1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
西武 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
2回表
2回裏
5回裏
7回表
阪神投手リレー 伊藤将(1〜5回) K.ケラー(6回) 加治屋(7回) 浜地(8回)
梅雨入りと合わせるように打線も湿りだしたようです。これでは開幕当初といっしょじゃん。また佐藤輝、ノイジーなどの愚痴を書かなくてはならないのかな? いや、ここは岡田監督、コーチ陣のベンチワークに期待しましょう。
明日からパリーグ首位のロッテ戦で4日には佐々木朗希投手が登板します。泥沼に入りこまないよう願いたいものですが・・・。なに? 今日は雨だから泥沼試合の可能性? それはダメでしょう、やはり中止に・・・これで流れが変わらないかな?
お天道様に助けを求めるようでは・・・ん? そんなことのないように、たのんまっせ〜・・・。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 |
阪 神 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1X | 6 |
1回裏
4回表
7回表
8回裏
9回表
9回裏
11回表
11回裏
阪神投手リレー 大竹(1〜6回 7回1/3) 加治屋(7回2/3) 岩崎(8回) 湯浅(9回) 及川(10回) 浜地(11回)
中止をもたらした昨日の嵐も過ぎ去り、さわやかな朝でした。そして私の心の中を映し出したかのように晴れ上がった夕景・・・そうです、今日のタイガース、延長11回サヨナラ勝ち、この勝ちは大きいものですから、誠に晴れやかな気持ちなのです。3連敗阻止はもちろんのこと、勝ちと負けでは天と地ほどの違いがありました。
もし負けていれば、いやたとえ引き分けたとしても、選手たちの心の傷は計り知れないものがあったことでしょう。まずは7回に追撃のツーランホームランを打たれた大竹投手、9回にエラーで先頭打者を出してしまった木浪君、3点を守れなかった守護神湯浅投手、そしてハラハラして見ていた私・・・いやベンチの全選手、監督、コーチ、またたくさんのファン・・・そのもやもやした心の中全てをすっきりとさせてくれました。
それにしてもやはりパリーグ1位のチーム、そう簡単には勝たせてくれません。その粘っこい試合運びには驚きました。さすがと言うところでしょう。
延長11回裏、無死満塁でピンチヒッターミエセス、彼はどんな気持ちで、なにを考えて打席に入ったのでしょうか?
1点で試合は終わります。ヒットはもちろんのこと、外野フライ、四球、死球、ワイルドピッチも許されません。ピッチャーは三振か内野フライ、内野ゴロ以外に選択肢はないのです。ならばどこに投げますか?
そうです。外角低め、これしかないでしょう。コントロールに自信がある投手ならインコースを責めることもできますが、もし少しでも間違えればデッドボールのリスクがあり、投げきれる投手はそんなにいないでしょう。なのにその外角低めの球を一度もバットを振ることなく、あえなく見逃しの三振・・・。
野球は選球眼が大事です。ボール球はいけませんが、ストライクならバットを振らなければ何事も始まりません。ここはその球を打って、たとえダブルプレーになったとしてもいいじゃ〜ないですか。野球に併殺は付きもの、それを怖がったり、結果論ばかりを言っていては野球はできません。
それを踏まえて、私ならホームベースに近づいて立たせ、その外角低めの球を狙わせます。これはあくまでアマチュア野球での話、プロの世界ですから投げるのもプロ、そうは簡単にはいかないでしょうが、この1点がどれほど重大かと考えれば、ここはプロもアマチュアもないでしょう。そこまで考える選手、ベンチ、それが野球ではないでしょうか。そんな駆け引きも考えなければならず、だから野球は面白いのです。
大谷君のおかげで今や大リーグが話題になっていますが、こんな野球を見ることはできません。ホームランばかりが取り上げられますがそれだけが野球ではないのです。ゆえに私はアメリカの野球にはあまり興味はありません。面白くないのです。
さて、サヨナラヒットを打った小幡選手はどうだったのでしょうか。そこまで考えていたかどうかはわかりませんが、少なくともミエセスとは違う野球観を持っていたことでしょう。当然守りは前進守備ですから、ヒットゾーンは広がります。その守りの間を抜く確率は高くなりますから、鋭くミート、それがセンター前に抜けてくれました。なにも野球はホームランばかりではないのです。
明日は佐々木朗希投手が登板します。さて、どんな投球を見せてくれるでしょうか。また岡田監督はどんな作戦で勝ちにつなげてくれるでしょうか。楽しみに見させていただきましょう。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
阪 神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | X | 2 |
6回裏
6回裏
9回表
阪神投手リレー 才木(1〜9回 完封)
どうじゃ、まいったか! 佐々木朗希がなんぼのもんじゃい!
