旅 日 記
関金温泉 湯治と桜
打吹公園 2013年4月3日(水)
昨日は一日中雨模様でのんびりと休養。今朝もまだ小雨が降り続いている。しかし買い物に行く必要があり、10時半ごろに出かけることにした。ところが倉吉が近くなると雨もやみ、道路も乾いてきた。やはり関金温泉は山に近いと言うことかな?
ならば打吹公園へ行ってみよう。市役所の駐車場に車を停め、車椅子を押して坂道を登る。なに? あれは? 公園の駐車場? 大した距離では無かったし、まあ、いいっか。
羽衣池は小さい池だが、桜や雪柳、芽吹き始めた柳の木に加え、赤い橋もアクセントとなり、結構な雰囲気である。
そこから続く遊歩道を車椅子を押してのんびりと歩く。小さな動物園がある公園では屋台も出て花見の雰囲気を盛り上げてはいるが、桜は思っていたほど多くない。
遊歩道は打吹山まで続いているようだが、車椅子では無理な話だろうし、桜も無さそうだ。一本のピンクの枝垂桜とお猿さんに見送られ、打吹公園をあとにした。
天神川にかかる橋を渡り右折。堤防沿いの道から少し入った集落に極楽寺があり、無人の境内に見事な枝垂桜がひっそりと咲いていた。ところが少し遅かったようだ。まあ昨日、あれだけ雨が降れば仕方のないところかな? 一昨日ならより美しい桜を見られたことだろう。
散った花びらが一面に敷きつめられ、これはこれで見事ではないか。満開の桜にも負けてない? 枝垂桜とオレンジ色の石州瓦・・・これもまた良くお似合いである。立派な土塀にのせられた石州瓦にも桜吹雪・・・得も言われぬ趣を感じさせてくれた。
さて、お昼にしよう。私には随分前から気になっていたものがある。それは餅しゃぶ。倉吉は良く通っていたのだが、食事時間もなかなか合わず、いや、ばあさんの好物、鳥取での回転寿司には勝てず? その機会に恵まれなかった。だが、今日はそのチャンスである。
それは町屋清水庵と言うお店。元々は古くからのお餅屋さんだったそうで、10年ほど前にこの餅しゃぶを始めたそうな。野菜や魚の寄せ鍋に薄い切り餅を10秒ほどしゃぶしゃぶしていただく。これ、なかなかいけるじゃん。
食後のお散歩は緋鯉が泳ぐ水路に沿った白壁土蔵群、赤瓦1号館、2号館などが並ぶ町並みへ。そんなに広くない区域だから車椅子を押して歩くにはちょうど良い距離だったようだ。
あとは倉吉市二十世紀梨記念館にも立ち寄り、倉吉舎本店TAKESHI館でのんびりとコーヒータイム。買い物を済ませて関金温泉へ帰り着いたのはまだ4時前。もっとも倉吉までは20分ほどの距離である。
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