旅 日 記
関金温泉 湯治と桜
三徳山三仏寺 投入堂 2013年4月8日(月)
一昨日の夜明けから強風が吹き荒れ、まるで嵐である。昨日も一日中雨模様。これでは桜もたまらない?
ここ関金温泉の近くにも桜並木があり、先日までは湯命館の前の桜並木も見事に咲き誇っていた。
またこの湯楽里へ登る坂道の手前にもピンクの桜が咲き、通る度に楽しませてもらったものである。
それらの桜もこの嵐には勝てずに散り始め、今や無残な姿に変わり果てている。
ところがその後を引き継いで亀井公園ではつつじが見ごろを迎えており、部屋からも見ることができる。これぞ春から初夏へのプロローグなのだろう。
その嵐も去り、今朝はようやく晴れてくれた。この湯楽里での逗留も今日と明日だけ。天気予報では明日は曇り空で雨も降る? ならばこの晴れは貴重じゃん。そこで出かけることにしたのだが、さて、どこへ行く? 桜はもうお仕舞いだけど・・・。
そうだ。三徳山の投入堂は? 写真や映像で見たことはあるが、一度この目で見てみたい。そこでまずは三朝温泉を目指した。
三朝温泉の温泉街を抜けると三朝高原との標識が現れた。ならば登ってみるか? ところが温泉街を見下ろす展望台以外は何も無く、高原と言うよりはただの山道? ところがしばらく行くと大山が見えてきた。
少しばかりある山桜にはわずかだがまだ花も残り、その桜と大山を写真に撮り込もうと四苦八苦。だがなかなか思うようにはいかない。
三徳山への道中、見事な桜並木が現れた。見るとそれは八重桜ではないか。八重桜の桜並木とは珍しい。私も見るのは初めてかな? それも数百メートルはあるようだ。これは予定外で、なんだか得をした気分・・・。
やがて鳥居を過ぎ、しばらく走ると急な階段が現れた。境内へはこの階段を登らねばならないが、ばあさんには到底手におえる代物ではない。いや、私にももう無理かな?
少し先に投入堂遥拝所があり、そこから投入堂が見られるそうな。そこで行ってみたが、びっくり仰天。あんなところにあるの?
肉眼でも見えないことは無いが、大きな望遠鏡が設置してある。だが霞がかかったようで、なんだかぼんやり・・・。同年代だろうか、男性の三人組は投入堂へ登ろうと境内まで行ったが、これは手に負えないと途中で断念し、せめてここから見ようと歩いて来たそうな。と言うことはあの階段を登っても投入堂は見えないの?
国道179号線から国道482号線へ。目的は蒜山高原である。今日の昼食はやまな食堂の蒜山焼きそば、12時ちょっと前に到着した。
ちょうど空席があり、座った途端、次から次へと客が押し寄せ、たいへんなことになってきた。最近話題のB級グルメの人気ぶり、またテレビやネットの影響力もあるのだろう。
蒜山焼きそばは昨年の秋に道の駅風の家で食べたが、お味のほうは? そんなに変わらない? 筋肉と味噌味・・・まあ、言っても焼きそばですから・・・。
蒜山ジャージーランドへ行ってコーヒー牛乳を飲みながらのんびりと日向ぼっこ。ばあさんはソフトクリームに今日はプリンだそうな。優しいお日様に照らされて、なんだか眠くなってきた。
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