旅 日 記

富良野 ファーム富田

2004年7月15日

 ガイドブックによればファーム富田の営業は8時30分からとある。ならば7時に出れば十分だろう。昨夜買っておいたパンを朝食代わりに旭川を出発し、8時過ぎに到着した。ところが早くも駐車場には車がいっぱいじゃん。売店などの営業は8時30分からだがお花畑は何時からでも見られるらしい。

 もう何も言うことはない。なんと美しく素晴らしい施設なのだろう。ラベンダーばかりではなく色々な花が競うように咲き誇り、かかっていた雲もとれ、十勝岳連峰の山々もくっきり、もう最高の気分である。

 こんな施設をお金も取らずに見せてくれている富田さんと言うお方はどんなお方なんだろう・・・なんと太っ腹!

 今までにも、

 「え〜? こんなんでお金を取るんかいな。」

 と思ったところは数知れず。このファーム富田が無料なら、全国捜せどお金を取れる施設など、そんなに多く無い? もちろん売店など、商売の客寄せだろうが、まあ、人それぞれ、考え方はいろいろであろう。

 ゆっくりと見てまわりお土産もたくさん買い込み、勿論ソフトクリームやメロンジュースも。エ〜? もう11時? 人ごみがいよいよ激しくなってきた。

 その後立ち寄った日の出公園町営ラベンダー園、また彩香の里が何だかお気の毒? それぞれ立派なんだろうが最初にあれだけのものを見せ付けられては・・・。

 だが遠くに見えていた十勝岳連峰が見事な姿で見送ってくれていたのが救いかな?

 さてこの後どうする? 帰りのフェリーは明日の夜。美瑛を回って札幌で泊まる? それとも小樽でのんびりする? それより今日が11泊目、ゆっくり温泉に浸かって骨休め?

 と言うことでまたまた電話作戦。十勝岳温泉は満室らしい。だが白金温泉には空室がある模様。ならばとりあえず行ってみよう。

 なに? その前にチーズ工房? それって富良野市内のまだ南じゃん。チーズなんか好物では無いだろ? なに? その隣の富良野アイスミルク工房? アイスクリーム一つのためにわざわざ?

 改めて白金温泉を目指す。十勝岳連峰がだんだん大きくなり、噴き上げる噴煙もその迫力を増し素晴らしい景観を見せてくれている。

 美しい白樺林を快走。白金温泉を通り過ごしまずは望岳台へ。荒涼とした景色だが十勝岳の魅力は少し離れて見たほうが良い雰囲気かな?

 さてどこにする? 少し迷ったが比較的新しそうな白金四季の森ホテルパークヒルズにチェックイン。一泊二食一人13000円。夕食、朝食ともバイキングだそうな。

 まだ3時を少し回ったところ。我々がこんなに早くホテルに入るのも珍しい。まあ北海道最後の宿だし、のんびりと温泉で旅の疲れをとるのもたまにはいいじゃん。

 ところでバイキングの夕食だが、前回の阿寒湖よりは品数も多く遥かに充実してはいるが、その素材などは? 蟹の身はスカスカだし、お肉も? バイキングとなれば致し方ない? ならば選択を誤ったか?

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