ケチケチドライブ旅日記2008


◇山高神代桜とわに塚の桜、そして清里へ 2008.4.4(金)

 昨年の春も山梨県の身延山久遠寺を訪れたのだが、実は実相寺の山高神代桜を見に行くつもりだったのだ。 しかし、開花時期と日程が合わず、結局身延山になってしまったと言う次第。 そこで今年の桜は山高神代桜と決めていた。

 しかし奥方様がまた仕事に復帰したものだから、見ごろで平日となると出かけられるのは4日の金曜日しかない。 そこでやきもきしながら開花状況をチェック。 神代桜も3月29日に咲き始めたが、その後、この天候不順と花冷えの日々。 オイオイ、大丈夫なの?

 3日の情報ではようやく5分咲きとなったらしい。 天気も回復しそうだし、こうなれば少し早いかも知れないが出かけるしかないじゃん。 そこで深夜割引を利用すべく、3時50分に彦根インターチェンジから高速道路に入った。

桜と南アルプス

 8時前に到着した実相寺は静かな山間にたたずむ落ち着いた古刹。 雲ひとつない群青色の空に雪を被った南アルプスがそびえ立ち、境内には黄色が鮮やかな満開の水仙。 そして満開には少し早いものの見事な桜が咲き乱れている。 なんと贅沢なところなんだろう。

 咲いている桜はエドヒガンザクラでソメイヨシノはまだ蕾だそうな。 本堂の傍らには樹齢2000年とも言われる神代桜がでんと居座っておられる。 なんと言う威厳なのか。 その細い枝先には見事な花をつけ、その様子がまたなんとも愛らしい。

山高神代桜

 日本三大桜の名に恥じない、いやその名にふさわしい姿には感動を覚える。 日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征定の折りにこの地に留まり、記念にこの桜を植えたと伝えられ、以来2000年。 いろいろ試練もあっただろうに良くぞ生き延びてこられたものだ。 そう考えるとせいぜい7〜80年の人生なんて、なんとちっぽけなことなのだろう。

 これで日本三大桜は岐阜の根尾の薄墨桜と二つを見たことになる。 ならば次はあと一つ、福島の三春の滝桜か? 拝観料無料。 駐車料金500円。 

わに塚の桜と八ヶ岳

 次に訪れたのはわに塚の桜。 実相寺から20〜30分ほどのところ。 こちらは優雅な一本桜が田んぼの真ん中に咲いており、ほぼ満開のようだ。 何だか岡山の醍醐桜を思い出した。

 ただ大きく違うところは背景に美しく輝く八ヶ岳。 これもまた見事ではないか。 なんとも言えぬその光景にただただうっとりするばかり・・・。 無料駐車場有。 

 さて、今日の桜見物はここまで。 しかし時間はまだ10時過ぎ。 そこで清里から野辺山へ向かうことにした。

 国道141号線を甲斐駒ケ岳をはじめ南アルプスの峰々を眺めながらの快適なドライブ。 青空がまぶしい。 正面に見える八ヶ岳がだんだん大きくなってきた。

八ヶ岳の展望台 平沢峠

 そしてまず向かったのは八ヶ岳の展望台、平沢峠。 雄大な八ヶ岳の姿を目の前にして、おいしい空気を胸いっぱい吸い込んだ。 なんと気持ちがいいのだろう。 

 時間もちょうどお昼時。 そこで清里へ戻り、清泉寮のレストランで昼食。 そのあとはお決まりのソフトクリーム。 奥方様、濃厚でおいしいお味に大満足のご様子。

牛の姿も見られない

 しかし、清里と言うところはやはりこの時期に来るところではなさそうだ。 道路際には雪が残り、大きな森もまだまだ冬枯れの風景。 牧場には牛の姿など全く見られない。 沿道には閉められたお店が並び、何とも裏寂しい感じがする。

優雅な吐竜の滝

 それでも立ち寄った吐竜の滝はなかなかの景観だし、美し森からは大パノラマが望め、新緑のころはさぞかし素晴らしいことだろうと容易に想像がつく。 

 そんな清里でのんびりとし、夕方ゆっくりと帰途についた。 今回は帰りも高速道路を利用。 10時前に帰着。 全走行距離、905Km。


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