◇みちのく夫婦旅 最終日

天元台 裏磐梯 安達太良山 2007. 10. 25 (木)




 22日間のこのみちのくの旅も、いよいよ今日が最終日。 そのフィナーレを祝福するように、空は真っ青だよ。 さて、どこまで回れるだろうか? ならば早立ちだ〜・・・と8時前に宿を飛び出した。



 まずは白布大滝。 こんな滝があることは全く知らなかった。 旅館においてあった白布温泉のパンフレットの案内図で知った次第。 ならば是非訪れなければね〜。

 ところが大変なところじゃん。 急斜面を10分、いや15分かな? それもとても悪路を下らねばならない。 まあ、奥方様も今回はいろいろ歩いて経験もつんだことだし、これくらいなら大丈夫かな?


 見事な滝だよ。 落差50mとあるが、少しサバ読み? でも大きな岩の間に流れ落ちる様は迫力満点だよ。 帰りの登りも奥方様の手を引きながら・・・。 その途中で同年代のご夫婦と出会ったが、奥様のほうが恐れをなして下るのをやめてしまった。



 ところがその少し上に、展望台へ向かう細い道があるじゃん。 ここまでなら誰でも下りられる・・・かな? その奥様にも教えてあげて、感謝されましたよ。 下るときには気がつかなかったけど・・・。 観光協会の方、案内標識くらい出しておいたらいかが? 



 次は天元台へ。 ロープウェーで標高1350mの天元台高原まで上がれる。 ここはスキー場だが、そのリフトを利用して一気に標高1820mまで上がり、そこから西吾妻山までの登山をはじめ、いろいろトレッキングコ−スがあるそうな。




 周りの山は見事に色付いているが、逆光のせいもあるのだろう、スキー場の紅葉は少しピークが過ぎている? 雪をいただいた飯豊連峰、そしてパノラマ展望台からはうっすらとかかった雲海の下に米沢市内が見わたせる。




 火焔の滝展望台にも寄って見たが、何だかぼや〜っとしか見えない。 帰り道には無人のペンション村。 ここもまもなく賑わうのだろうか。 





 西吾妻スカイバレーを通り、裏磐梯を目指す。 この道は有料道路だったが、数年前、無料開放されたそうな。 登るに従い、紅葉の中のドライブとなり、やがて白布峠を越えると磐梯山と桧原湖が見えてくる。 




 桧原湖の水面もお日様に輝きキラキラキラキラ、湖畔の木々も美しく色付き、格好のドライブ日和。 小さな島も見られ、かなり大きな湖だよね〜。 





 レンゲ沼の看板にちょっと寄り道。 水面を水草が覆いつくし、対岸に一本の真っ赤なもみじ・・・。 なかなかの雰囲気だよ。 




 中瀬沼まで10分ほどのお散歩。 ここは磐梯山が一番美しく見えるスポットだそうな。 しかし、肝心の磐梯山は逆光ではっきり見えないじゃん。 でも林の中に浮かぶような中瀬沼、なかなか結構なものでしたよ。 



 ようやく裏磐梯に到着。 時間は12時近くになっているよ。 さて、このあとどうする? 五色沼か? 磐梯ゴールドライン? それとも磐梯吾妻スカイラインか? 全てを回る時間はないしね〜。 それと昼食は? 前回はこのあたりで喜多方ラーメンを食べたっけ・・・。

 でもやはりここまで来たからには磐梯吾妻スカイラインだろ? 今回は浄土平にも登ってみたいしね〜。 そして下ったところの高湯温泉、たまご湯で一風呂浴びて福島西インターチェンジから帰路につけばちょうどいい塩梅では? ならばと磐梯吾妻レークラインへ向かった。


 三湖パラダイスからは桧原湖、小野川湖、秋元湖を見ることができる。 ただし秋元湖は反対側だから少し進んだところの展望台からのほうが良く見えるけどね〜。 磐梯山もより大きく見えているよ。 



 やがて中津川渓谷。 混雑している駐車場、そしてレストハウスだが、少し待って軽い昼食をとり、改めて散策路を下り始めた。 10分も歩いただろうか。 まだ随分下らなければならないようだよ。 その上急な下りじゃん。


 下りがあれば、帰りは当然登らなくてはならないよね〜。 今日は時間もあまりないことだし、このあたりで引き返すことにした。 しかし、ここまででも十分美しく色付いたブナ林や、真っ赤なもみじも見られたことだしね〜。 まあ、いいっかぁ〜。


 駐車場を出て少し反対方向へ。 たどりつけなかった中津川渓谷を橋の上から一枚パチリ。 ところが係員の乗った車から、「そこは駐停車禁止ですよ。 すぐに動かしなさい。」 と大きな拡声器の声。 そんなに大きな声で言わなくても・・・。 ハイハイ、すぐに動かしますよ〜。 ごめんなさいね〜。 いえいえ、これはやはり悪いことです。 皆さんはまねをしないでね。 

 磐梯吾妻レークラインから国道を磐梯吾妻スカイラインへ向かう。 でもね〜。 紅葉はもう終わり? 周りの山は枯れた木が多く、何だか冴えないよ。 土湯峠に到着して、はたと立ち止まる。 さてどうする? 左へ行けば磐梯吾妻スカイライン。 これは有料だよ。 右は福島方面。 こちらへ向かえば安達太良山へ行けるよ。


 磐梯吾妻スカイラインは前回走っているしね〜。 こんな冬枯れのところよりも、初めてのところのほうが良いかな? 奥方様は、「どっちでもいいよ〜。」 と投げやりな雰囲気。 しかし、「安達太良山は無料なの?」 だって。 やっぱりね〜。

 結局、安達太良山へ向かうことにしたのだが、私は彼女に言わなかったことがある。 それはロープウェーに乗らなければならないと言うこと。 こちらのほうが磐梯吾妻スカイラインの通行料金よりも少し高くつくんだけど・・・。 二人分必要だしね〜。 それは知らなかったことにしよう・・・っと。


 安達太良山ゴンドラの乗り場に到着したのは3時前。 早くもお日様が傾き、日差しが弱々しくなっているじゃん。 「え〜? ロープウェーに乗るの?」 と奥方様、やっぱり不満顔だよ。 「うん、でもETCカードで割引があるから・・・。」 オイオイ、そんな問題ではないだろ?



 これは午前中に来たかったよね〜。 美しい紅葉が随分割り引かれているよ。 夕日に照らされてかすんで見えているのもなかなかの雰囲気だけどね〜。 千恵子さんが言っている 「本当の空」 も、その青さが薄れているよ。 少し残念・・・。 


 世の中、なかなか思うようにはいかず、相変わらずの珍道中だったけれど、これで全ての観光は終了。 まあ、これも我々らしくていいじゃん。 それもこれも最初の鳴子峡が予定を狂わせてくれたんだけどね。 さて、後は帰途につくだけになってしまった。 ホッとする気持ちと寂しい気持ちが入り混じり、何だか複雑な心境だよ。

 4時を過ぎて、二本松インターチェンジから高速道路に入る。 彦根インターチェンジまで640Km。 予定では彦根インターチェンジを午前0時過ぎに下りて、2時過ぎには帰れるだろう。 当然、深夜割引を計算してのことだよ。

 ところがサービスエリアで何度休憩、また仮眠したことだろう。 結局帰り着いたのは午前5時になっていたよ。 まあ、最後の日だからと早朝から走り回った分、やはり疲れもあったのだろう。 無事であったのが何よりだよね〜。

 今回も、いや今回は、より、良い旅をさせていただきました。 まことに幸せなことです。 感謝、感謝・・・。



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