旅 日 記
東伊豆
2003年9月10日
早朝、雲の上に半分ほどの富士山が小さな姿を現してくれた。今の時期、見えるのはまれらしい。今日は下田までの予定だが、どれほど時間がかかるか全く見当がつかない。とにかく先を急ごう。
どうにか金屋港9時15分発のフェリーに間に合い、三浦半島の久里浜港へ。房総は晴れていたが、こちらは少し雲が多くなってきた。
湘南海岸をドライブ。関東の人の格好のドライブコースなのだろうが、曇り空のせいか海の色が何かさえない。昨日あれだけ青い海を見てきたところだけにどす黒い海に少しガッカリ。これは天候のせいだけだろうか? 長い海岸線、車の量はやはり多い。多少渋滞もあったがおおむね順調。やがて伊豆半島に差し掛かった。
今日のお昼は伊豆高原のぶどうの実西館でケーキとコーヒーだそうな。この旅行は朝食が全てカミさんお気に入りのバイキング。ゆえに食べ過ぎることは間違いない。東北の旅では体重が増えて帰ったことを教訓に今回のお昼は軽食にしようと決めていたそうな。それにしてもケーキ? カロリーのことを考えれば・・・?
ようやく雲が取り払われ、キラキラと輝く美しい海が目の前に広がってきた。東伊豆の海は房総の海とは雰囲気が違う? 女性的で優しい・・・そんな気がする。大きな伊豆大島、富士山のような利島、そして新島、神津島までもがぽっかりと浮かんでいるように見え、その間をつなぐ入道雲・・・これがその要因かな? それより、先ほど走ってきた湘南の海とは何かが違っているのは確かなようだ。
今日の宿も休暇村南伊豆。カミさんはどちらかといえば大きな海を望める館山のほうがお気に入りだそうだが・・・。今日はあわびのコース。またまたサザエの刺身と鯵のタタキを追加。今回は三日とも魚三昧でこれ以上ない贅沢に大満足である。
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