旅 日 記
北九州の旅
太宰府天満宮 虹の松原 2006年3月5日(日)
ばあさんがようやく取れた4日間の連休。天気はあまり良くないようだが・・・。
「どっか花でも見に行きたいな〜。それと今年はもう一回、砺波のチューリップ祭りに行きたい。」
「チューリップやったらこの時期に咲いているとこがあったはずやで〜。そやハウステンボスや。」
そこで調べてみると今年のチューリップ祭りは3月4日からだそうな。ならばちょうどいいじゃん。そこで今回はハウステンボスを目的に九州北部を巡ることにした。
大宰府インターチェンジで高速道路を離れ、朝の7時半、太宰府天満宮に到着。巫女さんをはじめ、職員さんたちが早くも出勤し、お掃除などが始まっている。境内には大きなカメラを構えている方が4人ほど。朝日が届くのを待っているらしい。
正面の右に白梅の飛梅、そして左には見事な紅梅。しかし境内の裏手にある梅林はまだ三分咲き位だろうか? 今年はこの寒さで随分と遅れているらしい。
今日は午後から曲水の宴が催されるそうな。観客席が設置され、早くもその準備が始まっている。そう言えばテレビのニュースで何度か見たことがあったっけ。なに? 無料? それを聞いたばあさん、
「時間があったら一回見てみたいな〜。」
それって有料でもでしょうか?
次は唐津まで足を伸ばし虹の松原へ。日本三大松原の一つだそうな。あとは? 先日行った三保の松原、敦賀の気比の松原。と言うことは天橋立は入ってないの?
松林なんてあまり興味は無かったが、もう一つの目的がある。いわばついで?
行程を考える時にばあさんに聞いてみた。
「鯵とイカ、どっちを食べたい?」
「そんなん、両方に決まってるやん。」
それは愚問でした。何年夫婦をやっている? しかしそうなると少々強行日程になってしまう。だがそんなことは今に始まったことではない。
三つの中ではこの虹の松原が一番大きいかな? 松林のトンネルを車で走り、鏡山からその全貌を見渡した。あれが唐津城だろうか。
ワイド写真
もう一つの目的、それは呼子のイカ。小さな港町にまだ朝市が立っている11時過ぎに到着。食べるところが結構あるらしい。客引きをしているところ、店内がガランとしているところなど一通り走ってみたが、一軒だけ行列ができているところがある。
なに? そこへ並ぶの? イカなどどこで食べても同じだろ? でもそれがおばさま族の習性らしく、我が家のおばはんも例外ではない。いや、その際たるもの?
待つこと40分。ようやくありつけました。 「河太郎」 のイカのコース料理、一人前 2625円。
生け簀には透き通ったイカが優雅に泳いでいる。笹イカ(ヤリイカ)2杯とモンゴイカ1杯が二人前の姿造り。コリコリとしていて甘みもあり、やはりおいしい。
そしてまだ動いている頭や足をゲソ天にしてくれ、イカのシュウマイも。それにも増してご飯のおいしいこと。ここ佐賀も米どころだそうな。
伊万里は素通り。焼き物などに興味は無く、また我々には似合わないだろ?
「そんなとこより佐世保でハンバーガーやろ。」
とばあさん。やはりこの方が似合っているのが悲しい。
交番で場所を聞くとハンバーガー巡りのパンフレットまでくれた。さすが市民のためのおまわりさん? いや町をあげて盛り上げている?
そこで 「らりるれろ」 へ向かったが行列ができているじゃん。店内にはガチガチのタイガースファンらしくユニフォームなどがかけられている。20分ほど待って買ったベーコンバーガー、だがハンバーガーはハンバーガーだろ?
時間はまだ4時過ぎ。そこで展海峰まで足を伸ばしてみた。佐世保の港と九十九島が見渡せる展望台だが、あいにくの曇り空では魅力は半減?
これくらいのところなど日本には結構ありそうかな? 絶好の天気が後押しをしてくれたのなら別なんだろうが、残念ながら今日はその素晴らしい夕景を見ることができそうに無い。
今日の宿だが、是非泊まりたかったところは満室らしい。8部屋の離れしかないとなれば当然かな?
そこで口コミ情報ではなかなか良かった弓張の丘ホテルへチェックイン。一泊二食13000円。高台にある弓張展望台のすぐ下にあり、若い女性に人気がありそうな瀟洒なホテル。
佐世保の夜景を眺めながら食事ができ、部屋からも見えるその夜景と九十九島の風景が売りなんだろうが、温泉でもないし、我々にとっては普通のシティーホテルと変わりは無い?
なのに今日は天候の後押しも貰えず、食事も今一つ。その上今時ウォシュレット無しのトイレなんてあり? 最低限暖房便座だろ? 座ってその冷たさに震え上がってしまった。
長距離運転だったこともあり早々に就寝。これならビジネスホテルのほうが良かったかな?
新西海橋 野母崎 嬉野温泉 2006年3月6日(月)
ハウステンボス 雲仙温泉 2006年3月7日(火)
仁田峠 雲仙ロープウェー 普賢岳 2006年3月8日(水)
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