ケチケチドライブ旅日記2008

◇丹波もみじ三山(高源寺 円通寺 石龕寺) 2008.11.18(火)
昨日、昼食後のこと。 「お散歩に行こうか。」 とばあさんが言い出した。 小春日和とはいかないまでも暖かな陽気である。 明後日からは寒くなるらしい。 それにしても昨日までは体調ももう一つで、ドライブや散歩に誘っても、「しんどい・・・。」 とか 「膝が痛い。」 とか言って出かけなかったのだけれど・・・。
退院して、まもなく一ヶ月が経とうとしている。 ここにきてどうやら少しづつながら良くなっているのだろう。 病は気からとも言うことを本人も良く理解していることだろうし、いつまでもふさぎ込んでいても始まらない。 いつもの散歩コースの4分の一くらいをゆっくり、ゆっくりと歩いた。
足の筋肉が衰え、歩くことや家事は何とかできても、膝に力が入らず階段の上り下りが苦痛らしい。 先日の診察で医者も散歩を勧めてくれたようだ。 まあ、あせらずにのんびりと構えることが肝心だろう。
ところが夕方になって、「小山ロールが食べたい。」 と言い出した。 三田にあるケーキ屋さんのロールケーキである。 もっとも甘いものはできるだけ控えるようにとの医者の忠告もあり、しばらくはケーキにも飢えていることだし、仕方がないか・・・。 そして、「どこかその近くに紅葉を見られるところない?」 やっぱり・・・。
オイオイ、昨日までそんな雰囲気ではなかったぞ〜。 だがここは彼女のその気持ちを大事にしてやるのが夫としての務めであろう。 そこで 「あるにはあるよ。 ちょうど今が見ごろかな? でも大丈夫か?」 「少し歩いただけだけれど、なんともないし大丈夫。」 「しかし無理は禁物だよ。 明日の朝の様子を見てからにしたら?」
そして今朝。 「足も膝もなんともないし、ゆっくりなら階段も登れるだろうし、行きたい。」 ならば気分転換にもなるだろうし、リハビリがてらお出かけしましょう・・・と9時過ぎに出発した。
私には随分前から一度訪れてみたいところがあった。 それは丹波、青垣町の高源寺。 紅葉が見事らしい。 ただ混み合うことだろうし、ばあさんの体調のこともあり、滅多に利用しない第二阪奈道路(通行料800円はお高い?)、そして阪神高速、中国道を利用して急ぐことにした。
舞鶴自動車道に入ると沿線の山々が見事に色付き、輝いている。 ばあさん、うっとり。 これだけでも出かけて大正解だったようだ。 春日インターチェンジからは北近畿豊岡自動車道を走ると高源寺到着は11時前。 なんと速いことよ。
平日にもかかわらず観光バスがずらりと並び、結構な人で賑わっている。 それもそのはず、少しピークは過ぎているが見事な紅葉が出迎えてくれた。 急な階段もあったが、ばあさんの手を引き、ゆっくりゆっくり。 「大丈夫か?」 と何度も振り返りながら・・・。 少しピークを過ぎていると言うことは散りもみじも見られると言うこと。 またこれも結構なもので・・・。
本堂までの階段も普段ならなんでもないのだろうが、休み休みだから境内を一通り回ると結構時間がかかったのは仕方のないところ。 その分私は写真をゆっくり撮ることができたから、ラッキー・・・。 ン? 拝観料 300円。 駐車料金 無料。 
時間は12時を回っている。 さて、昼食はどうする? と走っているとファミリーマートの看板。 ばあさん、「そうだ、ウッチー弁当があるかな?」
テレビ番組、「ジャンクSPORTS」 から生まれた期間限定の弁当を求めて、何度か買いに出かけたのだが、いつも売り切れ。 まもなくその期間も過ぎようとしている。 ところがなんとあったではないか。 さすがに田舎のこと。 店長さんらしき人も、「そうなんですか。」 とあまりご存じないご様子。 ウッチー弁当と浜田スタミナカツ弁当が今日の昼食。 どちらも結構なお味で・・・。 昼食代、〆て1028円。
店長さん曰く、「紅葉狩りですか?」 「今、高源寺からの帰りです。」 「このすぐ先にある円通寺も紅葉が美しいですよ。 そして少し先に石龕寺 (せきがんじ) もありますから行かれては?」 そう言えば先ほど貰ったパンフレットにも載っていたっけ。 合わせて 「丹波もみじ三山」 と言うそうだ。
円通寺はネットで知っていたが、石龕寺は全く知らなかった。 ばあさん、「ならば行こうよ。」 オイオイ、大丈夫なの? まあ、それだけ元気なら・・・。 思い切って出かけて吹っ切れたものもあるのだろう。 自信もついたと言うことらしい。
円通寺は真っ赤なドウダンツツジが迎えてくれた。 そんなに広くない境内だがたくさんのもみじの木が池の周りを取り囲んでいる静かなお寺である。 しかしここでも観光バスでの団体も訪れ、結構な人で賑わっていた。 拝観料 300円。 駐車料金 無料。 
石龕寺へは少し南下しなければならない。 そこで、「無理は避けよう。」 だが 「ここまで来たのだから・・・。」 とばあさん、不満顔。 仕方がない、回り道しますか・・・。
イチョウの落ち葉を踏みしめて到着した石龕寺は山間の静かなお寺だ。 さすがに訪れる人も少なく、美しく色付いたもみじを愛でながら、のんびりと散策させていただいた。 拝観料 300円。 駐車料金 無料。 
時間は3時を回っている。 さて、三田へ急ごう。 ところがいつものこととは言え、到着した 「ESコヤマ」 は長蛇の列。 結局買い求めたのは5時を回っていた。 まあ、満足そうなばあさんの顔が救いかな?
「大丈夫だった?」 「うん、あれだけゆっくりと歩いたから、なんでもないよ。」 どうやら心配したのが杞憂に終わったようだ。 これでは今までのお出かけとあまりかわらないじゃん。 元気を取り戻してくれたのなら大いに結構なこと。 これからもあまり無理はせずに、のんびりとリハビリに取り組んでもらいたいとつくづく感じた次第である。
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