旅 日 記


旭川&釧路 ロングステイ


朱鞠内湖&オロロンライン 2009年9月20日(日)


 ただ今シルバーウィーク真っ只中。我々も現在北海道へ旅行中・・・にもかかわらず混み合うところへ出かける気などさらさら無い。考えれてみればまことに贅沢な話である。この連休に旅をされているお方、ごめんなさい。少しばかり気がひけてはいる・・・かな?

 しかしながら・・・ここは札幌ではなく旭川だし・・・良い天気が続くようだし・・・昨日はゆっくりして疲れもとれたことだし・・・。ならばどこかへ出かけるか?


 そこで北へ向かえばそんなに混まないだろうと朱鞠内湖へ行くことにした。濃い霧に包まれた早朝の国道40号線を北上、士別町からはようやく霧も晴れた国道239号線へ。交通量はそんなに多くない。やがて沿道にはコスモスの花が現れた。コスモスロードとの標示。

 到着した朱鞠内湖はとても静かなところだが、日本の最低気温を記録したところだそうな。なに? マイナス41.2度? そう言えば最初の北海道旅行の際、アイスパビリオンで体験したことがあったっけ。

 釣りをしている人も4〜5人だろうか。のんびりとした美しい湖だが、紅葉にはまだ早く、少し中途半端? 見所はあまりない?

 いや、ありました、真っ赤な色をしてゴマをふったようなきれいなキノコ。しかしこんなに美しいのはやはり毒キノコ?

 なおも国道275号線で北を目指す。目的は・・・なに? 工房レティエのソフトクリーム? まあ、イチゴ味のソフトクリームは絶品だったけど・・・。しかしあれは夏季限定で今はないだろう。なに? それでも行く?

 この国道は車がほとんど通らない。なのに立派な国道である。北海道らしい牧場が続き、緑の芝と刈り取られた牧草ロールが並んでいる。美深からは再び国道40号線でなおも北を目指す。

 なに? 朱鞠内湖から豊富町までは170Km? ふぅ〜・・・。だがさすがに北海道の国道、青空の下、快適なドライブで全く疲れない。これならどこまでも走れる?

 ここでも豊富町から稚内方面へ無料の高速道路が部分開通。この交通量で本当に必要なんだろうか?


 工房レティエで前回お店番をされていたお嬢さん、今は子育て中だそうな。5年か・・・。そう言えば我々にもいろいろあったな〜。しかし若い人の変化はおめでたいことが多くてうらやましい限りである。

 今日はお姉さんからバトンタッチされた妹さんが作ってくれた濃厚なミルクたっぷりのジェラートに満足そうなばあさんの顔・・・。そして孫たちにお土産としてアイスクリームの贈り物。ばあさんはそれも目的だったそうな。残念ながら思っていた通り、イチゴ味のソフトクリームは終わっていた。

 帰り道、今回も大規模草地へ回り道。広〜い牧場には牛さんたちがの〜んびり。目的は前回食べなかったレストハウスでのジンギスカンである。おいしくいただき・・・さて100円で飲み放題の中ジョッキくらいあった牛乳はどうする?

 「すみませ〜ん。コップ一杯だけいただけますか〜。」

 豊富町からは国道232号線、オロロンラインで留萌を目指す。どこまでも続く海岸線のドライブ、この快適さはどうよ。

 それにしてもすごい。いかに直線道路が多いとは言え、ほとんどの車が90〜100kmで走っている。ゆっくりと景色を眺めながら60〜70Kmで走っていると、どんどん追い抜かれる始末。まあ、私はマイペースでゆっくり走るとしよう。

 そうだ。留萌の黄金岬で夕日を眺めよう・・・と待ってみたが、雲が多くて肩透かし。

 美しい夕日を見ることの難しさを実感。だがこれならまずまず? 贅沢は言えない。

 小奇麗なお店でおいしい海の幸の夕食後、ここでも無料の部分開通している高速道路と、本物で有料の高速道路を利用したが、旭川到着は8時30分になっていた。


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