◇みちのく夫婦旅 弘前滞在日記 十八日目

十和田湖 奥入瀬渓流 2007. 10. 23 (火)


 雨はあがっているが、道路はまだ濡れている。 曇り空だが、これから良くなるのだろう。 おおまかな荷物は昨夜のうちに車へ積み込んでおいた。 そして早朝6時、 18日間お世話になったマンションともお別れして出発した。 初めて新聞配達の中学生に出会ったよ。 奥方様が、「新聞配達のバイクの音もしないね〜。」 と言っていたのだが、自転車だから何も音がしなかったんだ〜。


 一路十和田湖へ向かう。 温川温泉のあたりの紅葉も今が盛り。 清流流れる渓谷にブナ林の紅葉・・・。 このあたりも素敵なところだよ。 これじゃ〜、奥入瀬渓流と比べても遜色ないじゃん。 




 滝ノ沢展望台の付近も先日とは大違い、見事に紅葉しているよ。 ようやく青空も広がってきたようだ。 湖畔沿いに休屋へ向かう。 十和田ホテルの後ろの山が・・・、これを燃えていると言うのだろうか、山全体が赤く染まっているよ。




 やがて遊覧船が見えてきた。 駐車場にはまだ係員がいないじゃん。 後で払えばいいんだろ? そして8時、始発の遊覧船に乗り込んだ。





 少し冷たい風が吹いている。 寒いと言う奥方様を船内に残し、デッキに出てみる。 乙女の像が見えてきた。 そしていよいよ美しい紅葉劇場の始まりとなる。 後ろのデッキだから風も当たらず、そんなに寒くない。 これは奥方様を呼びに行かなくっちゃ〜ね〜。



 遊覧船は中山半島をなめるように進んでいる。 岩をも覆いつくさんばかりの色とりどりの紅葉と緑との組み合わせ、そして小さな島もあり、少しさざなみが立つ美しく澄んだ真っ青な水面、湖を取り囲んでいる色付いた高い山々、またその上には青い空と白い雲、その全てを見事に照らし出してくれている優しい朝の太陽・・・。 これほど変化にとんだ景色もそんなにあるものではないよね〜。


 遊覧船は中湖へ入り、御倉半島まで岸に近いところを進んでくれる。 そして帰りは休屋まで一直線。 え〜、もう終わり〜? 1時間の船旅だったけど、とても短く感じたよ。 



 さて奥入瀬渓流へ急ごう。 なにぶん今日は予定がタイトなのだよ。 奥入瀬渓流では今回も石ヶ戸から雲井の滝までバスに乗り、歩く算段をしているからね〜。 バスの時間があり、急がねば・・・。 え〜、瞰湖台に寄る時間もないの?

 なのに銚子大滝に寄ったためにより厳しくなってしまったじゃん。 さすがに絶好の紅葉シーズン。 道路際に駐車してある車、その上大型観光バスどうしのすれ違いにも支障をきたす狭い道路・・・。 ノロノロ、ノロノロ、そしてイライラ、イライラ・・・。 なんとか9時35分発の時間ぎりぎり間に合ったよ。 ふぅ〜・・・。


 石ヶ戸もたくさんの観光バスと車だが、狭い隙間を見つけて車を停め、バスを待つ。 ところがこれだけ混雑していると・・・、やはりJRの路線バスも10分ほど遅れてきたよ。 ある程度は計算していたけどね〜。 10時過ぎ、雲井の滝からハイキング開始。


 まずは少しさかのぼって、白布の滝へ。 そして雲井の滝、千筋の滝、九十九島、阿修羅の流れ、馬門岩とめぐり石ヶ戸まで1時間30分。 え〜? 前回は1時間足らずで歩いたよ〜。 でも今日はゆっくりと写真を撮りながらだから・・・。


 黄色に色付いたブナの木、高い山には真っ赤な紅葉、木々の間から時々顔を出してくれるぽっかり浮かんだ白い雲と青い空、変化にとんだ川の流れ、またその川に横たう苔むした朽ちた木や小さな島々・・・。 そんな渓流沿いの遊歩道をのんびりとお散歩するのは、とても心地良いものだったよ〜。 


 蔦温泉旅館の駐車場へ到着したのはちょうど12時。 あ〜、腹減った・・・。 今日は朝が早かったしね〜。 蔦沼のほとりにはベンチがなかったよね〜。 まあ、木道の丸太に座れないことはないが、先を急ぐことだし・・・と車の中でおにぎりの昼食。 え〜? 今日はいつもより一つ多いじゃん。 「うん、余ったお米を全部炊いたから・・・。」 だって。


 蔦沼の紅葉は先日とあまり変わりがないよ。 ならばこんなものなのかな? もう少し期待をしていたから、少しがっかり。 最初は温泉にも入る予定をしていたのだが、その時間もないよ〜。 まあ、前回入っているから、まあ、いいっかぁ〜。 



 冬枯れの睡蓮沼や笠松峠を素通りして、立ち寄った地獄沼もようやく晩秋の気配。 山の雪も消えかかっているよ。 でもこの地獄沼には4回も立ち寄れたしね〜。 そう考えたらこの旅行のなんと贅沢なことよ・・・。 



 2時過ぎ、黒石インターチェンジから東北道を南下する。 いよいよ青森ともお別れだよ。 大きな 「おいわきやま」 が別れを惜しんでくれているようだ。 なんだか寂しいね〜。 二人とも少ししんみり・・・。

 古川インターチェンジから今日の宿、鳴子温泉郷の川渡温泉、越後屋旅館に到着したのは5時30分。 どうせ鳴子温泉はいっぱいだろうからと、少し離れたところにした。 一泊二食、9600円。

 ゆっくり温泉に浸かり、忙しかった今日の疲れを癒す。 しかし、テレビのニュースでは、「鳴子峡で落石事故があり、観光客が怪我をしたために、鳴子峡遊歩道が通行禁止になった。」 と伝えているじゃん。 そんなアホな〜・・・。 でも少し前にもそんなことがあり、今回は2度目だそうな。 となれば、その観光客が我々でなくて良かったと言うべきかな?



写真で巡る旅日記でもご覧ください。

  

  このマークをクリックするとスライドショーをご覧いただけます。写真をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。