闘病日記

なに? レンメル症候群?



part-2 原因究明へ


 オイオイ、それはないだろう? 前回の入院からちょうど半年。 また?〜。 それも同じ病気?・・・。



2005.8.13 (土)

 前夜の話・・・。
西武ライオンズの宮越投手が初先発。 その上東京ドームでは阪神巨人戦。 チャンネルをパチパチ、パチパチ。 これは忙しい。 地上波の放送は7時から。 それまでは当然1台分しか契約していないケーブルテレビが頼り。 夕食もそこそこに7時からは2台でテレビ観戦。

 宮越投手は5回を投げて降板。 後は中継ぎ、抑えの投手に任せて高みの見物。 阪神も先制して余裕・・・。 ところが8時ごろから気分が悪くなってきた。 なんだかお腹が張ってきたようで胸の辺りが息苦しい。 横になりながら目はテレビに・・・。 なに? 阪神が同点にされた? ヨシヨシ、宮越は先発初勝利で今期2勝目のヒーローインタビューを受けている。 彼の応援ページを早く更新してやりたい。 だが、気分の悪さがますます益してきた。 なに? 久保田がサヨナラホームランを打たれた? 余計に?・・・、ムカムカ、ムカムカ・・・。

 たまらず、朝が早いためウトウトしかけた奥方様にSOS。 病院へ連絡してもらいタクシーの手配をしようとしたところ、激しく嘔吐。 夕食に食べたものが消化もされず、そのほとんどを吐いてしまった。 そのせいか? なんだかスッキリ、気分も良くなったようだ。 これなら明日まで大丈夫だろう。 病院へキャンセルの電話。 二つのページを簡単に更新してシャワーを浴びる。 なんだか寒気・・・。 そしてすぐに就寝。

 なんだかうなされていたようだ。 あまり確かな記憶がない。 奥方様がうめき声に驚き、目を覚まし、後は寝ずに看病してくれたらしい。 熱を測り、タクシー、救急車を何度も呼ぼうとしたのだが私が頑固に嫌がったらしい。 体温が最高39度5分もあり、体が震えたとなれば当然のこと。 賢明に冷たいタオルを額にのせ続けてくれたようだ。

 早朝、仕事を休むと言う電話をしている奥方様の声で気がついた。 なんだか胸苦しい。 突然嘔吐。 間に合わず、奥方様のパジャマやシーツが無残な姿に・・・。 それでまた少し落ち着いたようだ。 その後はウトウト、ウトウト。 お腹の中は空っぽのはず・・・。 渇いた口を少しのお茶で湿らせているだけなのに空腹感は全くない。 10時が近くなり、ようやく病院へ。

 奥方様がタクシーを呼ぶと言うのに、大丈夫だから・・・、と車を運転して行った。 一人で大丈夫と言うのに、どうしてもついていくと言う。 その時には昨夜の体温や震えのことをまだ私には教えていなかった。 それがわかっていれば私はどうしただろう? 彼女は最悪のこと・・・入院・・・も覚悟していたようだ。 私にもなんだか少しはいやな予感はあった?

 今回も外来の婦長さんの問診。 久し振りの再会に話もはずむ。 我が教え子、いや彼女の娘さんは1年生ながら頑張っているようだ。 ショートのポジション争いで一歩リード、大学選手権の出場が決まったらしい。 一度その雄姿を見てみたいね〜・・・。

 何もそんな話しをしに来たわけではないだろう? いやいや、そこはさすがにベテラン、仕事振りはテキパキと指示も的確である。 体温は36度8分、血圧は低いが検尿は前回同様、とても色が濃い。 診察を待っている間、処置室のベッドで横になっているように勧めてくれた。 と言うことは見た目にもしんどそうだったの?

 少しウトウトしていた。 随分時間が経ったのだろうか? この病院では担当医ごとに、外来でも予約ができ、それが優先される。 今日の私はいわば飛び込み。 当然遅くなる。 S先生が診察室からわざわざ出向いてくださった。 お腹の周りを抑えられても痛くもない。 前回の経験もあり、後のことは予想通り血液検査の間に点滴。

 30分も経っただろうか? 看護婦さんが届いたデータを見て怪訝な顔をしている。 “前回の数値は何桁でした?” となんだか変なことを聞く。 “何桁って・・・。 最初のは知らないけれど200〜300くらいだったと思うけど・・・。 いくつになっている? なに? 990?” 嘘だろう? そりゃ〜看護婦さんも驚くよね〜。 平常値が40なんだから・・・。

