広島  対  阪神

 2023年7月4日(火)


 計
阪神 000000100 1
広島 50100030X 9

(マツダスタジアム 試合時間 2時間52分 観衆 26491人)
(対戦成績 阪神 6勝 広島 4勝)
(敗戦投手 西勇 5勝5敗)
(阪神本塁打 ノイジー 5号)
(阪神通算成績 41勝30敗3分け)

1回表(投手 床田)中野 遊安木浪 投ギ渡辺諒 遊安 大山 中飛 ノイジー 右飛

1回裏(投手 西勇)菊池 中安 野間 右安秋山 投ギ西川 右安 松山 中飛 板倉 四球田中 右本 小園 右飛

3回裏(投手 西勇)西川 右安松山 四球板倉 中安 田中 三振 小園 遊併殺

7回表(投手 床田)ノイジー 左本 ミエセス 投ゴ 梅野 中安 島田 中安 代打 原口 投直 中野 三振

7回裏(投手 加治屋)菊池 遊直 野間 中安 秋山 中安 西川 中本 松山 右安板倉 四球 田中 一ゴ 小園 三振


阪神投手リレー 西勇(1〜3回) 馬場(4〜6回) 加治屋(7回) 岡留(8回)


 日曜日の東京ドーム巨人戦の7回、ワンアウト一塁三塁で打者近本、ピッチャーは代わったばかりの高梨、その初球・・・。

 「あ! あかん、骨大丈夫かいな!」

 と叫びました。ばあさん、

 「どないしたん?」

 倒れている近本に心配そう・・・。一番危ないところ、右脇腹をストレートが直撃。肋骨は折れやすいですから・・・。しかししばらくして立ち上がり、最後までプレーしていましたが・・・大丈夫だったのでしょうか?

 翌日病院で検査・・・その結果が知りたくて何度ネット検索したでしょうか。でも2時ごろ、広島へ移動したとのことでホッとしていたところ・・・なに? 登録抹消? やはり骨折していたそうです。いやヒビがはいっているのかな?

 それは検査でわかっていたらしいのですが、本人が大丈夫と広島へ、ところがやはり無理だとUターンしたそうです。

 しばらくは近本抜きのメンバーで戦わなければなりません。一日でも早い復帰を期待したいものですが、絶対無理は避けてほしいと思っています。

 そしてその広島戦、一番中野、2番には木浪でスタート、これは予想していましたが・・・。1回表、いきなり内野安打2本でワンアウト一塁二塁のチャンスに打者は大山。その大きなセンターフライを秋山がファインプレー・・・ラジオですからどんなプレーだったのかはわかりませんが、そのチャンスをものにできませんでした。

 そしてその裏、先発は西でしたから覚悟はしていました。また相手は床田ですし・・・。そしていきなりの5失点、そこでラジオのスイッチを切りました。

 西勇輝については何度も書いていますが、球威がありませんからコントロールが信条、投げてみなければわからない投手です。たまには好投するときもありますが、悪い時が多く、その場合は試合になりません。悪く言えばバッティングピッチャー・・・こんな投手をなぜ投げさせるのか、理解に苦しみます。同じ打たれるのならもっと若いピッチャーに経験させる方が得策ではないでしょうか。

 この先近本抜きでどれだけ戦えるでしょうか? 貯金がどんどん減っていきそうな予感・・・考えるだけで気が滅入ってしまいます。


      

広島  対  阪神

 2023年7月5日(水)


 計
阪神 101000000 2
広島 000000000 0

(マツダスタジアム 試合時間 2時間49分 観衆 25322人)
(対戦成績 阪神 7勝 広島 4勝)
(勝利投手 大竹 7勝1敗)
(阪神本塁打 島田 1号)
(阪神通算成績 42勝30敗3分け)

1回表(投手 森下)島田 右本 中野 左安 前川 二ゴ 大山 左飛 佐藤輝 三振

1回裏(投手 大竹)菊池 三振 野間 中安 秋山 左飛 西川 左安 田中 三振

3回表(投手 森下)島田 四球中野 左安 前川 左安 大山 二安 佐藤輝 二ゴ ノイジー 遊飛 坂本 三ゴ

7回裏(投手 大竹)秋山 三振 西川 右安 田中 投安 デビッドソン 遊飛 会沢 三振


阪神投手リレー 大竹(1〜9回 完封)


