮前の無料の駐車場が利用できた。 利用できないのは三が日だけだろうか? またこの時間ならまだまだ余裕たっぷり。 満車になれば少し離れたところにたくさんの公営駐車場があるが、有料のところもあり、無料の駐車場でも1月中は土日だけ有料になるらしい。 しかし一番近いこの駐車場はいつも無料。 それも少しおかしな話だよね〜。 行かれる方はご注意を。
静かに流れる五十鈴川にかかった宇治橋を渡り、神宮内へ。 参拝者はまだまばらで、ちょっと肩透かし? 玉砂利を踏みしめ、ゆっくりと歩いているうちに、旗を先頭にした団体さんが追い抜いて行く。 観光バスが到着したらしい。
後はすごい人にまぎれての参拝となってしまった。 そりゃ〜そうだよね〜。 16日と言えども、まだ1月だもの・・・。
今年は健康で過ごせますように、出来れば入院などしませんように・・・。 また奥方様や子供たちが、今年も健やかで穏やかに過ごせますように・・・。 心静かに手を合わせた。 さて、奥方様は何をお願いしたのだろうか・・・。

おはらい町も人が溢れている。 しかしおかげ横丁は比較的のんびりムード。 試食のものを逃がさない奥方様。 さすが大阪のおばちゃん。 なんだか顔まで生き生きとしてきたようだ。
長い行列が出来ている。 [豚捨] と言うお店。 豚捨だから牛丼がメインらしい。 え〜? 並ぶの? 行列と言うのには全く弱い奥方様。 本当に困ったお方ですこと。 でも並んでいるのはコロッケ(80円)とミンチカツ(110円)、そして串カツ(80円)を買うためだそうな。 買ったのはそれを一つずつ。 まあ、おいしかったけど・・・。
11時過ぎに [すし久] で、てこね寿司の昼食。 1050円。 この時期だから? 鰹は冷凍だそうな。 しかしズケにされた鰹の味もまた結構なもので・・・。 そして奥方様、デザートに豆腐のソフトクリームのお店へ一直線。 おいおい、赤福を食べるんじゃ〜なかったの? なに? 赤福は別腹? これはあきれてものが言えない。
[赤福本店] で一皿3個入り280円の赤福。 おねえさ〜ん、私のお皿には2個しかありませんが・・・。 あれ? 奥方様のお皿には4つ? いつの間に? なんと素早いこと。 さすがにここで食べる赤福は、お餅が柔らかくておいしい。 お茶も良い香りで、「おかわり・・・。」 そして赤福は勿論のこと、[ふくすけ] の伊勢うどんをお土産に買い、「あ〜、満足!」 だってさ。
時間はちょうど12時。 朝からの曇り空から少し青空がのぞき出し、柔らかな冬の光が差し込んできた。 ならば海でも見に行くか?

鳥羽からパールロードへ。 昨年6月からこのパールロードが無料開放されたそうな。 さすがにこの時期、通行量は少なく、のんびりとドライブ。 鳥羽展望台からの大きな海を眺め、鵜方から大王崎へ。

大王崎灯台に登ったのなど、いつ以来かさえ思い出せない。 少し曇ってきたようだ。 駐車料金300円、灯台見学料150円。
いつからだろうか? このあたりは絵かきの町と言うそうな。 さすがにこの時期だから見られなかったが、絵を描く人がたくさん訪れ、「絵かきの町大王実行委員会」 なるものを設け、毎年、風景画コンクールや写真コンクールが催されているそうな。 アップダウンの激しい狭い道にひしめき合う昔ながらの漁師町の風情と、灯台を中心とした大きな海を舞台とした古い町並みゆえ、映画の撮影も多いそうな。

登茂山からは英虞湾が望める。 左は御座、正面には賢島、そしてその間には大小たくさんの島、海には養殖いかだが浮かび、そこに沈む夕日は絶景と言われる。 そんな夕日を一度見てみたいものだが・・・。

国道260号線が志摩バイパスとして整備されているらしい。 ならば走ってみよう。 立派な志摩大橋がかかり、快適に走っていると、なに? この先工事中? 御座までは後2Km。 最後の工事だそうな。 しかしこれで楽になったよね〜。 その昔、御座へは5年ほどの間、毎年訪れていた。 なじみの民宿もあり、おいしい魚や御座白浜での海水浴。 今はどうなっているのだろう。
ありました。 [ニューさざ波] の看板。 もっとも路地を入らねばならず、前までは行きませんでしたが・・・。 女将さんはお元気でしょうか? 頭にニューと付いていたから改装もされ、その頃小さかった子供さんが継がれているのだろうけど・・・。 なつかしいよね〜。 まあ、覚えておられるかは疑問だが・・・。
おばあさんが小鯵を丁寧にひらいてくれ、それを酢醤油でいただいた味が今でも思い出される。 あんな面倒な魚のさばきをコツコツとして下さったのだがから、うまくない訳がない。 一度急に食べたくなり、鳥羽から電話して、お昼に食べさせていただいたこともあったっけ。
また漁師をしておられたおじいさんには、漁船で夕方の英虞湾クルーズに乗せてもらったこともある。 風呂上りの体に海風が心地良く、沈んでゆく夕日と真っ赤に染まった海が目に焼きついている。
御座白浜の海水浴場は美しい砂浜だが、この季節ゆえ、その砂浜に大量の漂着物が見られる。 最後に訪れた時にもそれが目に付き、この白浜も以前と比べれば人も増え、汚くなったな〜・・・、との思いから次の年から行かなくなったのだが・・・。 しかし、見たところ立派な施設が設けられており、海水浴シーズンになれば丁寧にゴミも拾い、その美しい砂浜を守っておられるのだろう。 
なんだか昔を思い出す旅になってしまったようだ。 機会があればまたゆっくりと訪れたいと思う。 伊勢志摩国立公園、特に志摩地方は国立公園と言うには少し雑多なところもあり、もう一つと言う気もしないではない。 だが伊勢は古くから万人が訪れた歴史のあるところ。 しかし志摩の方は、もう少し環境を統一して整備すれば、より良い観光地となると思うが、いかがなものだろうか。
時間は3時半をまわった。 帰りの伊勢自動車道が通勤割引になるにはちょうど良い時間だろうと、ゆっくり帰途につくことにした。 鵜方から伊勢道路を通り、伊勢西インターチェンジへ。 待っていてくれたように、曇り空から小さな雨粒が落ちてきた。 名阪国道の道の駅針で簡単な夕食を取り、7時30分帰着。 走行距離456Km。
写真で巡る旅日記でもご覧ください。
伊勢神宮編 伊勢志摩編

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