 その上また黄疸の兆候も見られることだし、S先生は絶対に安静が必要だと言う。 婦長さんも毎日点滴に通院するのも大変だし、安静にし早く治すには入院がベストだと言う。 早速空きベッドを確認。 半強制的に入院の手続きをしてくれた。 “車もあることだし、一度家に帰らせてよ〜。” “ダメです。” あの優しい婦長さんの顔が鬼に見えてきた。

 S先生は “最近、生物の魚貝類を食べたことありませんか? 特に生牡蠣。” と聞く。 我が家の奥方様はより慎重なお人で(言い換えれば怖がり?)家では夏場はお刺身をメニューにすることはない。 先月の25日に琵琶湖へ蓮の花を見に行った後、小浜まで足を伸ばし、おいしいお刺し身をたらふく食べたのだが、もう3週間近く前の話。 A型肝炎は魚貝類、主に牡蠣が原因になることが多いらしい。 その時には牡蠣をはじめ貝類は食べてはいないが・・・。 その上、当然奥方様も同じものを食べたことだしね〜・・・。

 先にCTの検査をして入院病棟へ里帰り? また点滴生活の始まりである。 顔見知りの看護婦さんも多く、出戻りの患者を優しく迎えてくれる。 しかし前回お世話になったS看護主任さんは配置転換で3階の病棟に移られていた。 機会があれば顔を見に行くとしよう。

 S先生はトイレと食事以外はただただベッドでゴロゴロしているように指示をされる。 できるだけ起き上がることは避けるためパソコンも禁止だって。 トホホ・・・。 だが今回は24時間点滴ではなく、朝夕だけで普通食を取ると言う。 当然部屋へ運んでくれるらしい。 食堂までのわずかな距離を歩くことも避けるためだと言う。 そこまでするか? だが、運ばれてきた夕食もお腹に何も入っていないはずなのに全く食欲がなく、半分を食べるのが精一杯。

 体温計は38度5分を指している。 看護婦さんは氷枕を用意してくれた。 夕刻、S先生がCT検査の結果を持ってご回診。 今回も胆嚢付近には異常が見られないらしい。 もう一人の若い先生と一緒に、そのまま担当していただけるらしい。 体がだるく虚脱感を感じる。 また長〜い夜の始まりである。


2005.8.14 (日)

 長〜い夜。 それはすでに経験済みであるが・・・。 見も知らない人との4人部屋。 年齢や性格、そして病状も異なるとなれば仕方がないこと。 またお互い、夜中にトイレに行くことも・・・。 消灯は9時。 8〜9時間、熟睡できる人ならちょうど良いかもしれないが、もうこの年になるとそう言う訳には行かず、また熟睡もできない。 その上眠れないからとテレビを見ることもママならず、ウロウロする訳にもいかず・・・。 結局長〜い夜となってしまう。

 朝食は何とか食べられた。 と言ってもパンと牛乳、わずかなサラダにスイカが一切れ。 体は相変わらずけだるく元気が出ない。 体温は37度5分まで下がったが・・・。

 お昼過ぎ、わざわざ長男が車の移動に来てくれた。 夏休み中だが仕事が忙しく、明日は休日出勤らしい。 今日も予定がぎっしりだったのに・・・、と文句たらたら。 コラ! 親父の入院の時ぐらいもう少し優しくしろ! しかし同じ病気で半年に2回・・・。 気持ちはわかる? 昨日、奥方様の言うことを聞いていれば・・・。

 私のページが更新されず、皆さん不思議がっていることだろうと気にかかる。 タイガースのページへは毎日160〜220ip、アクセス数が400を越えることも珍しくない。 宮越徹応援団へは2勝目のメッセージが来ているだろうし・・・。 忙しい長男は当てにできないし・・・。 そうか、先日変えた携帯電話ではインターネットもできるはずじゃん。 しかし全くその気はなく、何も勉強していなかった。 まあ、そのうち何とかなるだろう。

 それよりテレビが映らない。 サンテレビもスカパーも・・・。 ただ地上波だけ。 これではまともな野球観戦ができない。 テレビ中継を見れない地方の皆さんの恨み節が身にしみる。 その上地上波では中継延長枠も縮小、最後の大事なところが気にかかる。 なに? ラジオ? 勿論持参しているが、こんなに気密が保持されている建物では電波が届かないじゃん。 この先どうするのよ〜・・・。 トホホ・・・。


2005.8.15 (月)

 朝7時に採血。 相変わらず調子が悪い。 体温も37度5分を行ったり来たりしている。 空腹感が全くなく、食事も半分ほど・・・。 右肩と腰が痛い。 ただただ寝ているだけと言うのも大変なこと?