 大竹君、初完封で7勝目。おめでとう。最後までラジオで楽しませていただきました。ピンチは1回と7回の2回だけ。被安打5、無四球、奪三振7、球数105・・・完璧でした。

 そして島田君が先頭打者ホームラン。なに? プロ初ホームラン? ほんまかいな。知らんかったな〜・・・。

 入団当時から足が速く、守備も一流、あとはバッティングだけだからそのうちに・・・と期待していたのですが、近本の登場で・・・。

 しかし、その近本が離脱の緊急事態、その穴を埋めるのは貴方しかいないでしょう。頼みましたよ〜。

 やはり3回でしょう。せっかく前川君が繋いだのにそのあとが・・・1点取って無死満塁、ここで追加点の1〜2点を取れていれば楽勝でした。なのに・・・その犯人はやはり貴方でしたか。

 そう、佐藤輝、貴方です。外野フライの一本も打てませんかね〜。まあ、これ以上は言わずにおきましょうか。

 明日は京都テレビで放送してくれます。先発は村上君。大竹投手に負けないように7勝目を期待しています。がんばれ〜・・・。


      

広島  対  阪神

 2023年7月6日(木)


 計
阪神 000000000 0
広島 02100001X 4

(マツダスタジアム 試合時間 2時間41分 観衆 26010人)
(対戦成績 阪神 7勝 広島 5勝)
(敗戦投手 村上 6勝4敗)
(阪神通算成績 42勝31敗3分け)

1回表(投手 野村)島田 二ゴ 中野 遊ゴ 前川 遊安 大山 二ゴ

2回裏(投手 村上)松山 左安  板倉 遊飛 田中 右飛 小園 右本 野村 二飛

3回裏(投手 村上)菊池 中飛 野間 二安 秋山 遊ゴ 西川 右飛 松山 右飛

7回表(投手 ターリー)大山 二ゴ 佐藤輝 右飛 ノイジー 四球代打 渡辺諒 左2(ノイジー 走塁死)

8回裏(投手 及川)代打 末包 左安(代走羽月 盗塁) 菊池 投ギ 野間 一ゴ 秋山 遊直

9回表(投手 矢崎)中野 二直 前川 三振 大山 右2 佐藤輝 二飛


阪神投手リレー 村上(1〜7回) 及川(8回)


 村上君、2回、小園にツーランホームラン。その前の打者、田中に右中間の大きな当たりを打たれましたが、前川が良く取ってくれました。その球と同じコース、高さでした。今度はその上を・・・なんだか魅入られたように感じましたが・・・。今のタイガースでは先取点を取られたら勝負はあったようなもの。逆転する力はありません。

 さてノイジーですが、なぜ滑り込まなかったの? まあどちらにしてもタイミングはアウトだったけど・・・。それより三塁コーチャーのモンキー・・・なぜ回した?

 7回二死一塁、渡辺が二塁打・・・1点が欲しいのは確かだけど、走者はノイジー、ちょっと強引過ぎましたかね〜。無理をせずに二死二三塁で木浪・・・まあ、これも木浪の調子が今一つ・・・ならば結果は同じだった・・・かな? しかし代打という手もあったけど・・・。

 これ、全て結果論。どちらにしても散発5安打、完敗は変わりませんが・・・。あ〜情けない情けない。


      

阪神  対  ヤクルト

 2023年7月7日(金)


 今朝、朝食中にばあさん、

 「今日はどこであるんや?」

 「甲子園。」

 「どことするんや?」

 「ヤクルト。」

 「ヤクルトて調子ええんか?」

 「そんなん関係あらへん。今うちが一番弱い。」

 「まだ貯金あるんか?」

 「ん、11あるけど、DeNAとは1.5ゲーム差、広島とは2.5ゲーム差、巨人でも4ゲーム差や。もう時間の問題やろ。これで巨人が優勝でもしたら、踏んだり蹴ったりやで。しゃれにもならんわ。」

 「明日と明後日は雨やろ。ほんでひょっとしたら今日も中止かもしれんで〜。ほな負けんですむやん。」

 う〜ん・・・また雨乞いか・・・。

 昨夜の完敗で気が滅入っていたところにばあさんが傷口に塩・・・これはいつものことですが・・・。


 結局中止になりました。ばあさんの言う通り、負けずにすんでよかった〜・・・。ん?


