旅 日 記


阿蘇ロングステイ


佐伯市 空の展望所 2011年4月21日(木)


 今日も好天が続くらしい。ならばと昨日に引き続き東へ、佐伯市まで出かけることにした。この旅行の目的の一つ、それはおいしい魚を食べること。佐伯市と言えば寿司街道で有名なところだそうな。

 「そら絶対行かなあかんやろ。」

 とばあさん。


 豊後大野からは中九州自動車道が少し開通している。この道路は国道57号線のバイパスとして計画されているそうだ。その終点からは国道10号線で佐伯市を目指す。

 その国道10号線沿いに風連鍾乳洞と言うのがあり、寄ってみることにした。八重桜が出迎えてくれたが、当然ばあさんには無理なところ。そこで駐車場で待たせて一人で入洞した。

 日本一美しい? 本当か? このあたりでは鍾乳洞が結構あるそうな。先ほどは日本一大きい鍾乳洞と言う看板もあったが・・・。

 入洞したのはもう一人のお方と二人。案内のお方がついてくださり、説明を受けながら進む。500mほどだが結構アップダウンもあり、一汗かいた。

 一番奥に竜宮城と言われている少し広いところがあり、そこがメインの鍾乳洞。そこで案内は終了し、各自で折り返すこととなる。

 鍾乳洞は山口の秋芳洞しか知らないが、照明の仕方などで雰囲気も変わるだろうし鍾乳石には変わりがない? どちらが美しいか、浅学無知な私にはわからないが、日本一と言うほど大袈裟なことではない?

 道の駅やよいの近くのケーキ屋さん、”ケーキ大使館クワンカ・ドーネ” でケーキを購入。そこから10Kmほどで佐伯市に到着。まずは港近くの ”魚料理○海” で昼食を取る。なかなかしゃれたお店でばあさん、おいしい海鮮丼に大満足。海鮮丼御膳1890円。

 佐伯市内から約30分、米水津と言う町から少し行ったところに空の展望所と言うところがある。車も人も少なく、のんびりとしたとても景色の良いところ。美しい芝桜が迎えてくれた。

 昨日、くじゅう花公園の芝桜を諦めたところだけにばあさん大喜び。そしてその展望台で先ほど買って来たケーキと缶コーヒーで食後のティータイムとしゃれ込んだ。

 少し雲ってはきたものの、穏やかな海を眺め、芽吹き始めた新緑の木々をなぜるように吹く爽やかな風を感じながらの贅沢なひと時。そしてそのあとのお昼寝タイム。最高じゃん。

 それよりケーキ大好きばあさん、とびっきりの笑顔である。この作戦、大成功!


 佐伯市へ来たからにはやはりお寿司だろう。そこで夕食にお寿司をいただくことにしたのだが、夕食まではたっぷりと時間がある。そこで時間つぶしに海岸沿いを北へ向かった。

 上浦と言うところに豊後二見が浦があり、夫婦岩の注連縄が日本一の長さだそうな。そう言えば鳥羽の夫婦岩よりは長いかな? しかし、ここは日の出でなければ魅力半減? 昼間はただの夫婦岩?


 さあ、お寿司の夕食にしよう。いろいろお店があるが話のネタにはやはり ”錦寿司” だろうか。とにかく寿司ネタが大きいのだそうな。ところが味の方はもう一つと言うこともネットの噂でわかっていたが、ばあさんも結局その大きなネタに興味を持ったようである。お任せで2500円。

 「食べにくかったら2つに切ります。」

 と言われたが、ばあさん、頑張ってほおばっている。しかしやはり噂通り? ネタが大きいだけ? 味は・・・やはり大味かな? 二度目に行くとしたら他のお店? しかし、その機会はもう無い?


 さあ、安全運転で帰途につくとしよう。10時前に帰着。


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