 担当の若いO先生のご回診。 今は全てパソコンにインプットされているから、前回の様子やここ2日間の様子は全て把握されており、説明の必要はなく便利になったものである。 今日の血液検査の結果でS先生と相談の上、今後の治療方針を考えるとのこと。 とりあえず胸のレントゲンと心電図の検査を指示される。

 ウトウトしていたら目の前にこの病棟の婦長さん。 再度の入院のお見舞い? じっくり療養してください・・・との優しいお言葉。 お世話になります。

 奥方様に携帯電話の説明書を持ってきてもらい、少しずつお勉強。 しかし、そんなに簡単なものではない。 いや、これは私だけ? まあ、ボチボチ行きましょうか・・・。 とりあえずパソコンと繋ぐケーブルを買って来てもらうことにしよう。

 午後、若いO先生が血液検査の結果を知らせて下さった。 なに? 350に下がっている? たった二日で? あの990と言う値はなんだったの? 急性肝炎の原因はいろいろあるらしいが、これほど上がるのも珍しいらしく、それも半年に二度となれば・・・。 A型肝炎については検査中だが、胆管もCTでは問題なく、どうも原因がわからないらしい。 これは前回もそうであったが・・・。 そこでMRI検査を検討されているようだ。

 トイレに行く時、ばったり前回お世話になったO先生と出会い、そのときのお礼と今回のいきさつについてご報告。 “前回も原因がわからず終いだったしね〜・・・。” となんだか申し訳無さそう・・・。

 前回にもいた男の看護士さんが二人とも元気で頑張っている。 ちょうど私の三男と同じくらいの年だろうか? 普通に回視もこなし、立派なもの。 これなら看護婦さんと遜色ないじゃん。 いや同姓として、かえって頼みやすい? また、妊娠3ヶ月だった看護婦さんは先月出産休暇に入ったそうだ。 来月出産らしい。 無事元気なお子さんのお誕生を・・・。


2005.8.16 (火)

 昨夜はお腹の周りが一段と気持ち悪く、その後胸の周りが痛み出した。 そうだ、前回はこんな感じであった。 一層不安が募る。 なかなか眠れない。 何度も時計を見るが、なかなか時間が進まない。 3時ごろになってようやく熟睡。 5時過ぎ目覚めるとなんだかスッキリしているが・・・。

 体温も36度5分まで下がり、どうやら峠は越えた? しかしまだまだ不安。 若いO先生に “これでは長期作戦ですかね〜?” と少しばかり弱気な質問。 “まあ、もうしばらく様子を見ましょう。 これから少しの間、抗生物質の点滴を加えます。” 前回もその副作用のために下痢で苦労した。 その対策も考えてくれているらしいが・・・。 もうどうにでもしてくれ〜・・・。

 ところが時間が経つにつれ、どんどん気分もすっきり、調子が良くなってきた。 肩や腰の痛みも消えた。 やはり熱のせいだったようだ。 食欲だけはイマイチだが、これなら前回と同じじゃん。 何も長期入院など必要なく、通院で何とかなるのでは? こんな時には経験がものを言う?

 午後の回診の時にその旨を訴えた。 私の体のことは、私自身の体が一番良く理解している? あと一週間入院して完治するか、通院で二週間かかるかの違いだろ? どうせ明日、血液検査なのだから、その結果、順調に下がっていれば退院させてよ〜・・・。 若いO先生、困惑顔。 “とりあえずは明日の血液検査の結果を見て、S先生ともよく相談してみましょう。 しかし、朝の発言と随分違っていますね〜・・・。” と皮肉タップリ? それとことのついでに、なかば強引にシャワーの許可を取る。 こんな場合、若い先生のほうが言いやすい?

 同室の3人が揃ってご退院。 ワ〜イ、今日はこんな広い部屋で一人だぞ〜・・・。 なんと贅沢な個室・・・。 ところが間もなくお一人様ごあんな〜い。 はかなく消えた夢・・・。 なに? 夕方また一人・・・。 オイオイ、贅沢なこと考えすぎ・・・。

 3時前、シャワーを浴びる。 久し振りで気持ちが良い。 いくら完全空調で暑くはないにしても、そこはやはり夏のこと。 汗もかけば匂いも・・・。 ア〜、スッキリした〜・・・。


2005.8.17 (水)

 朝の採血。 この結果で運命が決まる? なに? そんなに大げさなことではない? いや、ごもっとも・・・。

 調子はすこぶる良い。 こうなれば、患者なんて誠に勝手なもの。 どこが病人なの? どうして病院にいるの? なに? そんなことを思うのはお前だけ? いや、面目ない。 自覚症状は、ただ食欲がなくておいしく感じないのと、尿の色がまだ少し濃いくらいかな? 暇に任せてまたこの闘病日記を書き始める。

