旅 日 記
旭川&釧路 ロングステイ
北太平洋シーサイドライン 2009年10月10日(土)
なに? 台風18号? おいおい、大丈夫なの? 7日に襟裳岬から電話して奈良は大丈夫そうで一安心していたところなのに、その台風が今度は北海道へ接近?
8日の昼過ぎから雨が降りだし、夜は結構強い風が吹いて大荒れだったようだが、マンションだから何も知らずにぐっすり。まあ、沖合いを通過したようで一安心。
昨日もかなり強い風が吹いていた。そんな日はゆっくりと骨休め。ところが今回の台風は寒気を持ち込んだようで、寒いこと寒いこと・・・。なに? 各峠では雪? 日勝峠は通行止め? おいおい、帰りに通る峠じゃん。どうなるの? これでは釧路を脱出できない?
二日続けての休養もあり、昨日このマンションを3日間延長して14日の朝に出発することにした。何分まだ10月も始めこと、この寒気も長続きはせず、また平年並みに戻るそうだから、そのころには大丈夫かな? そうでなければ困りますから・・・。
今日はようやく天気も回復するようだ。さて、どこへ行く? 先日北太平洋シーサイドラインを走った時は夕闇の中、霧多布から国道44号線へ出て帰ったから、今日は霧多布から厚岸までドライブしない? 青い海を見ながらのドライブが大好きな我が家のばあさん、当然のことながら大賛成。そこで国道44号線を茶内まで走り、MGロードで再度霧多布へ向かった。
見事な草紅葉を眺めながらMGロードを快適にドライブ。
だが、到着した霧多布はこの時期、あまり見るべきものはなさそうだ。やはり花が咲く夏に訪れるところなのだろう。
少し高台の琵琶瀬展望台から大きな海と大きく蛇行した川、そしてその間をつなぐ草紅葉の湿原を眺める。
この北太平洋シーサイドライン、なかなか素敵なところじゃん。その後も次々と現れる景色に何度も車を止めた。右を見れば美しい緑の森や丘、左を見れば大きな海に個性的な岩の断崖、その上を覆う緑の芝生。こんな景観が続くこの道は格好のドライブコースである。北海道っていいな〜・・・。
あやめが原では馬が放牧され、柵が設けてある遊歩道を歩く。ばあさんも少しだけお付き合い。その先へ進むと展望台があり、そこからも美しい海岸線を望める。
また枯れたあやめの株は半端な数ではない。咲いたところを是非見てみたいものだが、咲くのは6月末だそうな。
ほどなく厚岸に到着。ちょうど牡蠣祭りが開催されていた。そこでちょっと寄り道。屋台が並び、食欲を誘う良い臭いが漂っている。牡蠣をはじめいろいろなものが売られ、すぐそばの公園ではシートを広げてお弁当を食べたり大宴会をしている家族連れやグループで大賑わい。我々はシートも持っていないし・・・年寄り二人だけだし・・・ドライブ中ではお酒も飲めないし・・・。
そこで道の駅厚岸グルメパークのレストランで牡蠣フライと牡蠣弁当の昼食。まあ、名物ですから・・・。
釧路市内へ入ったのは2時過ぎ。そこで細岡展望台へ釧路湿原を見に行くことにした。駐車場からさらに登り、展望台のすぐそばまで車で行ける。駐車場はないが比較的広い道路で駐車は可能だが、やはりこれはマナー違反? 何分足が悪いばあさんを乗せているものですから・・・。
目の前に美しい草紅葉の釧路湿原が広がっていた。遠くに見える雌阿寒岳の頂には真っ白な雪。だが、雄阿寒岳に雪は見られない。釧路川の水が溢れ、まるで沼のようになっている。どちらも台風がもたらしたものだろう。
ワイド写真
帰り道、釧網線の踏み切りの手前にある駐車場にちょうど釧路川を下ってきたボートが到着。優雅だね〜。
ここがボートの発着場らしい。このボートに乗ってみたいが、チョー怖がりなばあさんのこと。乗る訳無いっか。でも気持ち良さそうじゃん。なんとかならない?
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