いやそれほど大きな口をたたけるほど打ちのめした訳ではありません。さすがは佐々木君、160Kmを超える投球を打ち返せる打者はそんなにはいないでしょう。でもそれだけが野球ではありません。
そうです。相手が誰であれ、こちらも点を与えなければ少なくとも負けることはありませんから・・・。それをやってくれたのが才木君。完璧なピッチングで無失点、9回を投げての完封は初めてだそうです。おめでとう、そしてありがとう・・・。ところで9回はどうしました? 意識した? 貴方と同じく私もハラハラしましたが、これもご愛敬・・・勝てばいいのです。
私は例え佐々木君を攻略できないとしても、完投するのは無理でしょうから継投になり、リリーフからチャンスは作れるだろう・・・と考えていました。しかしそれを待たずに大山君のタイムリーで1点を先取しました。
6回、それまでヒットは打てませんでしたが1死球、そして3四球、球数も80近くになっていました。ところがこの試合初めてノーアウトから2番中野君に四球・・・これが始まりでした。
さて岡田監督はどうするのでしょうか? 打者は3番ノイジー。送りバント? いや、ピンチヒッターを出して送りバント? しかしそのあとのことを考えると・・・? ならば盗塁・・・なに? キャッチャー佐藤の盗塁阻止率は8割を超えている? でもランナーは中野君だし、一か八か勝負をかける? でもストレートのタイミングは危険かな? ならばフォークボールなら可能性は増す? う〜ん・・・。
ノイジーへの初球はストレートでボール、2球目もストレートで今度はストライク、3球目に中野君はスタートしました。ところが投球はストレートじゃん。しかしノイジーがバットを出してファール・・・ベンチを映しだしたテレビから岡田監督の苦笑いが・・・。
そして4球目にも中野君スタート。今度こそフォークボールでその球がワンバンドとなり楽々盗塁成功。この駆け引き、私は見ていてワクワクしました。
結局ノイジーは三振、打者は大山君です。でもワンボールツーストライクと簡単に追い込まれたじゃん。ところが4球目のフォークボールがワイルドピッチとなりワンアウト3塁の大チャンス。この場面、佐々木君の心境は・・・?
そして5球目・・・高めのフォークボールを打ち返した打球は前進守備のセカンドの頭をあざ笑うように超えていきました。
試合後のインタビューで岡田監督も言っていたように、ランナーが3塁にいればワイルドピッチを警戒するあまりフォークボールを低めには投げられず、高めにいってしまったのでしょう。
7回には変わったピッチャーから梅ちゃんがソロホームラン。これが私の考えていたことなのです。佐々木君の後に投げる投手は大変でしょう。その前の打席で160Kmを体感していれば、たとえ150Kmの球でも遅く感じるかもしれませんし・・・。
ゲームセット・・・そしてインタビューが終わった5時前、橿原の空には見事なあかね雲が広がっていました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
阪 神 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
1回裏
3回裏
4回裏
5回表
(投手交代 島本)
5回裏
7回表
8回裏
9回裏
12回表
12回裏
阪神投手リレー 桐敷(1〜4回 5回2/3) 島本(5回1/3〜6回) 浜地(7回1/3) 西純(7回2/3〜8回)
岩崎(9回) 加治屋(10回) K.ケラー(11回) 湯浅(12回)
う〜ん・・・雨のためとはいえ、9連戦となった中の5時間7分、延長12回引き分け。勝っていた試合だっただけに・・・。見ていただけでも疲れましたから、さぞかし選手たちは・・・?
5回の桐敷投手・・・1点は仕方がありませんが、そのあとの押し出し四球が・・・まだこれくらいのピッチャーだと言うことでしょうか。
それより7回の浜地投手でしょう。いきなりピッチャーライナーがつま先を直撃、その影響が多少あったのかもしれませんが、自ら続投を選んだのですから、それを言い訳にはできません。この回を切り抜けていれば岩崎、湯浅で勝ちゲームでした。なのに・・・。
最近の投球内容を見て、私は彼にはまだ絶対の信頼感が持てないのです。先頭打者を出し、その上ライナー直撃となると交代交代・・・と叫んでいました。
3日は3人切りで勝ち投手になってはいますが、それでもまだ、たまたまだと思っていました。しかし石井が故障、岩貞も一昨日登録抹消・・・となると・・・いや鍛冶屋がいたじゃん。まあ、ベンチにもいろいろ思惑はあるでしょうが・・・ね〜安藤コーチ、岡田監督・・・。
でもパリーグ首位だったロッテ相手に2勝1分け、まあ良しとしましょうか。それより明日の移動が大変じゃん。仙台まで・・・いかに若い選手達でも・・・ご苦労さんなことです。その疲れを吹き飛ばすような試合を期待しています。