 うまくいけば退院・・・となれば・・・、と3階の病棟へS看護主任さんを尋ねてみた。 相変わらずの懐かしい笑顔が美しい。 9月からはまた移動だそうだ。 これで本人の希望通りの職場になるらしい。 小さな子供さんのため、どうしても日曜日は休みたいのだそうな。 そりゃ〜当然だよね〜。 始めて会ったときに、“次は婦長さんだね〜。” と言ったところ、“それは絶対イヤ。 私は看護婦でいいの。” と言っていたのを思い出す。 ホントに人のためだけに従事し、笑顔を絶やさずホッとさせてくれる・・・看護婦の鏡? これは少しばかり褒めすぎかな?

 さて午後、若いO先生がデータを持ってご回診。 なに? ぜんぜん下がっていない? 逆に上がっているのもある? と言う訳で退院の夢、無残にも打ち砕かれ・・・。 ショック!

 こうなれば本格的に携帯とパソコンを繋ぐとしようか? 奥方様にいろいろそろえて持ってきてもらったが・・・。 なに? 肝心のCD−ROMがない。 え〜、どこへしまったんだったっけ? こんなもの必要ないと思っていたのは事実だが・・・。 仕方がない。 携帯電話から私のページの掲示板へ書き込み。 これも初体験。


2005.8.18 (木)

 昨夜ぐらいから尿の色が普通に戻ったようだ。 今日から点滴もなし。 朝の回視の後はチョー暇である。 体調は良好。 窓の外は朝から快晴。 しかし暑そう・・・。

 今日は午後から腹部エコーを撮るらしい。 そこで朝食後は絶食。 と言うことはお茶も飲めないの? ちょっと苦痛・・・。 ならばとお昼前にシャワーを浴びてスッキリ。

 2時ごろ、若いO先生がエコーを撮る機材を持ち込んできた。 なに? 先生がするの? 昔は医者が全てをしたようだが、今では、特にこの病院では検査技師さんがかなりおられ、今までにも結構お世話になっている。 O先生、29歳。 私はちょうど彼のお父さんと同じ年令らしい。 そんな訳で比較的気安くものも言えるし、また優しく接していただいている。 そこで老婆心ながら余計な一言。 “自分で何もかもやってしまうのもいいけど、検査技師さんが自分の仕事を取るのかい・・・と思わないだろうか?” なに? 医者に意見をしたのはお前だけ? これは失礼なことをいたしました。
なに? 結果? 問題あるわけないじゃん。 この自信、どこから来るのでしょうか?

 明日はMRI検査で外出。 この病院にはMRI検査の設備がないらしい。 そこそこ大きな病院なのにね〜。 当然昼食抜き。 自分の車で行くことにし、一度家に帰って夕食も久し振りに奥方様の手料理をいただけることに・・・。 その結果と血液検査の結果では土曜日に退院? かも・・・。

 奥方様がせっかく探してくれ、持ってきてくれたCD−ROM・・・。 なのにエラー? 何でよ〜・・・。 もうこうなれば私の手にはおえません。 トホホ・・・。


2005.8.19 (金)

 早朝、採血。 さてこの結果で・・・? 今日も検査のため、朝食後は絶食。

 MRI検査のためお昼前に外出。 やはり外は暑い。 こう考えれば病室は天国だね〜。 予約時間は3時20分。 2時50分までに入れば良いのだが、久し振りのことでもあり我が家に寄ってこのページのアップと二つのBlogの更新をする。  どちらも更新していないにもかかわらずすごい数のアクセス数。 皆さん、おかしいと気にしていただいていたようだ。 誠に申し訳なく、恐縮この上ない。

 さあ、出かけよう。 なに? 夕立? それも土砂降り。 どうしてあと少し待ってくれないのよ〜・・・。
検査は医師会館にある検査センター。 豪華で広いロビー。 なに? そこそこのホテル並み? さすが立派だね〜。 受付も総合受付と検査受付、そのどちらにもロビーがある。 受付嬢、案内役の人、技師さん?・・・などかなりの従業員。 お金のあるところは違うんだね〜・・・。

 検査は1時間足らず。 結果は専門医の所見をつけて来週の水曜日に病院に届くらしい。 何年か前、腰痛の時に他の病院でMRI検査をしたときは、30分ほど待ってフィルムを貰って帰った記憶があるが・・・。 ならば明日の退院はどうなるの?

