旅 日 記


旭川&釧路 ロングステイ


支笏湖 2009年10月14日(水)


 いよいよ釧路を脱出、いや、離れる日が来た。先日の雪騒ぎではどうなることやら・・・と気をもんでいたから脱出・・・と言うのも大げさなことではない? しかし峠道はいろいろあるから、やはり大げさ・・・かな?

 これから函館を目指す。津軽海峡フェリーで帰る予定をしているし、またいろいろ観光するところも多い。とりあえず今日は支笏湖、または登別温泉までかな?


 6時に出発した。良い天気である。国道38号線で帯広へ。帯広からは車より熊のほうが多い・・・と酷評された道東自動車道を利用。その必要はなさそうだが・・・。

 これはわかっていたことなれど話のネタに・・・と走ることにしたのだが、帯広市内から音更帯広インターチェンジまでがかなり遠い。これでは国道をまっすぐ走った方がやはり早かった?

 これでは誰も利用しないはずで走っている車も数えるほどである。それでも本別まで延長されているし、まだ工事中のところも多い。ここ北海道では国道が高速道路並みだし、本当に必要なのだろうか?

 そうそう、この道東自動車道は現在トマムインターチェンジまでだが、10月24日に占冠インターチェンジまで開通するそうな。そうなれば雪の多い日勝峠を通らずに日高町まで走れる。となるとやはり高速道路も必要・・・と言うことか・・・。

 十勝清水インターチェンジをおりて国道274号線へ。いよいよ日勝峠である。だが周りは早くも冬の様相で、白樺の木などは丸裸じゃん。幸い先日の雪も消え、全く支障なく通過できたが曇り空から雨が落ちてきた。釧路ではあんなに良い天気だったのに・・・。それ一つをとっても北海道はいかに広いかと言うことだろう。

 ところがトンネルを越えると青い空が広がり、そして見事な紅葉・・・それが日高町まで続いている。石勝樹海ロードと言うそうな。

 だがこの道はそれだけでは終わらない。日高町からもまた山越えとなり、まだまだ続く。なに? 夕張の紅葉山交差点まで? 大方80Kmはある? 全てとは言わないが、そのほとんどは今が見ごろの紅葉・・・そんな森や林がお日様の光を受けて輝いている。まるで山が燃えているようだ。


 夕張からも高速道路を利用したが、やはり通行量は少ない。千歳インターチェンジで高速道路を離れ、軽い昼食後支笏湖へ向かう。支笏湖への道路も美しく紅葉している静かな道だが、こちらでは雨が降ったらしく道が濡れていた。

 その支笏湖だが、変わりやすい天候で雲が早く流れ、水面にたつ波が美しいはずの水の色を奪い、イメージしていた雰囲気は全くない。あれが恵庭岳と樽前山かな?

 湖畔道路を走ってみたが、これでは普通の湖と変わらない? 紅葉にもまだ時間はかかりそうだし、その他特に見るべきところもない? これでは遊覧船に乗っても仕方がないだろう。ならば今日の泊まりは登別温泉ににしよう。

 そこであきらめて苫小牧へ出ればよかったのにまだこの支笏湖に未練たっぷり。国道276号線で湖畔の南側を走り美笛峠へ。ところが支笏湖なんて木に隠されてほとんど見えず・・・なのにまだ懲りずに先へ進んだ。大滝村からは道道86号線で白老町まで・・・この間なんと遠いこと遠いこと・・・。


 登別温泉に到着したのは4時半。さて宿はどこにする? 観光協会へ飛び込み、紹介してもらったホテルまほろばへ。大きなホテルで洋室ツイン、朝夕バイキングで一人11800円。まあ、ここ登別ではただ泊まるだけですから・・・。

 なに? 夕食は3大ガニの食べ放題? そこでまず最初にタラバガニとズワイガニ、そして毛蟹。でもお値段がお値段ですから・・・。しかし、その他はステーキなど種類も多く、まずまずだったかな? まあ、我々は久しぶりのホテル泊まりだし、それも温泉だったからおおむね満足・・・だったかな?


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