      

阪神  対  ヤクルト

 2023年7月8日(土)


 計
ヤクルト100000200 3
阪  神 000001001 2

(甲子園球場 試合時間 3時間36分 観衆 42530人)
(対戦成績 阪神 7勝 ヤクルト 5勝 1分け)
(敗戦投手 伊藤将 3勝3敗)
(阪神通算成績 42勝32敗3分け)

1回表(投手 伊藤将)並木 遊安 山崎 二ゴ サンタナ 中安村上 左犠飛 オスナ 三ゴ

6回裏(投手 ピーターズ)中野 四球ノイジー 左安 大山 左2 佐藤輝 三振(投手交代 木沢) ミエセス 中飛(大山 走塁死)

7回表(投手 伊藤将)村上 左2 オスナ 一ゴ 三ツ俣 三振 長岡 死球 中村 四球代打 川端 中安
   (投手交代 石井)並木 右安 山崎 三振

8回表(投手 島本)丸山 右安 村上 右安(丸山 走塁死) オスナ 右飛 三ツ俣 二飛

9回裏(投手 田口)代打 原口 四球梅野 左安 代打 渡辺諒 遊併殺 代打 小野寺 右安 森下 三振


阪神投手リレー 伊藤将(1〜6回 7回2/3) 石井(7回1/3) 島本(8回) 浜地(9回)


 1回表、先頭打者並木のサードゴロ、ワンバウンドして少し高く上がりましたから取って投げていてもセーフだったでしょう。

 しかし・・・。

 サード佐藤輝はその球をキャッチできませんでした。いやあきらめた? そのプレーを見て私はいや〜な気持ちになっていました。

 その裏の攻撃で一番森下のライトライナー、3番ノイジーの大きなライトフライ、どちらもライトサンタナの好守にはばまれました。

 その後も色々あったのですが、この二つのプレーの差がこの試合を決めた気がしています。アウトにできなくてもいいじゃ〜ないですか、その必死のプレーが試合の流れを作っていくのです。佐藤輝の散漫なプレーがヤクルトに流れを持っていかれた原因のように思われてなりません。

 なおもセカンドごろで併殺が取れず、そしてヒットでつながれ、犠牲フライで先制点。一二番は足の速い選手ですから仕方がないと言えばそれまでですが、もし佐藤輝が懸命のプレーをしていれば・・・それが試合の流れをタイガースに呼び込んだとしたら・・・その必死さが野球には大事なことなのです。

 6回、大山君の走塁ミスが負けた原因なのは確かですが、私はこの1回の攻防でこの試合は決まったように感じています。

 またこの大山君のプレーも彼の野球に対する姿勢がそうさせたもの、だから2塁ランナーの彼はセンターフライならバックホームするだろうから3塁へ・・・と走ったのでしょう。だから私は彼を責める気持ちにはなれません。ノイジーがもう少し足の速い選手ならこんなにも大きな問題にならなかったでしょう。あえて言うならそのことも頭にあったら・・・でもそれをとやかく言う気持ちはありません。

 9回、無死一二塁でピンチヒッター渡辺が併殺打、これも監督の作戦ですから・・・大山のプレーも監督の意向ではなかったにしろ、どちらも結果論でしょう。

 それより9回の森下君。1点差にしてツーアウト一塁、ホームランだと逆転サヨナラの場面・・・彼の打席での、見るからにガチガチな姿に私は昔を思い出していました。

 野球にこんな場面はよくあることです。絶好のチャンス・・・誰でもドキドキドキドキ・・・体が硬直して動かなくなります。私はこんな時、バッターボックスに入る子供によく言っていました。