 家に帰り、久し振りの入浴と奥方様の手料理。 少しリフレッシュして8時前病院へご帰還。 なに? タイガースがヤクルトに大量リードをされているじゃん。 まあ、こんな日もあるでしょう。


2005.8.20 (土)

 9時過ぎ、若いO先生のご回診。 血液検査の結果、前回より良くなるどころか少し上がっている。 これでは退院許可は出せないとつれないご返事。 MRIの結果もあることだし、もう少し頑張ってもらいましょう・・・だって。 良く簡単に言ってくれますね〜。 そのかわり、外泊許可を出しておくから、検査以外の日にたまに家に帰ったら?・・・とお優しいお言葉。 おありがとうございます。 エ〜ン、エ〜ン・・・。

 同室のKさんが5日間の入院を終えられご退院。 私より4歳年上ながら、山歩きが趣味で話も合い、仲良くしていただいた。 本来なら同時に退院する予定だったのだが・・・。

 それでは・・・と早速外泊届け。 午後から明日の夜までの予定。 血液検査があるから月曜日の早朝には病院にいなければならない。 
出かけようとしたら今日も土砂降りの夕立。 こうなれば高校野球の決勝戦を見てからにしよう。 それにしても駒大苫小牧はすごいね〜。 その昔なら、北海道勢と対戦することを1勝は確実・・・と大喜びしていたんだけどね〜。 57年ぶりの夏の大会連覇。 立派なものです。 ほんとにおめでとう。

 やっぱり我が家はいいね〜。 夕食後、のんびりと寝そべり阪神ーヤクルト戦をテレビ観戦。 そしてドラマなどゆっくりと・・・。 寝る前にお風呂に入りご就寝。 なに? 日付が変わっている? これが私の生活パターンだが・・・。

2005.8.21 (日)

 朝6時過ぎまでグッスリ。 やはり我が家はいいね〜。 かなりの夕立が涼しい夜をもたらしてくれたようだ。 パソコンの前に1時間ほど座った後は、ほとんど見ていないのについているテレビの前でゴロゴロ、ゴロゴロ、ウトウト、ウトウト、スヤスヤ、スヤスヤ。 オイオイ、そんなに寝ては今夜また眠れないんじや〜ないの?

 夕食後、入浴を済ませ再び病院へ。 8時前にご帰還。


2005.8.22 (月)

 朝、採血。 その結果で? いや、どうせMRIの結果もあることだし、今日の退院許可は出ないだろう。 もはや、諦めの心境?

 今日で今回の入院生活も10日目となってしまった。 肝臓とは誠に厄介な病気だと改めて認識。 何もすることがなく、点滴はおろか、投薬もすでに終わっている。 自覚症状は全くなく、ただただ安静にしているのが薬らしい。

 本来の食欲はまだ戻らないものの、当初に比べれば格段に良くなってきている。 明日到着するMRI検査の結果次第だろうが、間もなく退院もできることだろう。 ここはしばらく孤独で静かで落ち着いた入院生活をのんびりと楽しもうではないか。

 午後、若いO先生が結果を持ってご回診。 わずかながら下がってはいるが、まだまだ高い値でもあり、上がったり下がったり不安定なところも気にかかるらしく、もう少し様子を見てみましょう、だって。 A型、B型、C型肝炎は全て陰性であったらしい。 と言うことは今回もまた原因がわからず終い? 明日のMRIの結果も参考にして、是非とも原因究明を願いたいところ・・・。 6ヶ月に2回となるとやはり心配なことでもあり・・・。 二度あることは三度ある? かも・・・。


2005.8.23 (火)

 いよいよ何もすることがなくなってしまった。 ここは覚悟を決めて、のんびり、ゆったり、ゆっくり、ほっこり・・・。 何も考えすに、ただただひたすらに、ボーっとしていましょうか? それ以外にすることもないことだしね〜・・・。 私は昼間のテレビなど元々あまり見ない。 ただただボケ〜、これも慣れればなんだか良い感じ?・・・。

 お昼過ぎ、シャワーを浴びてすきり。 若いO先生が顔を見せてくれたが、特には何もなし。 とりあえずは明日の結果待ち。


2005.8.24 (水)

 病室がなんだか騒々しい。 手術を控えたお方がお二人、それといつも酸素ボンベをお供にされている肺気腫の患者さん・・・。 看護婦さんの出入りも激しく、検査もいろいろ・・・。 それなのにただただ暇をもてあそんでいる情けない我が身よ・・・。 なんだか無視されている?・・・。 イヤ、もはや病人ではない?

 お昼前、いなり寿司と小さな目はり寿司を奥方様が買ってきてくれた。 食事を部屋へ運び、仲良く昼食。 その後地下のレストランでティータイム。 コーヒーの香りが鼻をくすぐる。 こんなのいつ以来? なんだか懐かしい気がする。

 若いO先生はなかなか来てくれない。 検査の結果が気にかかる。 3時を過ぎた頃ようやく・・・。 お〜い、遅いよ〜・・・。

 MRIでは胆管のあたりに少し陰りが見られるらしいが、石ではなく問題は無さそうだと言う。 胆嚢からの石が胆管を通ったのが原因とも考えられるが、現在はそれもなく、結局は想像の世界でしかない。 今後どうしても原因を突き止めるとするならば、胃カメラをそこまで差し入れて調べることは可能だが・・・。 それともう一つ、肝臓の組織検査も・・・、だって。

 そこでS先生を交えてご相談。 たとえそれをやったとしても、元気になった今ではその効果も危ぶまれ、何も苦しい検査をすることもないのではなかろうか? せっかくしても何もわからず・・・、ではね〜・・・。 それより今後、定期的に血液検査で予防する方が賢明では?・・・、との結論に達した。

 ならば、何も入院を続ける必要もない。 通院で今後の経過を見ることに・・・。 ならば退院? しかし、今日はもう無理な時間。 と言うことで明日退院と相成りました。 ヤレヤレ・・・。

 だが、そうとなれば一刻でも早く出たい。 今日、これから外泊してもいい? S先生も、O先生も苦笑い。 明日支払いと今後の通院予定を相談に来るだけ? 結局今日退院と同じじゃん。

 早速外泊届けを出し、荷物をまとめて、帰宅。 まるで夜逃げ? なんじゃ〜そりゃ〜・・・。


2005.8.25 (木)

 今日はめでたく退院のため、支払いと外来の診察予約をするだけの予定。 ところが・・・。

 昨夜は10時過ぎに就寝。 久し振りの我が家、朝までグッスリのはずだったが・・・。 2時ごろに目が覚めた。 後はウトウト、ウトウト。 4時、6時・・・。 7時になってベッドを離れ、軽い朝食。 パソコンの前に座りしばらくすると胸の周りがなんだか息苦しい。 はて? これはこの2月に入院した時の様子に似ているが・・・。

 少しベッドで横になり様子を見ていたが良くなるどころか益々悪くなってきた。 9時を過ぎ病院のO先生に電話。 不在だったが折り返し看護婦さんから電話。 O先生がすぐに戻ってくるようにとのことですよ〜・・・、だって。

 また身の回りの準備をして、タクシーで病院へ。 ベッドはそのままにしてあった。 まだ退院はすんでいないため当然? テレビの上には請求書が・・・。

 早速O先生のご回診。 息苦しさは少しおさまっている。 押さえられてもなんともない。 血液検査と息苦しさを押さえる点滴を指示。 いかに元気になったとは言え、まだ数値の方は高めのことでもあり、無理は禁物のようだ。 やはりここは医者の言うことを聞くのが一番と言うことらしい。 下手な素人療法ほど危ないことはない・・・と言うことの証明?

 と言う訳でまたまた入院生活に逆戻り。 幸い肝臓の数値はそんなに上がっていない。 こうなれば昨日言っておられた胃カメラで胆管の検査もしてみようということにもなり、まだ当分かかりそう・・・。 なんじゃ〜そりゃ〜・・・。 トホホ・・・。


2005.8.26 (金)

 今日は朝から調子が良い。 胸の周りの息苦しさもどこへやら・・・。 昨日はなんだったの? 窓の外も台風一過の快晴。 関東は直撃で大変らしいが・・・。

 午後、シャワーを浴びてすっきり。 奥方様の到着を待って、O先生のご説明。 大まかなところは聞いていたが、改めてMRI検査のフィルムを前に詳しく説明していただく。 ERCPと言う検査らしい。 胃カメラを十二指腸の奥まで差し入れ、胆管の石の有無を調べ、あれば取り除くと言い、1〜2時間かかり、かなり大掛かりな検査になるようだ。

 しかし副作用の危険もあるそうだ。 なに? 最悪死にいたる? オイオイ、なんてことだ? 医者と言う人種は、保身にそこまで気を使うのか? それにしても少し大げさではないのかい? 胃カメラの操作はベテランのS先生がしてくれるんだって。 O先生、“私では不安でしょう?” そんなこともなかったんだけど・・・。 いや、これは本音かどうか・・・。 特に奥方様は?・・・。 それで納得して?・・・同意書にサイン。 検査は30日の午後にするそうだ。

 これは私の持論だが・・・。 名医と言うのはいかにたくさんの人を殺しているか、いや死に目に会っているか・・・だろ? 臨床の経験をいかにたくさんしているか、これからするかでその腕も上がり、名医と言われるようになっていくのは間違いないところ。 そう言う意味では、若いO先生には頑張ってほしいと思っている。 ここ最近なことでもあり、短い時間ではあっても、、親身になって診てくれている姿に好感を持っていたところでもあり、それならそれでも良いが・・・、と思っていたのも事実・・・。 なんだか我が息子とダブっている?