 「体の力を抜いて、楽な気持ちで3回バット振って来い。せやけど絶対見送り三振だけはするな。完全なボールは打ったらあかんけどな。結果は気にするな。誰も命まで取ろうとは言わへん。」

 その結果、負けた試合の方が多かったでしょうか。でも逆転サヨナラ・・・打った子もこの喜びを忘れることはないでしょう。

 さて森下君ですが・・・先日私はチャンスに弱いレッテルを貼られないかな? と書きましたがどうでしょうか? 昨夜も見逃し三振・・・。

 よし、おいしいとこや、俺が決めたる・・・来い・・・こう思うようになればしめたもの。しかしそこまでになるには経験が必要です。

 森下君はまだルーキー、これからでしょう。いろいろ経験して、いずれ化けてくれる日を楽しみにしています。今日のことは気にせずに・・・がんばれ〜・・・。

 そうそう、男子バレーも昨夜はイタリアに負けて10勝1敗。こちらは1セット、2セットともリードを守れずに逆転されました。バレーのことはよくわからない者が言うことではありませんが、大事なところで試合の流れを断ち切ったプレー、ミスがあったように思います。

 試合の流れ・・・どのスポーツにも大事なことなのでしょう。


      

阪神  対  ヤクルト

 2023年7月9日(日)


 計
ヤクルト000000000 0
阪  神 00000001X 1

(甲子園球場 試合時間 2時間53分 観衆 42609人)
(対戦成績 阪神 8勝 ヤクルト 5勝 1分け)
(勝利投手 岩貞 1勝 セーブ 岩崎 12)
(阪神本塁打 森下 1号)
(阪神通算成績 43勝32敗3分け)

4回表(投手 西純)サンタナ 右飛 村上 左安 (盗塁死) オスナ 左2 長岡 一ゴ

5回裏(投手 高橋)ミエセス 右飛 梅野 四球 木浪 三ゴ 西純 左安森下 四球 中野 遊飛

7回表(投手 伊藤将)村上 左2 オスナ 一ゴ 三ツ俣 三振 長岡 死球 中村 四球代打 川端 中安
   (投手交代 石井)並木 右安 山崎 三振

8回裏(投手 木沢)森下 左本 中野 左安 (盗塁死) ノイジー 三振 大山 三振

9回表(投手 岩崎)サンタナ 左安 村上 左飛 オスナ 三振 代打 川端 左飛


阪神投手リレー 西純(1〜7回) 岩貞(8回) 岩崎(9回)


 森下君、やってくれました。8回、決勝ホームラン、ようやくプロ第1号です。これぞ経験値。いろいろなもやもやが吹っ飛んだかもしれませんね〜。と同時に私のもやもやも・・・。さあ、次の試合で新たな経験値を増やしていきましょう。

 それより西純也の頑張りが・・・これは殊勲甲でしょう。前回の東京ドームと2試合連続の好投。でもどちらも勝ちがつきませんでした。昨夜も5安打。もうちょっと打って点を取ってやらないと・・・。若いピッチャーには勝利投手という記録が付くのと付かないとでは大きな違いがあります。それがなによりの自信につながりますから・・・。

 今のタイガースが勝てるパターンはこれしかない? 投手が抑えて1〜2点取って勝つ・・・。でもこれだけではね〜・・・。なんとも情けない話です。打線の奮起を期待したいものですが、現状では・・・?

 私なら7回、前川をピンチヒッターに出したところでライトを守らせたでしょうか。でも岡田監督は森下を代えませんでした。このまま無得点のままもつれた場合、延長戦でまた左の田口と当たることもある? またデーゲームの巨人ーDeNA戦で延長12回、牧が決勝ホームランを打ったことを踏まえて中央大学つながりがあるかも・・・ちなみに、森下も中央大学・・・そんな予感もあったそうです。そこまで考えますか・・・。

 その昔、私もベンチでいろいろ考えましたが、当たったほうが少なかった・・・かな? しかしさすが岡田監督、これには脱帽するしかありません。これぞ監督業の醍醐味、これからも期待しています。


Next  Top  Home