2005.8.27 (土)

 今日で三週間目に突入。 こんなに長くかかるとは思ってもみなかったものだから・・・。

 昨夜は同室のお方のいびきに悩まされ、ほとんど寝ていない。 何ヶ月振り、いや何年振りかでNHKの深夜便を聞いた。 AMは入りにくいがFMは何とか聞こえる。 だが、この後が気がかりである。 まあお互い様。 耳栓でも用意しましょうかね〜。 だからと言うわけではないんだけれど、今日も外泊。 これは昨日からの予定で届けも出してあった。 朝の回視の後、早速自宅へ。 明日の夜まで、ゆっくりと寝て、のんびりとしましょうか・・・。

 午後、長男が見舞いがてら帰って来てくれた。 早速携帯電話とパソコンを接続してもらう。 なに? CD−ROMを使わないの? そんなもの必要ないんだって。 何がなんだかわからないうちに完了。 さすがにすごいね〜・・・。 使い方だけを教わり終了。 甲子園へ行ってしまいました。 しかし、電話代がいくらかかるか・・・。 バケットって? 訳がわからず・・・。 注意しよう・・・。


2005.8.28 (日)

 今日は我が家でゆっくり、のんびり、ゴロゴロ、スヤスヤ・・・。 たまにパソコンを開き、またゴロゴロ、スヤスヤ・・・。 体調も良さそう。

 夕食後、そろそろ病院へ行く時間。 しかし、なんだか面倒になってきた。 最後まで野球観戦もしたいことだし・・・。

 そこで病院へ電話。 明日の朝は検査がないことを確認して、もう一晩外泊します・・・。 看護婦さん、明日はおしおきですから覚悟してきてください・・・だって。 あ〜こわ〜・・・。 と言う訳であと少しのんびり、ゆっくり・・・。 こんな患者も珍しい?


2005.8.29 (月)

 朝食時間に合わせ、病院へ。 外は快晴。 なんと涼しくて爽やかなこと。 先日の台風が秋を運んできてくれたらしい。 

 オイオイ、なんと朝帰りじゃん。 なれたもんだろ? いえいえ、私はそんな経験はございませんよ〜・・・。 ほんとに? いや、ほとんど・・・。 と言うことは何度かある? もうそんな話しはいいじゃ〜ありませんか。 時効でもあり・・・。 やっぱりあるんだ・・・。 まあ、若かりし頃の話・・・。

 後は明日の検査に備え、ゴロゴロ、ウトウト・・・。 午後若いO先生ご回診。 明日は当然朝食も昼食も抜き。 10時ごろから点滴、検査は1〜2時ごろになるらしい。 なに? 夕食も?・・・。 オイオイ。

 今日は耳栓持参。 さすがに効果抜群。 グッスリ・・・。


2005.8.30 (火)

 10時からの点滴の前に、シャワーを浴び準備万端。 今日は10時から13時、13時から17時、17時から21時まで3本の点滴が準備されている。 同時に抗生剤の点滴が朝夕2回。 そんなに時間通りに行くの?

 こんな速度で遅くないの? そんな心配は無用だったようである。 一度も確認に来なかったのに、終わったのがちょうど1時。 さすがプロだね〜・・・。

 1時過ぎ、若いO先生ご回診。 “あまり緊張しなくても大丈夫ですから・・・。 “別に緊張してないよ。” 事実、何も緊張感などない。 “それなら安心。 2時前頃から始めます。” やがて奥方様もご到着。

 2時前、点滴をしたままベッドごと検査室へ移動。 “かっこ悪いから歩いて行くよ〜。” “いえ、帰りのこともありますから・・・。” “なんだか重病人みたいだね〜。” “重病人ですよ〜・・・。” だって。 ベッドに乗ってエレベーターに乗るのは初めてである。 そんな患者さんと一緒になったことは度々あるが・・・。 その方達に比べると、なによ〜、この元気さは・・・。 だから歩いて行くと言ったじゃん。

 麻酔薬を点滴に混ぜられ、S先生に喉の麻酔液をスプレーされたところまでは覚えているが、後のことは全くわからない。 終わりましたよ〜・・・、と言う声に気付き手を添えてもらい起き上がり、ベッドへ移動。 そのまま病室へ。 ちょうど1時間のことであったらしい。

 意識ははっきりしているが、口の中がねばねばと気持ち悪く、まだ麻酔が取れなくて喋り辛い。 1時間ちょうどの麻酔? 後で聞いた話だが、麻酔を停める注射をしたんだって。 いろいろあるんだね〜・・・。

 S先生のご回診。 スムーズにことが運び、短時間ですんだそうな。 結局胆管に石は見られなかったが、十二指腸との境目辺りに袋状の異物ができており、それが原因で胆管の流れが悪いのではないかと思われると言う。 それを除去するために開腹手術をするか、他に方法がないかを検討してくださるらしい。

 胆嚢にも見られる石の除去手術と共にそんなに急ぐ必要もないらしい。 とりあえずは原因の手がかりが見つかり、検査をして良かったのではないだろうか? 後の手術については今後相談して進めることにしよう。

 6時を過ぎてお茶は飲んでも良くなり、少し口を潤す。 9時前点滴終了。 この検査は膵臓への影響もあるらしく、膵炎から腹痛を起こすと思われた副作用も見られず、何の痛みもない。 なのに・・・。 なんでよう・・・。 明日の朝食も欠食? また点滴? そんな〜・・・。


2005.8.31 (水)

 早朝、採血。 お腹の周りの痛みもなく、順調にことが運んでいるようだ。 若いO先生ご回診。 これなら昼食は大丈夫でしょう・・・だって。 お昼前点滴終了。 昼食は少しのおかずとおわん一杯のおかゆさん。 少し量も多いし塩味もなくおいしくない。 来てくれた奥方様と仲良く分け分け・・・。

 1時過ぎ、奥方様とO先生から昨日の検査結果の報告を受ける。 十二指腸と胆管の合流付近の十二指腸側に憩室と言う異物ができており、それが胆管を圧迫している可能性があるらしいが、どのようになっているか、どの程度影響しているかはわからないらしい。 レンメル症候群と言うそうだ。 割と珍しい症状らしい。

 何も悪質なものではなく、今すぐにどうのこうのと言う代物でもないと言う。 処置としては開腹手術で除去するしかなく、胆管への絡み具合にもよるが、胆管に傷をつけてしまえば何にもならず、かなり難しい手術であるそうな。 もう一つは胆管のバイパス手術だが、これは現実的ではないと言う。

 S先生や外科の先生方とも協議の結果、悪性のものではないのだから、今のままで何も不具合がなければそれで良く、もう少し様子を見て、定期通院と血液検査などで十分ではないだろうか・・・との結論であったらしい。 しかし、次にまた発作がおきれば・・・。 そのときには手術を考える必要があるかも・・・。

 血液検査の結果は、GOTが37で正常値、GPTは99まで下がっており、もう何も心配はいらないとの事。 ならば退院? と言うことで明日9月1日にようやく退院となりました。 ちょうど20日間か〜・・・。 長かったな〜・・・。

 夕食前、空腹感でめまいがしそう・・・。 4食も抜いたことだし、昼食もおかゆ半分だったし、当然? なのに夕食もおかゆ? なんでよ〜・・・。 最後の夜だから晩餐ではないの? なに? ここはどこ? 何か勘違いをしていないかい? そうだよね〜・・・。 トホホ・・・。


2005.9.1 (木)

 朝食後、お世話になった皆さんに挨拶をして、10時前、無事退院。 どうせまた、手術の可能性もあり、お世話になることでしょうが・・・。

 今回も婦長さんをはじめ、可愛い看護婦さん、いや看護士さんたちに大変お世話になりました。 それと看護助士さんたちにも・・・。 感謝、感謝・・・。

 S先生、若いO先生、本当にありがとうございました。 S先生には、懸案であった原因を究明していただき、安堵いたしました。 それと私の中にくすぶっていた自律神経失調症の疑いも晴らしていただきましたし・・・。

 特に若いO先生には親身に相談に乗っていただき、いろいろ教えてもいただきました。 また、我が子と同年代の気安さから言いたいことも言わせていただき、またそれを暖かく包み込んでくださいました。 これから名医と言われるお医者さんに育っていかれることをお祈りしています。 私の死に水は、きっとこの若いO先生が取ってくださる・・・そんな予感・・・。